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2008/11/30

久しぶりに創作…三昧?

 創作「信号待ち」をアップしました。


暇(?)の徒然に創作

 母が金曜日に目出度く退院。
 約二週間の入院生活で、容態が安定したのはありがたい。
 けれど、心配なことが一つ、二つ、…三つ。
 
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 我が家は病院ほど、空調も含め暖房や衛生面で完璧ではないこと。
 
 でも、もっと心配なことがあった。
 それは、在宅の間は、ケアセンターへの週に二度の外出も含め、トイレへも、手すりや人の手を借りてではあっても、とにかく歩いていた。
 それが、母の今の体の状態には長い病院での寝たきりの生活で、足腰が入院前より一層、弱まって、帰ってきたはいいが、在宅で寝たきりの状態になるのではということ。

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2008/11/29

篤姫・和宮らと立山信仰

 11月26日(水)だったと思うが、NHKテレビ(ニュース)の「アクセスリポート」というコーナーで、「篤姫たちを支えた 立山信仰 」といった特集が組まれていた:
NHKニュース 篤姫 立山信仰寄進の文書発見

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→ 「立山」 (3,015m。「立山(たてやま)は、富山県・飛騨山脈(北アルプス)にある山地。複数の山の総称であるため、別名立山連峰とも言う。日本三名山・日本百名山の一つ。また日本の古くからの山岳信仰の山として、日本三霊山の一つともされる」。画像は、「立山 - Wikipedia」より。)

 この日は、なぜか同じこの特集を二度も見てしまった。
 といっても、食事の準備か最中か片付けの作業中だったりで、テレビをジッと見ていたと言うわけではない。
 なので、ニュース(特集)の中でどのようなコメントがあったのか、ほとんどが右の耳から左の耳へ…どころか、断片的にしか耳にも目にも届いていない。

 それでも、篤姫の手紙(古文書)がテレビ画面一杯に映っていたのは、チラッとだが観ることができた。

 文書そのものは二年前に発見されているから、研究者の間では既に知られている事実なのだろう。
 富山以外の方には、あまり強くは関心を惹かないかもしれない。

 宮崎あおい主演の大河ドラマ「篤姫」(宮尾登美子原作)が高視聴率を得ているし(内緒だが、小生は録画などでほぼ毎回、見ている!)、そろそろ終わりの時を迎えつつある中、富山の者としては、少しでもその人気にあやかりたいわけである。

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2008/11/28

目張りする

 春の季語に「目貼剥ぐ(めばりはぐ)」がある。
「冬に寒いすきま風が入らないように貼ってあった目貼りを、春になって剥がすこと」だという。

 この季語を巡っては、既に早々と拙稿「目貼剥ぐ(めばりはぐ)」を仕立てている。

「目張り」という表記のほうが一般的なのかもしれない。

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← 台所の出窓に目張り。枠が傾いている!

 では、冬の到来を控え、「冬に寒いすきま風が入らないように」目貼りをするってことも、冬の季語としてあるはず。
 と思って、「隙間風(すきまかぜ)」や「冬を前に真っ先に行う防寒、防風、暴雪の万般の作業」である「冬構(ふゆがまえ)」といった季語と共に、「目張りする」を探したけど、冬の季語には見つからなかった。
 探し方が甘いだけかもしれないが。

 その代わり(?)「北窓を塞ぐ」なんて季語があったりする。
 北窓をどうやって塞ぐのだろう。ダンボールやベニヤ板を宛がう? 雨戸のような戸を冬の間中、閉め切り状態にする? 何か厚手のカーテンを引いておく?

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2008/11/27

ムスカリ……商品説明は読みましょう!

