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2009/01/07

年初から無職となりました!

 年初から無職になってしまった。
 もともと何処の会社の正社員というわけではなかったのだが、それでも、アルバイト先はあった。
 そのバイト先を年初になって失ったのである。

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→ 七日朝、近所の畑にて。

 別に首になったわけではない。
 仕事や会社の社長との折り合いというか相性が悪く、自分から辞めることを申し出たのである。

 帰郷して間もない三月初めから昨年末まで約十ヶ月間、働かせてもらったのだ。夜の仕事で、その日は、夕方から仕事に向かうと思うだけで憂鬱でたまらなかった。
 仕事がプレッシャーになっていた。

 昨年二月末に帰郷したのだが、七月にたまには銭湯もいいだろうと、草むしりに数ヶ月間頑張った自分への褒美の意味もあって、近くの古馴染みの銭湯へ(温泉はさすがに無理)。
 何年ぶりの銭湯…いや、そもそも入浴自体、数年ぶり!

 その銭湯で体重を測ったら、70㌔を若干、超えている程度だった。
 帰郷した当時は…、少なくとも帰郷する直前までは体重は80㌔を超えていたのだから、10㌔減ったことになる。
 これは驚きだった。ダイエットの類は何もしていないのに、病気になったわけでもないのに(自覚症状がない病気という可能性も皆無というわけではないが)、たった五ヶ月で10㌔も体重が減るなんて!

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← ねえ、こっち向いて! …もしかして、こっちを見てる?

 表向きは、そしてこのブログでも、体重が減ったのは、春先からのほぼ毎日の雑草との格闘や木々の剪定、買物、家事、そして、生活は規則正しいとは到底、言えないとしても、少なくとも三度の食事は毎日、決まった時間に摂るし、食事の内容だって父母と同じなので、ほとんど精進料理に近い。

 要するに、東京での一人暮らしと比べて健康的な暮らしに近いのは歴然で、体重が減ったのは、そのせいだと言うことにしていた(上述したように病気の可能性も脳裏にはちらつきつつも)。

 が、内心は全く別のことを思っていた。
 仕事が小生にはとんでもなく重苦しいものなのだった。
 仕事が夜に待っていると思うだけで、神経が磨り減るような沈鬱な気分になり、滅入ってしまうのだった。

 誤解されないように書いておくと、仕事は、車関係(運転代行業)で、世間的な評価はともかく、自分では社会的意義のある立派な仕事だと思っていたし、辞める事にした今もそう思っている。
 ただ、自分には合わないだけのことである。
 特に人間関係が。
 …思った以上に小生って、人間が苦手なんだと思い知らされた!

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→ こっちは向いてくれないけど、背中だから羽などの模様や色が分かる。

 東京で12年間余り、タクシードライバーとして頑張ってきた。
 アルバイトもその経験が生きるはずだった。
 でも、全く通用しなかった。小生の経験など生きなかったし通用しなかった。
(帰郷してタクシードライバーという仕事を選ばなかったのは、家庭の事情でフルタイムの仕事が現実的に難しいからである。)
 どう合わないかは、どんな理由で通用しなかったのかについては、稿を改めて書く(かもしれない)。
 
 当日の夜、その仕事があると思うだけで一日中、神経が苛立っていた。
 食事をしていても、食べ物が消化されるように思えなかった。
 食べ物が胃を腸を素通りするような感覚が常にあった。
 内臓が食事内容を拒否するような感覚に悩まされていたのだった。

 要は、栄養も何も体が受け付けない、そんな風に感じていたのである。
 正直、その仕事で働くのが辛かった。
 毎日が憂鬱で憂鬱でならかなった。
 アルバイトは週に三日か四日で、毎日ではないのだが、当日どころか、明日はバイトがあると思うだけで神経が磨り減るようなほどに惨めな気分だった。

 そのことを誰に打ち明けることもできなかった。

 なので、(多少なりともダイエットや運動をしているのならともかく)体重の予想外の激痩せは、自分では仕事のせいだと感じていたのである。

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← 今度は、真正面を! って願ってたら、飛び去っちゃった!

 但し、客観的なデータがあるわけじゃなし、自分でそう感じていたというだけである。
 実際はどうなのか。体重が五ヶ月で十キロも減るメカニズムや真の原因は何処にあるのか、真相は分かっていないと言うべきだろう。

 御陰で食事をしていても何をしてても(いや、そもそも何もやる気が怒らなかったのだが)気が気でないという情けない状態からは脱することができた。
 
 …でも、無職となった。
 なけなしのアルバイトさえ失ってしまった。

 これからどうしたものか。
 とにかく職探しである!

                              (09/01/06 夜半過ぎ作)

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コメント

それだけストレスが溜まり圧迫感があるということは、やはり仕事が合ってなかったんですね。まあ、スリムになっただけ良かったじゃないですか。
弥一氏に適職が見つかりますよう祈ってます。

投稿: ゲイリー | 2009/01/07 22:48

ゲイリーさん

仕事との相性が急激な体重減の主因だったとしたら、今後、ストレスが減った分、これから体重が増えるかも。

今後の体重の変動に注目、です!

適職…は難しそう。
辞めた仕事でのことで思いっきり自信喪失です。

ま、ボチボチ…ってわけにはいかないぞー。

投稿: やいっち | 2009/01/08 02:43

やいっちさんこんばんは遅ればせながら、今年も宜しくお願い致します。
ご自分に合わないご職業では大変な苦痛でしたね。いつもアルバイトって、夜から大変だなと思っていました。私も仕事を探さなくてはなりません。世の中、生きることって大変だなと感じている人ばかりなんでしょうね。御両親のこと、ご自身のこと、私よりずっと御苦労なさっているんですね。
 話は変わりますが最近、私、夢魔に悩まされています。

投稿: ピッピ | 2009/01/11 01:16

ピッピさん

こちらこそ、どうぞ、今年もよろしくお願いします。

遅れましたけど、誕生日、おめでとうございます!


小生など苦労してません。
むしろ、自分の融通の効かない、貧しい人間性に今更ながら戸惑っているってほうが大きいかも。

それはそうと、夢魔に悩まされているって、どういうことなのか気になります。

投稿: やいっち | 2009/01/11 09:41

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