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2009/05/20

ツル植物をスダレ代わりに育てます

 今年も間もなく夏がやってくる。
 気が早い?
 その前に梅雨の時期だって一ヶ月あるじゃないかって?
 そう、確かにその通りなのだが、小生、今から夏が気がかりでならない。

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← サンパラソル、ウレキテスサマーブーケ、ブルーベリー、ローズジャイアント、ナスの5種類の苗を購入。ブルーベリーやナスはともかく、他は初耳の植物。


 夏の何がって、暑さである。
 エアコンは茶の間や父母の寝室にしかなく、小生の居住する部屋にはない。

 暑いだけなら窓を開けるなり、扇風機を使うなりして乗り切ればいい。

 何が辛いって、西日が当たる。直射日光が窓に当たらないのは午前中だけで、休日など、東向きの縁側には朝…まあ、午前の日光を浴びつつまどろむことができる。

 朝日は、近所の家や蔵などに阻まれて縁側にも玄関にも当たらない。太陽がやや上がったら、蔵などの屋根越しに日の光が縁側に差し込んでくる。
 が、昼に近くなると、もう日光は我が部屋の通りに面する側に当たり始め、西日が近所の家影に隠れるまで、ずっと陽光に照らされっ放しである。

 真夏ともなると、炙られているような気にさえなってしまう。
 茶の間などは父母がいる。テレビも何も父らの意向で番組が選ばれる。
 何より、音楽や読書や居眠りを楽しみたい。
 となると、自分の部屋か縁側の奥座敷(床の間)などに引っ込むしかない。

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→ 「サンパラソル」 (「サンパラソル|上手な育て方|花を育てる|花とおしゃべりON-LINE|サントリーフラワーズ」参照)

 昨年は、あれこれ悪足掻きしてみた。
 納屋や蔵にあった、埃をタップリかぶり、もう腐りかけている、傷みも相当な、蘆の、あるいは青いプラスチックの簾(すだれ)を引っ張り出して、通り側や西側の窓を覆ってみた。
 想像が付くと思うが、雨はともかく、風が吹くと、簾が揺れて、窓や窓枠などにぶつかり、煩い。
 それだけならまだしも、風に吹かれて、庇の裏などに釘止めしてた紐が外れたりして、気がつくと、簾がブランブランとだらしない恰好を世間に晒している、そんなことが何度もあった。

 今年も、四月の季節はずれの暑さの頃、早々に簾を引っ張り出して、庇や窓枠などに釘を打ちつけ、吊り下げたけれど、案の定、春の嵐めいた風にアッサリ、吹き千切られてしまった。

 四月の末、家庭用品を売る大きなショッピングセンターへ行き、広告に載っていた大きな葦(よし)の簾を買ってきた。
 長さが2メートルである。今度は庇などにぶら下げるのではなく、壁に持たれ掛けさせる。
 地面と庇の裏に突っかえ棒みたいにして固定させたわけである。
 
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← 「ウレキテス サマーブーケ」 (「【楽天市場】黄色い花のマンデビラ。小輪でよく伸びます。 花苗・人気植物・つる性【 ウレキテス サマーブーケ 】3号ポット苗:花ひろば高山」参照)

 同時に、黒い、遮光シートを買ってきた。
 園芸用の商品である。
 真っ黒なシートだが、若干の透光もある。
 幅、2メートル、長さが4メートルである。

 が、いざ、窓の外に窓を覆うように黒いシートを被せようと思ったら、躊躇われてきた。
 まるで黒めがねのやーさんみたいである。
 近所で黒いシートで窓を覆った家があったら、目立つだろうし、顰蹙を買うこと請け合いである。
 何、黒いシートの裏でいかがわしいことをやっているかと、通りすがりの誰もがいぶかしむに違いない。
 
 とうとう黒いシートは、座敷で寝転がって本を読む際の敷物に使っている。

 さらに、黒がダメなら白というわけではないが、白いカーテンを窓の内側ではなく、窓の外に吊り下げようかとも考えた。
 いっそのこと、白いカーテンを外に垂らし、日差しを外で遮ったらどうかと思い立ったわけである。

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→ 「ブルーベリー」 (「ブルーベリー栽培」参照)

 実際、部屋の中、窓の内側に白いレースのカーテンがある。
 もう、何十年も昔、吊り下げたもの。
 多分、三十年以上、昔のこと。
 これを家の中じゃなく、窓の外に垂らすのである。

 風に白いレースのカーテンが揺れて、涼やかでいいではないか!


