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2008/12/12

「林清納…インドの非日常という日常」アップ

Hayashi_mago_l

林清納…インドの非日常という日常」をアップしました。

 以下は、林清納(はやしきよの)のある絵を見ての感想…というより瞑想、いや、迷想かな:

 人が生きている。人には人が大事。でも、悠久の時、無辺大の時空を前に人は泡沫(うたかた)の存在ですらない。生れては、須臾(しゅゆ)にして塵芥に紛れ込み消えていく。だからこそ今ここという一瞬が大事と思うのは人間の性(さが)なのだろうが。人間が織物の模様に織り込まれているようでもある。その<模様>を人間と認識するのはたまたま人間が見ているからに過ぎない。犬が見れば(一応は特別な)生き物の一種に過ぎず、ネズミが見ればただの巨大な生物であり、埃からしたら、無様に動き回る変てこな埃の一粒に過ぎないのかもしれない。

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