 我が家をお花畑に、の一環というわけではないが、昨日、ムスカリの花の球根を買ってきた。
 一昨日、納屋に安置してくれていたチューリップの球根を植えた。

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→ 水曜日、病院の窓越しに晴れ渡った空や山々を遠望。ガラスが分厚いので、透明感が今ひとつか。

 それは、父が五月だったかに、庭のチューリップの開花シーズンが終わったのを見計らって、球根を取り置いてくれたもの。
 ただ、ちょっと数的に足りず、スーパーでの買物ついでにチューリップの球根を買い足そうと思って物色。

 でも、高い!
 まあ、スーパーの入口付近に場所を借りての小さな店舗なので、大きな園芸ショップのようには安くはないのだろう。
 球根だって、我が家のものより立派ではある。

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2008/11/26

「尾崎真吾のホッとワールド」アップ & 図書館でのトラブル

尾崎真吾のホッとワールド」をアップしました。

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 尾崎真吾という名のイラストレーターをご存知だろうか。
 小生はつい最近、ひょんなことで知った。
 彼の繊細な筆致の醸し出す、やわらかであたたかな世界で和むのもいいかも。


図書館でトラブル!


 つい先日、図書館へ行き、期限の来たCDを3種、返却。
 この図書館ではAV関係は、一度に借りることのできる数が3種に制限されている(期限は一週間)。
 当然、期限が来たものを纏めて返却し、次に借りるのを物色し、迷った挙句、3種類のCDを持ってカウンターへ。
 すると、異なことを言われた。
 一つ(一種類)が未だ、返却されていません、だって?!

 小生、えええ?? である。


 ありえない!

 小生、一瞬、頭の中が真っ白、パニックに。

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2008/11/25

「2009年リベルダージ New Year Party のお知らせ!」アップ

2009年リベルダージ New Year Party のお知らせ!」をアップしました。

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→ 05年の新年会の一場面。仮装(コスプレ?)コンテストも行われる…という噂(未確認情報)。

 09年(1月25日(日))の新年会へは…、富山へ帰郷した小生は、ちょっと行けそうにない。

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← 月曜日、病棟から撮った北アルプス方面の眺望。この日は、氷雨が降っていて、眺めを愛でることはできなかった。

 04年の新年会からずっと見物に行ったが(04年のときだけ、バテリアの一員として楽器(タンボリン)を叩く真似事で参加したが)、それも昨年から足が遠退いている。

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→ 寒い! 最早、炬燵やエアコンでは間に合わず、灯油ストーブの登場を願う。今朝、ドラム缶から灯油缶に灯油の移し変え。5缶あれば、今冬は乗り切れる…はず。

 せめて、情報だけでもということで、上掲の記事を載せさせてもらった。

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2008/11/24

富山の十一月の空

[24日、未明の日記より。画像は、冬(実際にはこれからが本番なのだが)の北陸(富山)の空をテーマにしたものを集めてみた。]


寒い!
小生、高校を卒業して、ずっと外地暮らし。
外地って、富山以外の都道府県ってことだが。

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← 画像は、土曜日、病院の中から撮影した富山の空。 冬になると、雲がもっと分厚くなる。 毎日、低い分厚い雲の下で生活することになる。 東京のような快晴続きの冬とは大違い。 (画像は、「寅彦そして病院の物音のこと」より。)

要するに富山での越冬(← 大袈裟)は、36年ぶりってこと。
(但し、最初の6年は、仙台暮らし。仙台は富山とは比較にならないほど、寒かった! 水道管の破裂は日常茶飯事だったっけ。凍結した道路をノーマルタイヤのバイクで走行して、何度、滑って転倒したことか!)

お盆や年末年始には帰省していたけど、11月のこんな時期にこんなに寒いとは知らなかった。
11月の富山は、多分、36年ぶりのはず(急な帰省で短期の滞在はあったかもしれない)。

えええ、富山ってこんなに寒かったの? って、今更ながら、驚いている。

炬燵も先週、金曜日、父の要望もあって早々と使い始めた。

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2008/11/23

「売薬版画・紙風船を懐かしむ(後篇)」をアップ

売薬版画・紙風船を懐かしむ(後篇)」をアップしました。

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→ 病棟の廊下から南西の空を撮った。北陸特有の低い雲が、土曜日は少し薄くなっている。雲の切れ間からうっすら日も差しているのが分かる…はず。