 アイデアとしては悪くないと思うが、如何せん、レースのカーテンを外に垂らしたら、あの部屋の住人は常識がない、カーテンを窓の外に垂らすなんて、頭がどうかしていると思われるに違いない。
 スカートかワンピースの内側に着用すべきシュミーズを外に出しているようなものか?

 窓外を通りかかる人に逐一、西日が当たるんです。
 窓の外にカーテンを垂らすことで、直射日光を少しでも弱めようと懸命なんです、なんて、説明して回るってのも、難儀である。

 しかし、いざとなったら、レースのカーテンを窓外に垂らすという作戦に踏み切る覚悟は出来つつある。
 背に腹は変えられないではないか!

 いつか、窓の外側に白のカーテンが吊り下げられているのを見かけたら、あそこの家はエアコンが買えないのだ、家に知恵者が居て、情け容赦ない夏の日光を外で遮ろうと考え抜いた挙句の工夫なのだと分かってほしい。

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← 「ローズジャイアント」 (「マンデビラ・アモエナ’ローズジャイアント’」参照)

 実は、昨年もだが、ずっと密かに考えてきたことがある。
 それは、蔓性の植物を窓に這わせるというアイデアである。
 アイデアというほどのものではないが、変に簾やカーテンを施すのではなく、真昼や西日の当たる側に蔓性の植物を壁を這うように育て、天然のカーテン、天然の目隠しにしたらどうかとは、誰しも考えることではなかろうか。
 西日の当たる側には巨大な杉が何本か植えられている。
 が、悲しいかな、育ちすぎて、西日の当たる角度には、杉の幹しかない!
 杉木立は、ずっと上のほうで、屋根の上である。
 杉の木立で西日を遮っても、恩恵を受けるのは我が家の屋根や瓦である。
 その直下の住人は、陽光に炙られているしかない。
 
 今から杉か何かを植えても、一定の効果を発揮するのは十数年、先のことだろう。

 その点、蔓性の植物なら、今から植えておけば、夏前にはそこそこに育ち、窓を全てとはいかなくとも、相当程度に覆ってくれるはずである。
 しかも、見栄えがいい。
 風通しをよくしようと窓を開けても、植物の葉や茎や蔓などが目に入る。
 しかも、窓を全開にしても、幾分は目隠しにもなる。


 とういうことで、昨日、防災グッズなどを買いに行ったついでに、大枚をはたいて(といっても、とりあえず五千円ほどの投資だが)蔓性の植物各種を14本、購入してきた。
 どれが蔓性の植物か分からないので、ナス以外は店の人に薦められるままの選択で、都合、サンパラソル、ウレキテスサマーブーケ、ブルーベリー、ローズジャイアントの5種類である。
 ナスは、昨年、知り合いから購入していたのだが、今年から売ってくれないみたいで、キュウリと共に買う積もりでいたもの(生憎、キュウリの苗は売っていなかった)。

 ブルーベリーが蔓性の植物だとは、初めて知った。

 とにかく、これら各種は育ちも早く、今から育てたら、夏までにはそこそこの高さに成長するという。
 今は小さいが、ある程度、育ったら、蔓が撒きつくための棚や棒も立てる必要があろう。

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→ 大きめの鉢に植え、部屋の廊下の脇の裏庭に安置。手前3株がナス。どれも施肥し、水をたっぷりやった。育って欲しい!

 この作戦が功を奏するかどうか、分からない。
 でも、植物を育てるという楽しみがある。
 ブルーベリーは、実が成ったら生のまま食べられるというし、ナスは収穫して、漬物(浅漬け)にして食べるのは無論である。

 今年、この作戦が成功するかどうか分からない。
 でも、庭の植物たちも、梅の木も含め、昨年よりずっと生き生きしていると感じる。
 毎日、成長を見守っているし、水遣りも怠らない。
 土壌だって、入れ替えしたりして、雑草も二月から対策を行なってきたのだ。

 誰かが見ているということを、きっと植物も感じるのに違いない。
 意気に感じて、葉の艶も磨きが掛かるように思う。
 小生の期待の気持ちと日々の精進に応えて、蔓性の植物たちも、元気よく育って欲しいものである。

                                      (09/05/19 作)

