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2009/01/29

「少年マガジンとボクの黄金時代」へ

 あるブログ(「「少年マガジンの黄金時代」|月灯りの舞」)を覗いたら、『少年マガジンの黄金時代 特集・記事と大伴昌司の世界』(編者: 週刊少年マガジン編集部)なる新書版の本が紹介されていた。

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→ 昨日(27日)の朝、霜が降りていた。その前夜は星の瞬きも凄みがあった。冬の富山でこんな星の夜を愛でることができるとは。

 今回は、拙稿では、本書に所収となっている下記の一連の企画で「少年マガジン」の特集でペン画を掲げた南村喬之(みなみむらたかし)の作品を列挙してみた。
南村喬之 ペン画名作集
企画/構成 大伴昌司

 但し、画像は、本書のものを小生がデジカメ撮影したもの。原画の雰囲気はもとより本書掲載のペン画にもはるかに及ばない画像となっている。
 ネットでは、怪獣物の本(既に品切れ)関係の画像以外に南村喬之の作品(ペン画)は見つけられなかった。
 画像に付した説明は、本書からそのまま転記してみた。

 南村喬之については、「南村喬之とは - はてなキーワード」以外にはネット上では、これを超える情報を見出せなかった:

画家。大正8年福島県生まれ。60年代後半から70年代の初めにかけて、怪獣を迫力ある筆致で描いた。また、挿絵画家としても活躍。
日本通信美術学校で挿絵を学ぶ。
昭和15年、従軍し、敗戦後はシベリアに3年抑留。
戦後は、絵物語、漫画、挿絵画などを描く。
昭和40年代には、大伴昌司と組んで「少年マガジン」の大図解の仕事を数多く手がけた。
そして、大伴との縁で怪獣画を大量に書くようになる。その成果は「咆哮の世紀 南村喬之怪獣画集」にまとめられている。

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← 同日、我が部屋の窓から撮った日没直前の光景。夕焼けを追いたかったなー。

 それにしても、絵(のタッチ)が懐かしい。
 おどろおどろしい世界に痺れる思いをしたものだった。

 では、本編「少年マガジンとボクの黄金時代」へ。

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