土に近い生活(前篇)
写真日記と銘打っているが、 写真のテーマは、家の周りを花畑に! お花で我が家を好況に! である?!
さて…。
景気が悪い。
流行に敏感なほうではないのだが、景気にだけはやたらと反応がいいようで、世に率先して不況のどん底に居る。
でも、世が好況になっても小生だけは不況のままなのだから、ある意味、やっと世の中が小生に追いついてきたということではないか?!
→ 寒菊を買ってこようと思ったが、隣のクジャクアスターという名の花につい手が出た。一鉢だと五百円なのだが二鉢だと六百円だって勧められ、つい二鉢を買った。可愛い店員さんの笑顔に負けた。菊の仲間には違いないんだし、ま、いっか。
世の中が小生のレベルにまで生活を落とすようになるまで長かった。
その間、喰うや喰わずの日々が続いた。
世間の冷たい目にも負けず、今日まで頑張ってきた甲斐があったというもの。
まあ、世に先んずる人間というのは、辛いものである。
← 上掲のクジャクアスターは、早速、用水路際の花壇予定地の隅っこに植えた。これだけでは寂しいから、ヒマワリか寒菊か何かをズラズラと植えるつもり。
そうはいっても、そのうち、世の中は小生を置いてけ堀にしてさっさと好況の波に乗っていくのかもしれない。
そのときはまた小生は不遇な日々に舞い戻りというわけである。
次の波がやってくるのはいつになるのか。それまで小生は持つのか、そんな先のことまで小生は心配している。
もう、杞憂どころの騒ぎじゃないのだ。
→ 稲作は数年前に止めたのだが、もう使う予定のない稲架木(はさぎ)がこの小屋に置き去りになっている。その小屋の脇にも「紫式部」やら「ツワブキ」やら何やらが咲いている。殺風景な小屋を少しでも彩ってくれている?! 稲架木を説明するサイトを検索したら、「越後の稲架木」という素敵なサイトが浮上してきた。懐かしい。ガキの頃、家の手伝いなど一切しないガキだった小生は、稲架木に攀じ登るのが好きだった。木には横に縄が渡されるので、上りやすかったのだ。
さて、撮った写真が溜まっているので、今日のブログは写真日記と銘打って、心に浮かぶ泡沫の思いを綴りつつ、幾つかの写真を掲げていく。
但し、誤解のないよう、急いで断っておくが、写真日記と銘打った以上は、写真を見てもらいたいのだが、間違っても写真の出来とか細かな設定がどうだとかは気に掛けないでもらいたい。
← 過日、図書館へ行った。その帰り。近くの公園で撮影。確かこの日、木枯し一号が吹いた。紅葉もそろそろか。
ほとんど無頓着である。デジカメ任せ。しかも、買ったときの設定のまま、一切、弄らない。
下手に弄って元に戻らなくなると困るので、一貫して初期設定を守っている。
この頃、やっと接写ってモードを覚えたばかり。
拙写じゃないかって? 確かに小生は拙者だが。
→ 同じ日に公園の近くの広場で見かけたもの。木の絵…。逆さまじゃないかって? これでいいみたい。多分、水中の根っ子をイメージさせている。富山城など富山市の中心街には、彫刻などが多数、野外展示されている。これは吉野光男(デザインルームCR)氏の作品で、「人に還り水に還る」という題(?)があった。「とやま「商業デザイン」 ひと紀行 企画・連載 北陸発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)」によると、「富山県内の広告業界のリーダー的存在」だとか。ポスター(デザイン)関連で各賞受賞されている。
東京在住の時は、週に三日、拘束時間が21時間というタクシー稼業で、生活が不規則なのは仕方ないと思っていた。
それなりにこうした生活パターンに馴れてもいた。
帰郷して、朝・昼・夕と三食は父母と一緒。
規則正しい生活を送っている?
← 四日だったか、そろそろ食事の準備かなという頃、ちょっと時間を取れたので読書していたら、眩しい光が部屋に漏れ込んでくる。窓は、こんな季節だから締め切っているのだが、磨りガラス越しにも夕陽が眩しいのだ。慌てて窓を開けてみると、夕陽が木立や近くの家の屋根の谷間に沈んでいくようで、キラキラ輝いている。夕景を撮りに自転車を駆っても間に合いそうにないので、部屋の中からデジカメで撮影。神通川で撮ったら、さぞかし素晴らしい夕陽を撮れただろうに。
さにあらず。週に三日か四日は夜のバイト。夕方、夕食の片付けを終えて出掛け、帰宅は丑三つ時を少々回った頃。
→ すっかり紅葉している葉っぱもある。…ん? もともとこんな色の葉っぱなのかな?
そんな日は寝るのが四時ごろ。数時間、寝てから食事の準備そのほか家事などをし、日中の合間に畑や庭仕事をして、その合間に仮眠を少々。
要するに、三度の食事だけは、毎日、定時なのだが、それ以外は、日によってまるで違うのである。
(長くなったので分割。後篇へ続く)
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