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コメント

蔦類は壁や家を痛めますが、毎年掃除するなら構わないでしょう。

私も今年から貰い物の植物のプランター類をバルコニーに置くようになりました。それだけでも大分涼しい感じがします。実際、水の蒸発や酸素を出す効果で大分違いそうです。

嘗ては同じように風邪に捲くられる簾を使っていましたが今は必要なくなりました。しかし今年辺りは暑くなりのそうなので直射日光を避ける方法としては、そのバルコニーにガーデン用の日傘を導入しようかと思ってます。

投稿: pfaelzerwein | 2009/05/20 05:18

ツル植物って、朝顔じゃダメですか?(笑)
小学生の時に育てていた朝顔の種を、いまだに持っています。
かれこれ30年経つでしょうか。
久しぶりに、まいてみようかしら。
ちゃんと芽が出るか興味がありますもの。
ヒートアイランド東京は夜になっても30度です。
暑いのはイヤですね…。

投稿: 砂希 | 2009/05/20 09:01

pfaelzerweinさん

皆さん、いろいろ工夫されているのですね。
知恵を拝借させてもらいます。

我が部屋の南向きの窓(通り側)も西の窓(内庭側)もベランダがあるわけじゃないので、ガーデン用の日傘は似あわないけど、プランターの類いは、置ける。

予備知識無しで店に行ったので、言われるままにあれこれ買ったけど、ゴーヤとかもあるし、白木蓮とかがいいとかって言われて、そうかと気づきました。

当面の処置として、表の庭から二メートルほどの木を一本か二本、移し変えようかな、なんて考えてます。

投稿: やいっち | 2009/05/20 20:50

砂希さん

朝顔も、つる性の植物なんですね。
って、今更、思い出すのも恥ずかしいけど。

「小学生の時に育てていた朝顔の種を、いまだに持っています」ってのは、驚き。
何か、思い出がある?

そういった種を蒔いたら、思い入れもあって、楽しそう。
植物(の種)って、生命力が凄いから、きっと咲いてくれると思います。
蒔いて育ててみてください。

いよいよ夏(もう、梅雨の前からそんな心配)!

東京。そういえば、今朝の新聞(読売)に屋上緑化の話題が載ってました。
ビルの屋上を植物園(花壇)にする。

我が家は普通の瓦屋根だから、無理。太陽光発電も当面、予定ない。
でも、まあ、庭を一層、活用します。

夏、冬の降雪のための溶水装置があるので、夏場、お昼の暑い時間帯に一斉に散水したらどうかなって、勝手に思ってます。
東京や名古屋など、大都市で、一斉に水撒きをするようなものです。
一定の効果があったらしいし。

投稿: やいっち | 2009/05/20 21:04

サンパラソルを数年前に大枚はたいて6本購入しましたが、本来なら見事な花がつくはずなのに、プレゼントにした物3本、自宅に残した物3本も1,2個以上花が咲くこともなく、まだ2本残っていますが、毎年カイガラムシが大量につくだけ。上に延ばすやっかいなことになる可能性がありますよ。とつい未だに花を咲かせないで手を焼かせる花にじれていていらぬお節介です。
ブルーベリーはブッシュだと思いますが、蔓って?ミニトマト(お薦めはアイコ)は2メートルくらいになりますし、蔓性のナタマメも大きく伸び、しかもおいしい。葉も茂りますし。私は食べられる緑のすだれがいいな。花なら、クレマチスが冬の間枯れていて、毎年春先から蔓を伸ばすのできれいですよ。とげもないですし。
いずれにせよ楽しみですね。

投稿: さなえ | 2009/05/21 06:25

さなえさん

サンパラソルにてこずってきたようですね。
そうですか、そんなに手ごわい(デリケートな)植物なんですか。
となると、小生の手には負えないか。
ま、試しでやってみます。

食べられるツル性の植物、ミニトマトもナタマメも楽しそう。
西側の廊下は手元にあるだけじゃ、足りないので、楽しみ半分で買い足すかな。

調べてみたら、「クレマチスには大きく分けて、つるを残し越冬する旧枝咲き(モンタナ系、パテンス系など)や新旧両枝咲き(フロリダ系、ラヌギノーサ系など)と地上部が枯れ翌年に新枝を伸ばす新枝咲き(ビチセラ系、ジャックマニー系など)がある」とか。

なるほど、これも魅力的。

目移りするなー。

投稿: やいっち | 2009/05/21 21:51

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