 土曜日もお見舞い…というか、まあ、行っただけ。
 少し、身の回りの世話をし、雑談めいたことをする。
 何もせずに一日を過ごす病室での時間は長いと、母が愚痴る。
 愚痴る元気があるってことだろうけど。

 仕事もあるのでさよならして駐車場へ向かうと、そこでバッタリ、子どもたちを連れて見舞いに来た姪っ子に会った。
 普段なら忙しい身。週末なので時間が取れたのだろう。

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← やはり病棟内から北東方面を撮る。快晴なら、雪が積もり始めて白くなった山々が、それこそ純白の巨大な屏風となる威容を愛でることができる。

 せっかくなので、母の病室まで案内。
 小生が姪っ子家族と会うのも数ヶ月ぶりのような。
 母がもたらした縁かもしれない。
 腕白な子どもたちで、父母の手に余る子達だったけど、躾がされていて、もう、分別も付いている。
 小生が去った後、どんな光景が繰り広げられたのだろう。


 

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2008/11/22

「売薬版画・紙風船を懐かしむ(前篇)」アップ

売薬版画・紙風船を懐かしむ(前篇)」をアップしました。

 母が入院したことを過日、書いた
 昨日の夕方、主治医の先生に呼ばれ、病院へ。

 覚悟…していたが、容態が安定していて、これなら入院での加療の要はない。
 なので、退院(ないし介護入院)も可能だという。
 無論、退院の道を選んだ。

 病院でなら安心していられても、自宅に戻ると、また、この一、二ヶ月の混乱が再現されないかと心配。
 投薬や食事のことも、従来にも増して注意しないといけない。

 でも、自宅は母が居てこその我が家。
 まずは、目出度しである!

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2008/11/21

寅彦そして病院の物音のこと

 昨日の拙稿「お見舞い…雪より白けた心」の中で、病棟内での「音」について少し書いている。
 コメントでも指摘された。

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→ 20日、お見舞い、そして買物を終えて帰宅した直後、茶の間の窓をふと見ると、虹! 久しぶりだ! 急いでデジカメを引っ張り出し、台所の勝手口から外に出て撮影。ちょっとタイミングがズレタけど、かすかに虹が写っている。いい兆しであってほしい。

 小生には、「音」に関わる掌編やエッセイが少なからずある。
 本稿では、「寅彦よセンスの欠けら分けてくれ」から関連する部分を抜粋しておきたい。
 長文過ぎて、リンク先を示すだけでは辟易されるだろうし(抜粋しても、結構な長文だが)。

  === === (ここから本文) === ===

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2008/11/20

お見舞い…雪より白けた心

 母のやや突然の入院が決まったのは、先週末のこと。
 週末は仕事をこなしつつ、入院の準備。
 といっても、寝巻や布団の類などは病院に備えてあるので、身の回りの細々としたものを揃えるだけ。

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← 入院の日の午前、デパートでの用事があって自転車を駆って市街地へ。途中、通りかかった公園の紅葉・黄葉の見事なこと。

 洗面器や下着などの衣類、タオル大小、石鹸、特製の箸、特製のスプーン、湯呑み茶碗、ティッシューなど紙類の消耗品、スリッパ…などなど。
 特製の箸やスプーンというのは、母は病気で指に力が入りづらいので、柄が太くなっているものとか、箸が根元でブリッジされており、箸の片方が落ちたりしづらい、且つ握りやすいもの。

 翌日には、携帯のラジオやミニポット、下着類の追加、紙類の消耗品、母が日頃飲んでいた薬類、院内を移動する際に羽織るカーディガンなどなどを持参。
 二日目には、もうすっかり入院生活が日常のようになっている。

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2008/11/19

「「明日の神話」渋谷駅に常設展示!」アップ

「明日の神話」渋谷駅に常設展示!をアップしました。

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 先日、「巨大壁画:東京・渋谷駅に「明日の神話」常設 太郎と敏子、若い世代に」といったニュースがテレビなどでも話題になっていた。

