今日は外出三昧? ! 「猫! そして幻のポインセチア」篇
「今日は外出三昧? !」(08/12/01付けの日記より)
「猫ちゃん! そして幻のポインセチア」篇
→ ポートラムの雄姿。昼間、見るのは久しぶりだね。遥かに冠雪し始めた立山連峰が。
午後、テレビを少々見てから、午前の買物では買いきれなかったものがあるので、またスーパーへ。
そもそも、午前中には夕食の分も翌日の朝食の分も買えなかったのだ。
ただ、届け物があったので、スーパーへ向かう前に、知り合いの家へ。
その方には、母の入院時、いろいろお世話になったので、普段なら我が家に荷物を取りに来てくれるのだが、今日は、小生が持参。
お世話になったお礼の意味を籠めて、挨拶するという用件もあったが、実は他にも目的があった。
それは、猫!
この春、その方の家に迷い猫が来たってことは、以前、このブログにも書いた(「富山スポーツ情報あれこれ」や「土を喰う…白菜の苗を植えた」を参照)。
その猫ちゃんたちに会うのが楽しみだったのだ。
← 知り合いの家で飼われている猫たち。
春先に迷い込んできた雌猫は、未だ若いのに既に妊娠していたようで(というか、妊娠しているので捨てられたらしい)、春の終わりには子猫を六匹、生んだ。
その内の何匹かは貰われていったらしいが、まだ、知り合いの家には親の雌猫と子猫たちが数匹、飼われている。
随分と可愛がってもらっているようで、人懐っこい。
体も、親猫と子猫たちとは、図体だけでは見分けがつかない。
→ 目と目が合って…。じゃなく、実はデジカメのファインダーを覗き込んでいる!
小生は、挨拶しようと思っていた方が不在だったこともあり、猫達としばし戯れていた。
楽しい。
手の平で、指で、そのうち、持参していたデジカメで、あるいは紙などで猫にちょっかいを出すと、好奇心旺盛な猫達は、夢中で且つ真剣に遊んでくれる。
用件を済ませ、スーパーへ。
父母の食事には頭を悩ます。
それぞれに好みが違うし、内容も日々、変えないといけない。
小生が食事の世話をするようになって気づいたことは、父母も案外と好き嫌いがあるってこと。
子供の頃は小生は好き嫌いがあって、親を困らせたようだが、親の嫌いなものは出さないわけで、食卓に並ぶものは父母は残さないが、それは当然なのだった!
← なんて無邪気で円(つぶ)らな瞳なんだろう!
スーパーを出ようとしたら、スーパーに併設されているお花屋さんが目に付いた。
母が退院したので、退院を祝う意味で、何か目出度い花を買おうと思い立った。
母は庭にも畑にも出ないので、茶の間の出窓か玄関か、とにかく室内でもOKな観葉植物を物色。
あれこれ迷ったが、室内でも大丈夫ということで、ポインセチアを選んだ。
母は眼が弱いので、真っ赤なポインセチア。
これなら、出窓に置けば、部屋だって気分だって明るくなる!
→ あとしばしで日没のときを迎える。
スーパーを出ると、もう、日が傾いている。快晴なので、夕焼けが見られそう。
立山連峰など、北アルプスの峰峰も夕日に染まっている。
富山市のほとんどの市街地でも、建物で死角にならない限り、連峰を愛でることができる。
市内を徒歩で、自転車で、車で、路面電車で移動すると、今の時期からは至る所で(方角は、市内からだと東を向けば、だが)、巨大な白銀の屏風を拝めるのである。
天気がいいということで、小生、デジカメを持参している。
スーパーからの帰り、道路沿いの駐車場や田圃、畑など、ポカッと空いたところから山並みが垣間見えるたびにデジカメで撮影。
何度目の撮影を試みた時だったろうか、ふと見るとポインセチアがない!
花屋さんの店員さんに、わざわざビニールの袋に詰めてもらったポインセチア。
最初は右手にぶら下げていたのだが、その内、デジカメ撮影に夢中になり、手で持っていると撮影の邪魔、ということで、自転車の右ハンドルグリップに引っ掛けておいた。
撮影しない時もそのままだったのが拙かったようで、気がついたら、ポインセチアがないのだ。
← 冠雪の立山連峰。富山市の市街地だと、大概の場所から垣間見られる。
すぐに引き帰す。
スーパーを出て、最初に撮影した時点ではあったのは、覚えている。
なくなっている(落ちてしまった)ことに気づくまでは、ほんの数分。
景色を眺めながらゆっくり走ったので、走行距離としてはそんなに長くない。
…けれど、見つからない。
信じられない。あれだけの短い時間、短い距離の間で、もう拾われた(持っていかれた)だなんて!
