今日はエイプリル・フールです!
「エイプリル・フール」は、日本語では「万愚節」と言われることがある。
どうやら中国での訳語が日本に入った気味がある。
中国では他に、「衆愚節」といった訳語もあるらしい。
但し、この場合は、「All Fool's Day」を直訳したのだろう。
中国にしては、芸のない訳だ。
江戸時代、「不義理の日」と称していたという説もある。
この日は、嘘を付いてもいいんじゃなく、浮気をしてもいい日だったのだろうか。
借金を帳消しに出来る日だったとか(尤も、翌日には帳面の記載が元に戻るらしいから、喜びも春の夢と儚く消えたようだけど)。
「万愚節(All Fool's Day)」の対語は、11月1日の「All Saint's Day(万聖節)」だとか。
「April Fools' Day」は万愚節」だけど、「April fool」となると、「今日、嘘に引っかかった人のこと」だとか。
ああ、そんな情けない奴にだけはなりたくない。
ただ、言えることは、嘘をつけるのは人間だけだということ。
犬や猿や猫は失敗はしても、嘘はつかない。
だから、嘘をつくって、いかにもヒューマンなことなのだ。
嘘吐きは泥棒の始まりというけれど、嘘をつけるってことは、人間に創造する能力があるってことの証明でもある!
でも、嘘はいけない。
なかなかきわどい、難しい娑婆に我々人間は生きている。
唯一、堂々と許される嘘は、だから童話や小説や芝居など、作り物の世界なのだ。
だから、我輩も創作が好きなのだ。
→ お昼の「笑っていいとも」に小池栄子さんが登場。テレビ画像をデジカメで撮ってみたけど、うまく撮れなくてゴメンね。
[ジャーン!! 結論]:
嘘のない世の中であってほしい…。けれど、嘘のない社会が実現した暁には、この世は消滅しているのかもしれない。
少なくとも人間という種族の社会は。
……なんて、偉そうなことは、エブリデー・フールの小生が言うようなことじゃないね。
以上は、下記からの抜粋です(…というのは嘘):
「壺中山紫庵 万愚節(ばんぐせつ)」
信じてクリックした人は、救われますよ。一日くらいは!
(この日記は4月1日に某所で書いたもの。この日記の内容の真偽について、書き手たる小生自身、一切、確かめておりません。)
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