 小生は、昨年、「東京都現代美術館」で生の作品に対面する機会に恵まれた。
 昨日だったか、テレビで渋谷駅構内の壁面に展示されている岡本太郎作の「明日の神話」を見て、あの迫力と気迫に感銘を受けた記憶を新たにした。


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2008/11/18

母の入院……見知らぬ闇

 母がとうとう入院してしまった。
 ついにこの日が来てしまった。
 ある意味、このために帰郷したようなものなのだ…。

 これまでいろんな理由があって入退院を繰返してきた母だが、今回はちょっと意味合いが違う。
 体調が思わしくないので、今度は入院しながらしっかり検査してもらうという名目だが、知らず知らずの内に、もう退院は難しいのではという、変な予感…予想…見通しが立ってしまっていると感じている自分が居る。
 弱気?

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← 茶の間からは灯りがまるで見当たらない。これは夜半になって台所の勝手口から外を撮ってみたもの。ちょっと明るい光は自動販売機だ。

 自宅の茶の間での母との食事が最後になるかもしれないと思い、デパートへ行き、北海道展でカニ飯などを買ってきて、ちょっと贅沢な昼食。
 それさえも、父母共に食べ残した…。

 病院での手続きやいろんな煩瑣なことは略す。

 入院に付き添ってくれ、あれこれ気づかったり世話を焼いてくれた方も夕方近い四時過ぎには帰ってもらった。
 小生も父と一緒に帰宅の途に。

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2008/11/17

最後の東京国際女子マラソン

 東京国際女子マラソンは今年が最後。
東京国際女子は30回目の今回で終了。来年から舞台が横浜市に移る」という。

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→ 05年の東京国際女子マラソンでの高橋尚子選手。 (画像は、「05東京国際女子マラソン…感動のラストシーン」より。)

 結果については、例えば、下記のニュースに見られる:
時事ドットコム:尾崎が逆転優勝=渋井は終盤失速-東京国際女子マラソン
 公式サイトは下記:
東京国際女子マラソン大会

「来年の世界選手権(ベルリン)代表選考会」を兼ねたこの大会で、「尾崎好美(第一生命)が2時間23分30秒で初優勝を果たし」、「世界選手権代表に内定した」とか。
 尾崎好美選手、おめでとう!


 事情があって、気が気でない心の状態で、途中までしか見れなかったけど、感懐深い思いでいた。

 選手が走る街並みは、小生にはやたらと懐かしい。

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2008/11/16

建部巣兆…句画でこそ成る俳趣

万感胸に…読書拾遺」の中で、磯辺勝著の『江戸俳画紀行  蕪村の花見、一茶の正月 』(中公新書 1929 中央公論新社)をメモ程度に紹介しつつ、「時間を作って、(扱われている俳画の人物たちのうちから)誰か一人か二人くらいは拙ブログで採り上げたいものだ」と書いている。

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← 本書から「建部巣兆「雪明り」句自画賛 柿衛文庫蔵」の画像を小生が撮影したもの。雰囲気だけでも味わってもらえる…かしら? 本書の感想を書いてくれている、「読書・俳句『江戸俳画紀行』(磯部勝著) - (新)緑陰漫筆」には、この絵のもっと鮮明な、しかもカラーの画像がある。

 俳画については、好悪相半ばするところがある。
 好きでもあり嫌いというか、ワンパターンというか紋切り型の臭みを感じることもある。
 まあ、ぶっちゃけたところ、枯れてもいないくせに(俗臭プンプンなくせに)、妙に枯淡の境を気取っている…ような。
 偏見に過ぎないのだろうが(た、多分)。

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2008/11/15

万感胸に…読書拾遺

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→ 過日、長く伸びた母の髪を切ってもらうため、リハビリ施設(病院)へ。近所の美容院でも髪は切ってもらえるのだが、できれば母の顔のほうも剃ってもらいたくて(美容院では顔の毛を剃ることはできないのだとか)車で遠くの施設へ向かったのだ。
 数年前、母が辛い闘病生活を送った病院でもある。髪は短くなってスッキリした。この画像はリハビリ病院を出る際に、快晴の空、遠くの山々を撮ってみたもの。帰宅した頃には母はヘトヘトになっていた。低血糖だったようでもある。…そして来週、とうとう検査の名目の入院。天気は晴れだけど、心までもが晴れ渡る…というわけにはいかない
(08/11/15am記)

