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2009/04/04

4月4日は「あんぱんの日」

 今日、4月4日は「あんぱんの日」だという。
 今日は、ほかに「トランスジェンダーの日」とか「沖縄県誕生の日」「交通反戦デー」「ピアノ調律の日」「ヨーヨーの日」「獅子の日」「おかまの日」と、いろいろある:
4月4日 今日は何の日~毎日が記念日~

Beanjambun

← 「あんパン」 (画像は、「あんパン - Wikipedia」より)

 それぞれに謂れがあるのだろうし、意義も多少は想像が付かなくもないが、「獅子の日」なんて、どういう意味のある日なのか、見当が付かない。
「「し(4)し(4)」の語呂合せ」という理屈は分かるのだが、ライオンを愛でる日なのだろうか。
 それとも、日本にライオンが初めてやってきた日?

「トランスジェンダーの日」は、「1999(平成11)年2月に性同一性障害者の自助グループ・TSとTGを支える人々の会が制定」とかで、「「男と女」だけではとらえきれない性の多様性について、広く社会的な理解を深める日」というが、同じ日に、「おかまの日」があるなーとは、小生だって気がつくし、気になる。
「「おかまの日」と言われていた日をそのまま「トランスジェンダーの日」としたことにより、「おかま=トランスジェンダー」という誤った認識がなされる恐れがあることから、当事者の間で日附を変更もしくは廃止すべきという声が上がっている」というのも、当然なのか、それとも、認識が足りないのか。

 さておき、今日が「あんぱんの日」とは、これ如何。
 駄洒落好きの小生がどう語呂合わせを試みても、4月4日から「あんぱん」には結びつかない。
 ふと、小生のカビ付いた脳裡を「シュシュ」という音が過(よ)ぎった。
 そう、フランス語に堪能な方、あるいはそうでなくとも、ケーキ(屋さん)に目のない方ならピンと来るやもしれない。
 「「し(4)し(4)」 → シュシュ → chouchou といった連想が働いたのである。
chouchou はフランス語の子供言葉で「お気に入り!」の意味だそうな。

 で、chouchou(お気に入りのお菓子)  → シュシュ! と破裂でパン → アンパンと話を収拾させたかったが、ちょっと道は険しい。


 調べてみたら、4月4日から「あんぱん」へ、駄洒落ルートで登攀するのが困難なのも、当然であった。
 語呂などに引っ掛けたのではなく、ちゃんとした経緯(いきさつ)があっての、由緒ある日なのである。

 というわけで(?)、今日は、嘗ては小生の好物であった「あんぱん(の日)」を扱う(アン抜きというか、例によって中味のない雑文になるだろうが)。

あんパン - Wikipedia」によると、「あんパン(餡パン)は、菓子パンの一種で、中に餡が入っていることを特徴とする」という。
 で、4月4日との関係は、というと:
「木村屋(現・木村屋總本店)創業者であり茨城県出身の元士族・木村安兵衛とその次男の木村英三郎が考案し、1874年に銀座の店で売り出したところ好評を博したとされる。翌年、山岡鉄舟を通して明治天皇にも献上された。これが新聞や口伝で広まり、あんパンと共に木村屋の全国的な知名度も上がった」とのことで、「1875(明治8)年、明治天皇が水戸邸の下屋敷を訪れる際に、木村屋のあんぱんが出された」のが4月4日だそうである。

 但し、「元祖木村屋のあんパンは、パン酵母(ホップを用いたもの)の代わりに、酒饅頭と同様に日本酒酵母を含む酒種(酒母、麹に酵母を繁殖させたもの)を使い、中心の窪みに桜の塩漬けを入れており、パンでありながらも和菓子の部類に入れても良いようなものである」ということで、我々が食すようなアンパンとは趣を異にするようだ。

Ginza_kimuraya_bread

→ 「木村屋總本店」 東京で30年ほど暮らした小生だが、生憎、由緒ある木村屋總本店へは、上京して間もない頃に、一度だけ友人たちに連れられて入ったことがあるだけだ。 (画像は、「あんパン - Wikipedia」より)

 上で、嘗てはと書いたが、贅沢に馴れ、口が奢ってしまって、この頃はあんぱんはあまり買わない。そこにあったら、空腹なら食べるが、パン屋さんでわざわざ買い求めることは、年に数えるほどである。
 最近は、コロネパンやジャムパン、ウエハースパン、バタークリームパンなどに嗜好が移っているようである。
 アンパンを買うくらいなら、大福やら五平餅やら黄な粉モチ(饅頭)を選ぶ傾向にある。
 どうしてもアンパン、ということなら、白あんのアンパンを選ぶ。

 随分と口が奢ったものだと、我ながらつくづくと思う。
 その昔、中学校(母校)の近くにパン工場があって、コッペパンが美味しかった。
 当然、中には餡子も入っていないし、外に何も塗ってない。
 食パンにしてもそうだが、パン粉を膨らませただけのパンなのだが、出来立てということもあり、風味があって、当時はお袋の味に辟易しているという(今から思えば贅沢の極み)事情もあって、ご飯以外の、特に外食が楽しみだったのだ。
 学校帰りの買い食いは何よりの楽しみでもあった。
 総菜屋さんでコロッケやハムカツなどを買い食いしたっけ

 パンだと、買い食いに限らず、ハムコロッケパン。三色パン。そして、アンパンなどを買って、お八つ代わりに食べたものだ。

 美味しいアンパンを食べた記憶があるが、悲しいことに何処で買って食べたパンなのか、覚えていない。

 アンパンに限らず、パンに絡む思い出はあれこれある。
 一時期は(といっても数年に渡るが)、昼食(朝食を兼ねていた)は、トーストした食パンにバターかマーガリンを塗って、経済的に余裕があったら、そこにハムを挟む。夏なら冷たい牛乳、冬なら温めた牛乳をカップに一杯、添えて…というパターンが続いたり、時期によって凝りようが違っていた。

2009_0401071003tonai0017

← そろそろ夕暮れになろうかという刻限の町の佇まい。何故か郷愁の念に襲われてしまった。

 父母が好まないこともあり、主食ではパンは食べないが、お八つ代わりにはほぼ毎日、今もパン食が続いている。
 その内、機会を設け、パン(食)に絡む話題を書いてみたい。

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