インフルエンザ流行レベルマップ
鳥インフルエンザウイルスのヒト型への変異が取り沙汰されている。
テレビでもラジオでも、新聞や雑誌などでも、この関連の話題をしばしば目にするようになっている。
いつ、鳥からヒトへが、ヒトからヒトへの空気感染、つまりは(結果的に)爆発的感染という事態が生じるか予断を許さない状況にあるというのだ。
最悪、スペインかぜ規模の被害が発生する可能性もあるとか:
「スペインかぜ - Wikipedia」
「国立感染症研究所 感染症情報センター」の「インフルエンザ流行レベルマップ」によると:
厚生労働省・感染症サーベランス事業により、全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数が週ごとに把握されています。
過去の患者発生状況をもとに設けられた基準値から、保健所ごとにその基準値を超えた場合に、注意報レベルや警報レベルを超えたことをお知らせする仕組みになっています(詳細は「警報・注意報システムとは」をご覧ください)。
(2008年 第48週 (11月24日~11月30日) 2008年12月3日現在)
インフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、2008年第41週以降増加が続いており、第48週の報告数は0.83(患者発生報告数3911)となった。都道府県別では、山梨県(3.6)、島根県(3.4)、兵庫県(2.3)、大阪府(2.1)、福井県(2.1)、栃木県(1.7)、和歌山県(1.7)の順となっている。注意報レベルのみを超えている保健所地域は3箇所(千葉県1、京都府1、兵庫県1)に増加したが、警報レベルを超えた保健所地域は存在しない。
インフルエンザの警戒レベルというものがあり、現在は、レベルは「フェーズ3」であるらしい。
インフルエンザの警戒レベルについては、下記を参照:
「警戒レベル/感染と予防Web」
この「警戒レベル/感染と予防Web」の「新型インフルエンザ警報フェーズとは」なる項目によると:
WHO(世界保健機関)が定める新型インフルエンザに対する警戒レベルの段階のこと。ひとつのフェーズから他のフェーズにいつ移るかを含めて、現時点でのフェーズの指定はWHOの事務局長が行う。それぞれの警報フェーズは、WHO、国際社会、各国政府、産業が取るべき、一連の勧告された活動に対応する。ひとつのフェーズから他のフェーズへの移行は、インフルエンザの疫学動向、循環しているウイルスの特徴を含めたいくつかの要素により規定される。
その上で、世界は、「現在、WHOは「フェーズ3(パンデミックアラート期)」に設定しています(下表)。これはウイルスのヒト-ヒト感染による拡大が認められない状態、または一部でヒト-ヒト感染が認められている状態を意味します」とのこと。
日本国内について見ると、「日本もWHOの定める基準に準じて国内の警戒レベルを設定していますが、日本はさらに「(A)国内で発生していないか」、「(B)国内で発生しているか」にわけてレベルを設定しており、現在は「フェーズ3A」に該当します」とのこと。
「WHO 新型インフルエンザに対する警戒レベル」なる表を簡易な形で示しておく:
パンデミック間期
動物間に新しい亜型が存在するが、ヒトへの感染はない
フェーズ1 トリートリ ヒト感染のリスクは低い
フェーズ2 トリートリ ヒト感染のリスクはより高い
パンデミックアラート期
新しい亜型ウイルスによるヒト感染の発生
フェーズ3 トリーヒト
ヒトーヒト感染は無いか、または極めて限定されている
フェーズ4 ヒトーヒト
ヒトーヒト感染が増加していることの証拠がある
フェーズ5 ヒトーヒト
かなりの数のヒトーヒト感染があることの証拠がある
パンデミック期
フェーズ6 ヒトーヒト
効率よく持続したヒトーヒト感染が確立
[閑話休題]:
小生の日記にもフェーズ1からフェーズ6まである ? !
日付や天気、買物など事実をメモしただけのものといったフェーズ1から、多少、家庭や自分の事情などを書いている(晒している?)フェーズ3(最近のブログでの日記はこのフェーズ3相当)などなど。
フェーズ4となると、ドキュメントタッチのもので、かなり詳細に渡る。
決して短い記述とは言えない小生のブログ記事だが、フェーズ4の場合、その数日分の量(質はともかく!)を要する。
フェーズ5となると、量はともかく、内容において、日記は日記ではあるのだが、多少、虚構を書くときのマインドに近くなる。
事実に即しているには違いないが、ほとんど日記の天井(枠組み)を突き抜けてしまっている。
フェーズ6となると…。
…これはまだ試みたことがない。
試みようとすると、虚構作品に成り果てる場合がほとんどなのだ。
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