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2009/03/28

キャベツの花を咲かせよう ? !

[この日記を書いて、不安になったので、今朝、改めて畑に行ってみた。案の定だった。キャベツの花じゃなくて、白菜の花だった:「白菜の花
 要するに、昨年の九月末に植えた白菜の苗が、育ったはいいけど、そのまま放置され、やがていつしか収穫の時期を過ぎ、薹が立って、花が咲き始めた白菜というわけである。
 セイヨウカラシナかセイヨウアブラナという話も。
 表題を変えようかとも考えたが、恥をさらす意味もあり、変えないことにした。(09/03/28記)]

 昨日は、春の甲子園に向けての我が富山県の代表校・富山商業が沖縄の興南に延長で勝って、39年ぶりの選抜での勝利を得たという朗報が富山を賑わした。
 富山にパッと花が咲いたということで、花の話題を今日は書きたい。

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← 遠目には菜の花畑に見える…。

キャベツの花を咲かせよう ? !

 先日来、畑に黄色い花が咲き出している。
 一見すると菜の花のよう。
 遠目には、菜の花畑に見えたりする。

 が、小生は菜の花の種など蒔いた覚えはない。

 畑には、過日は水仙の花を植えたが、もう涸れている。
 昨年だったか植えたムスカリが、いかにも小生の(人間性を物語る畑)らしく、つつましやかに咲いている。
 近所の方の話では、畑に栄養が足りないから、ひょろひょろした、地べたを這うような茎や花が咲くらしい。
 家の中のことにかまけているうちに、庭や畑のことがおろそかになる。
 一人で全部をケアするなんて、土台、無理な話なのか。
 でも、工夫の余地もありそう。相談する人が居ないので、やり方が分からないのだ。

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→ 昨年、種を植えておいたムスカリが、つつましやかに咲き始めている。咲いてくれて、ありがとう!

 話を黄色い花に戻す。
 その花は、キャベツに咲いている。
 昨年、白菜やキャベツを植えたのだけど、一切、収穫しないまま、放置していた。
 時折は見回りに来たけど、やはり栄養となるものを何も与えていないし、ほったらかしなので、葉っぱはそれなりに育っているけど、鳥たち(それとも何かの虫たち)に喰い散らかされ、葉っぱに穴が一杯、空いている。
 
 そんな悲惨な状態のキャベツや白菜を知りつつも、収穫を諦めた時点で早々と、あっさり放棄、放置。

 それが今月の半ば頃だったか、見回りにきたら、目の覚めるような黄色い小花が咲き誇っている。
 それも、よそ様の畑なら分かるが、我が畑で。

 菜の花?
 風で種が飛んできた?
 あるいは去年は、一昨年、父が除草剤を撒き過ぎて失敗したと言っていたから、花たちも咲けなかったのが、今年になってやっと除草剤の弊害も和らぎ、本来は咲くはずだった菜の花が咲き始めたのか。
 畑には、他に除虫菊なども植えられていたのだが、これは昨年、まだ青い芽が出始めた頃、雑草と思い込んだ小生が根こそぎ毟り取ってしまった。
 愚息の蛮行を父母が歎いたのは言うまでもない。

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← 間近で見ても、キャベツの花なのか、キャベツの玉を突き破って菜の花が咲いているのか判断が付かない。

 さて、その黄色い小花のほうへ近付くと、どうやらキャベツのど真ん中から咲いているように見える。
 キャベツの玉が見事に開き、その真ん中から茎が伸びだし、その先に黄色の小花が可憐に咲いている。

 うむ、キャベツに花が咲いたのか…。
 その黄色の鮮やかさに感心していると、近所の方が曰く、○▲□の花だと教えてくれる。
 が、小生のこと、名前のことなどすぐに忘れてしまった。
 ネットで調べてみたら、正式名称かどうか分からないが、キャベツの花と(も)呼ぶらしい。
 菜の花もキャベツも、アブラナ科の仲間だとか。

 それにしても、ムスカリは3月の季語だし、キャベツは6月の季語のようだからいいとして、キャベツの花の季語はいつなのだろう。やはり、春の季語なのだろうか。

 と、ここまで書いてきて、ふと、思い出すことがあった。
 冒頭近くにも書いたのだが、キャベツだけじゃない、白菜も植えたはずである。
 白菜も、植えっぱなしで一切、面倒も見なければ収穫もしてない。
 やはり放棄、放置している。

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→ 近所の方にキャベツの花じゃないですか、と言われて、ああ、そうなのかと、やっと理解できた? 痩せた土壌の我が畑によくぞこんな可憐な花が咲いてくれたものだ。感動した!

 もしかしてキャベツじゃなく、白菜から咲いているという可能性があるのでは…。

 そう、小生、白菜とキャベツとをどういう列に植えたのか、覚えていない。

 まあ、見る人が見れば、いくらヘタッテいるとはいえ、白菜とキャベツくらいは区別できそうなものだが、少なくとも小生には識別については自信がない。
 情けないことである。

 ネットで調べてみた。
キャベツ」(ホームページ:「北信州の道草図鑑」)なる頁を覗かせてもらう。

 見事な写真(画像)の下に、「育ち過ぎて薹が立ち、アブラナ科特有の黄色い花が咲いています」とある。
 まさしく、これだ。そうか、「育ち過ぎて薹が立」って、「アブラナ科特有の黄色い花が咲いて」しまったのか!

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← 「KNB NEWS|KNB WEB 選抜、富商2-0で初戦突破 (画像は、テレビニュースより)
 選抜高校野球大会の1回戦で26日、富山商業高校は沖縄県の興南高校に延長戦の末、2対0で勝ち、センバツでは39年ぶりとなる勝利で1回戦突破を果たしました。
 富山商業はエースの村上投手が打たせて取るピッチングで9回までに興南打線を散発の4安打、無失点に抑えます。
(中略)
 試合が動いたのは10回表、富山商業は2アウトながらランナー2、3塁のチャンスに9番・馬渕選手がセンター前に2点タイムリーヒットを放ち、ついに均衡を破ります。

 しかーし!
「原産は地中海沿岸で、日本には18世紀の初めにオランダ人が持ち込み、観賞用に珍重され」たのであって、「食用に生産されるようになったのは明治になってから」というではないか。
 ってことは、小生は思いがけず、観賞用というキャベツの花本来の用途を今、我が畑で実現させているわけである!

 こうなったら、来年もキャベツの花を咲かせよう ? !
(冒頭にも訂正の注釈を入れたが、話題の野菜は、キャベツじゃなく、白菜でした。(09/04/25 追記))

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コメント

すみません。

記事の菜の花めいた花の咲いている野菜は、キャベツじゃなく、白菜でした!

投稿: やいっち | 2009/04/25 20:07

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