 === === === (ここから本文です) === ===

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2008/11/14

沈む夕日を眺めつつ……音楽拾遺

 今秋初め、返却期限の来た3種類のCDの代わりに、新たに別の3種類のCDを選んできた。

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← 12日(水)の夕方、仕事へ出かける直前、月影のあまりの冴えに思わずカメラを向けたが…。小生の脳味噌の状態もそのままに月の輪郭がぼやけてしまった。

 月影の冴えるを見るも手にあまり

 13日には母の長く伸びた髪を切ってもらうため、車でリハビリセンターへ行ってきた…。が、母が(多分)低血糖状態となり、帰宅して車から家に母を運び入れるのに一時間を要した。


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2008/11/13

サイード著『晩年のスタイル』…読書拾遺追記

 拙稿「移ろいゆく季節を追って…読書・音楽拾遺(前篇)」にて、エドワード・W.サイード著の『晩年のスタイル』 (大橋洋一 訳 岩波書店)を読んだと書いている。

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→ 過日、小生の部屋から夕景を撮ってみた。なかなか表に出て撮影というわけにはいかない。篭りきり…に近いような。夕景は物思いを誘う。忘れていたことさえ思い出させるような気がする。


 でも、内容に付いてあまり紹介できなかった。
 といって、小生には荷が重いので、ちょっと変則的だけど、一部を抜粋する形でせめて大よその見当だけでもつけてもらうよう、メモしておく。


                           (08/11/13 追記)


 === === (ここから本文) === ===

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2008/11/12

「「虎」の岸駒」アップ

 昨日アップした「「虎」の岸駒に会いに行った」の中で予告(?)していた、「「虎」の岸駒」をアップしました。

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← 昨日、買ってきたクジャクアスター(菊の一種)などを3株、植え、合計で5株となった。次はチューリップの球根かな。

 さて、毎日せっせと花壇(花園)作り。

 毎日コツコツブログ書き

 で、毎日、あたふた仕事…と行きたいけど、週に三日か四日。小生にはニーズがないみたい。

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2008/11/11

「虎」の岸駒に会いに行った

 半ばは偶然、半ばは必然に導かれてか、「富山出身ないし富山にゆかりの画家(アーティスト)を探してい」て、「岸駒(がんく)という絵師の存在を知った」。
 本文(冒頭)では、偶然と書いているが、ある程度は見つかるべくして岸駒という絵師の存在を知ったのだと思う。

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→ 自転車を飼って富山城のほうへ向かう途中、園内の樹木がすっかり黄葉している公園の脇を通った。思わず携帯でパチリ。すると、何だか見慣れない鳥たちがイチョウだろうか、枝から枝へ渡っていく。体色がやや青味がかっているような、ハトほどの大きさの鳥。キジ? ああ、デジカメを持ってくれば良かった。市街地へ向かうときは大抵、持参するのだが、今日は忘れた。曇天で携帯では上手く撮れそうにないと、撮影は諦めた。惜しかった。

 というのも、拙稿を書いている最中に気づいたのだが、富山市にある「富山市佐藤記念美術館」にて、下記の展覧会が今まさに会期の真っ最中だったのである:
富山ゆかりの画人岸駒-岸家伝来の絵画資料をまじえて

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2008/11/10

「「川中美幸コンサート」へ(後篇)」アップ

 川中美幸の歌で好きな歌は、「二輪草」(作詞:水木かおる/作曲:弦哲也)や「越前岬」(作詞:吉岡治/作曲:岸本健介/編曲:斉藤恒夫)とかいろいろあるけど、一番好きなのは、「遣らずの雨」(作詞:山上路夫/作曲:三木たかし/編曲:高田弘):
YouTube - 遣らずの雨 川中美幸

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→ 裏庭にひっそりと咲く「ツワブキ」。この周辺に一杯、仲間がいたのだけど、春先の雑草刈りの際に、勢いで全部、毟り取ってしまって、この一株だけが生き延びたのだった。この花の咲いている場所は表の通りからは死角になっていて、小生以外に見てくれる人もいないのだけど…。でも、昆虫とかが目をつけてる?