小生、ガッカリである。
ペダルを漕ぐ脚も重い。
しかも、我が家の近所の公園は絶好の夕焼け撮影スポットなのだが、落としたポインセチアを探した時間というロスタイムのため、肝心の夕焼け撮影タイムをミスってしまった。
なんだか、何もかもが間が悪い。
→ 白銀の巨大な屏風は、どれほど見ても見飽きない。
帰宅して、家に入ろうとしたら、我が家の庭の落ち葉が凄いことに気づいた。
土曜日、そして日曜日から今朝にかけて、風が強かったし、雨もしとどに降ったので、随分と枯葉が散ってしまったのだ。
庭も裏庭も畑も、家の玄関付近にも、どこもかしこも黄色や赤の落ち葉で一杯である。
ポインセチアを紛失した忌々しさがあったので、ストレス発散のため、というわけではないが、竹箒を持ち出し、三十分ほど、庭などを掃き掃除。
落ち葉の小山が四つほど、あっという間に出来てしまった。
そんなこんなで、所用が片付いたら、もう夕刻の五時。
空を見上げたら明るさも残っているけれど、家の中に入ると真っ暗。
父母は寝室。
寝室も真っ暗。
二人とも寝ているようだ。
茶の間から外を見ると、やはり真っ暗。
カーテンを閉め、部屋の明かりを灯し、暖房を入れる。
← 一日の終わり…。小生の部屋の窓を小さく開けて、日没を見守る。明日もまた、恙無く一日を過ごせますように。
小生、一人、郵便物などがないか確かめ、買物の品物を整理し、茶の間の食器類を片付け、座卓を拭き、お茶の準備をし、ご飯を確かめ、薬を用意し、味噌汁を作り…、などなど雑用をこなしていく。
父母を迎える態勢が整ったことだし、やっと少し、本を読めるかな…と思ったら、夕方六時前である。
父母がそろそろ茶の間に出てくる時間。
さあ、今日も夜が始まったのだ。
(08/12/01作)
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コメント
富山は山から降りて来て知っているのですが下から山を見た事はないです。富山から真東には後ろ立山連峰でその右側は何処まで見えるのかなと考えてます。展望台かどこかに見える山並みの地図がついてませんか?
投稿: pfaelzerwein | 2008/12/04 06:31
pfaelzerwein さん
ご意向に沿えるかどうか、たとえば下記など:
「富山市内から見る立山連峰」
http://haya-102.blog.ocn.ne.jp/walking/2007/11/post_83d8.html
「呉羽山展望台で立山連峰を見る」
http://starlight.la.coocan.jp/blog/2008/02/post-296.html
「呉羽山から剱立山」
http://pinus.cocolog-nifty.com/densyareki/2006/05/post_16f7.html
余談ですが、買物帰りに、せっかく買ったポインセチアを落としてしまったのですが、今日午前、スーパーへ行った際、もう一度、買ってきました。
退院祝いだから、意地でも買いたかった。
投稿: やいっち | 2008/12/04 13:38
ご苦労様です。
拝見してて主婦としては、気が重くなるほどの用事だなぁ
と思います。それでも撮影し、文を書き。。すごいです。
立山連峰が見えるというのは、良いですね~
私も大きな景色が見たくなる時があります。
投稿: ちゃり | 2008/12/05 00:00
ちゃりさん
母は、病院での検査や加療が良かったようで、自宅でも容態は安定しています。
随分と愚痴っぽいけど、それだけ元気ってことかな。
今日、木曜日はケアマネージャーの方が来られ、いろいろ話や状況を聞かれたし、こちらも質問しました。
少しでも状況をよくする可能性があるなら、試みたいと思っています。
立山や剣岳の連峰が、晴れた日には見えます。
富山市の市街地のかなりの場所から(建物などの死角にならないかぎり)拝める!
ちゃりさんのお住まい場所からはどんな風景が見えるのでしょうか。
投稿: やいっち | 2008/12/05 02:48
大変参考になりました。本当はじっくりと対象山域を歩いていれば自信をもって特定できるのですが、当時はあまり広い目をもっていなかったので致し方ありません。
最初の写真は南側よりの遠望と思います。薬師岳周辺と認知しました。後の方は左に剣岳でその左側にチンネと呼ばれる岩峰が確認出来ます。右へと前峰も見え立山の方へと落ちて行ってます。そして雄山を越えて薬師岳へと繋がるのですね。
麓までの便が悪いので遠く感じましたが意外に近い感じがしました。やはり地元に住んでいないとその辺りの感覚はつかめません。因みに立山雄山は登山されましたか?北陸では学校行事などになっていると聞いた事があります。
投稿: pfaelzerwein | 2008/12/05 02:59
pfaelzerweinさん
さすがに山登り(も)されるだけあって、ここの山々の名称にも気配りされる。
本当なら小生が、アバウトなままに画像を示すだけじゃ、不親切なんだけど。
小生の父は結構、夏山などは登ったらしいのですが、小生はあまり上っていません。
但し、立山は学生時代、夏、友人らと登ったことがあって、雷鳥も足元に見ました。
立山黒部ルートは、定番で、小生も二度ほどツアーで。
一度は家族(近親者)で黒部ダムも含めてバスツアー。
まあ、小生の山はこんな程度です。
麓から遥かに山を、あるいはpfaelzerweinさんを見上げている!
投稿: やいっち | 2008/12/05 10:52