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2008/11/11

「虎」の岸駒に会いに行った

 半ばは偶然、半ばは必然に導かれてか、「富山出身ないし富山にゆかりの画家(アーティスト)を探してい」て、「岸駒(がんく)という絵師の存在を知った」。
 本文(冒頭)では、偶然と書いているが、ある程度は見つかるべくして岸駒という絵師の存在を知ったのだと思う。

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→ 自転車を飼って富山城のほうへ向かう途中、園内の樹木がすっかり黄葉している公園の脇を通った。思わず携帯でパチリ。すると、何だか見慣れない鳥たちがイチョウだろうか、枝から枝へ渡っていく。体色がやや青味がかっているような、ハトほどの大きさの鳥。キジ? ああ、デジカメを持ってくれば良かった。市街地へ向かうときは大抵、持参するのだが、今日は忘れた。曇天で携帯では上手く撮れそうにないと、撮影は諦めた。惜しかった。

 というのも、拙稿を書いている最中に気づいたのだが、富山市にある「富山市佐藤記念美術館」にて、下記の展覧会が今まさに会期の真っ最中だったのである:
富山ゆかりの画人岸駒-岸家伝来の絵画資料をまじえて

 だったら、ネット検索すれば、富山ゆかりの絵師ということで小生が岸駒に行き当たっても不思議はないわけである。

 いずれにしても、順序が逆になったとはいえ、拙稿をアップする以上は、岸駒展を観ておかないわけにいかない。
 実物に会える絶好の機会なのだ。
(「岸駒(がんく)の虎」がどうしても気になる方は、(拙稿でも紹介する予定だが)「「岸駒(がんく)の虎」全篇 轟亭の小人閑居日記 馬場紘二」を参照願いたい。)

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← 「富山ゆかりの画人岸駒-岸家伝来の絵画資料をまじえて」の催されている「富山市佐藤記念美術館」の外観

 そして、今日(10日(月))、雨上がりの冷たい風に自転車を漕ぐのも辛く感じつつ、CDの返却と新規の借り出しのため、市街地にある図書館に足を運んだので、せっかくだからと、その近辺にある「富山市佐藤記念美術館」での展覧会を覗いてきた。

 中に入ると、「虎」の岸駒を彷彿とさせる代物が展示されているのだった。
 それは、干物となった虎の足(手?)である。全身ではないにしろ、本物の虎の頭の剥製や体(の部分)を見て描いたからこそ、迫真の虎の絵となったと言われている所以である(虎の頭の剥製は展示されていなかった。手(足)については、あれらはホントに虎の剥製だったのだろうか…?)。

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→ 館内は当然のことながら、撮影禁止。茶室や書院座敷も、外から様子を窺うだけ。図録はないので、詳しい資料を得ることもできない。なんとなく欲求不満で、美術館の外観をしつこく二枚、撮ってみた。お城のようなものが美術館の屋根に見えるが、城内に美術館があるのだ。

 館内には来館者はポツポツ。1階に二つあるフロアーに小生以外は一組の老夫婦だけ。
 岸駒作品の展示は一つのフロアーだけで、もう一つの展示室は岸駒「の流れをくむ岸岱・岸良・竹堂などの作品、併せて岸派本家に伝来した絵画資料」などなど。
 2階は、この記念館の前身となる美術館を開館した「富山県砺波市出身の実業家であり茶人でもあった、故佐藤助九郎氏」の茶室(「助庵」「柳汀庵」など)や「総桧造りの書院座敷が移築」されていて、それらの部屋を外から窺い見ることができる。

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← 佐藤美術館は、富山城内にある。せっかくなので、美術館の前から本丸方向を撮ってみた。逆光に近いけど、まあ、晩秋の風情を感じてもらえたらそれでいい。富山城のことは、「越中富山城」など参照してもらいたい。住所(所在地)も「富山市本丸」である!

 作品それぞれには説明がされているが、残念ながら展示作品の目録はあっても、説明書やまして図録はなく、新たな知見をメモすることはできない。

 ま、論より証拠、とりあえずは、拙稿「「虎」の岸駒」を覗いてもらいたい。

 ちなみに、一階には、抹茶を喫することの出来る、純和風の喫茶コーナーがあった。時間の余裕があったら、一杯くらいは味わってみたいと思わせる、いい雰囲気。

 二階の「柳汀庵」や「助庵」などの茶室や座敷も、中のほうをもっとじっくり眺めてみたかった。


                        (08/11/10夜半作)

(本ブログは、一日一善(膳?)ならぬ一日一アップの方針なので、「「虎」の岸駒」は12日にアップします。 → 12日午前、アップしました。)

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