 演歌歌手でいいのは、歌の上手さもだけど、言葉がちゃんと聞き取れるってこと。余程、発声の練習をやってるんだろう。
 歌詞をメロディに乗せるにしても、言葉の一言一言が歌った際に聞き手の耳にちゃんと聞こえるってことも計算に入れて作曲しているに違いない。

 演歌というと、下積み、苦労、貧乏というイメージが付き物。
川中美幸が告白、父の交通事故で極貧生活(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース」によると、実際、川中美幸にしても、例えば下記のような苦労が:

(前略)幼いころに父親が交通事故の加害者となってしまったことを告白。保険も1日違いで期限切れだったという。「それから川中家は貧乏のどん底でした。被害者が一番大変ですが加害者も十字架を背負います」(後略)。


「川中美幸コンサート」へ(後篇)」は、「「川中美幸コンサート」へ(前篇)」に続くものです。…でも別に前篇を読まなくても支障はないけどね。
 では、いざ、前篇の続きへ
(例によって敬愛の念を籠め、敬称は略させてもらっています。)

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2008/11/09

「「川中美幸コンサート」へ(前篇)」アップ

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「川中美幸コンサート」へ」行ってきた。

 やっぱり、歌、上手い。声量がある。
 芸達者。
 プロ。
 エンターティナー。
 その上、トークが絶妙。
 彼女のコンサート(ショー)は、十年前から司会者を使っていないんだって。
 あのトークなら要らない。
 お客の心を掴んで放さない。

 凄い。
 やっぱり、日本のトップ歌手って違うね。

 オイラが見た席は四階席で、彼女の顔が分からんかったけど、歌はじっくり聴けたからいいんだ。

 ということで、「「川中美幸コンサート」へ(前篇)」をアップしました。

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2008/11/08

「「古川通泰のこと」再掲」をアップ

 今朝(土)は、昨日までの数日の暖かさがウソのような寒さ。
 寝床を抜け出して、父母のため、茶の間を暖めておこうと部屋へ向かったらテレビの音、父母の声。
 なんと、普段は起きるのが(目覚めるのは小生より早いこともある)遅いはずの父母がもう茶の間にいる。

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→ 今週初め、車を駐車する即席のラインを庭側に作った(コンクリートゾーンと土の部分とは段差が十センチほどある)。今までは納屋の側に停めていたのだが、もうすぐ雪の季節。屋根からは雪が落ちてきて、車を直撃するのは間違いない。それでなくとも、屋根からの雪が堆積していくのは目に見えているのだ。駐車スペースとしてコンクリートのゾーンを拡幅したいが、予算的に無理なので、こんな変てこなラインと相成った。

 部屋にはエアコンと電気ストーブの灯り(電熱線)が赤々と。
 モーニングコーヒーさえ、既に手にしている。早めに起きた時には習慣となっているのだ。
 たまーに、こんなことがある。
 起き上がってくるのは早いのは、ある意味、朝方などに体調などに何か異変があり、その結果、寝床に入らず起きている勢いのまま茶の間へ、という行動をとることがある。

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← 古川通泰「村の祭り

 さて、本題。
富山を描いた絵画の数々(1)」の中で、古川通泰(ふるかわみちやす) の作品「祭り」の画像を掲げ、さらに、「小生には、「古川通泰のこと」と題した小文がある。後日、ブログにアップしたい」と書いている。
 延び延びになってしまったが、今日、多少、追記したり、幾分の訂正注記を加えた上で「「古川通泰のこと」再掲」を本ブログにアップした。

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2008/11/07

土に近いかもしれない生活(後篇)

 文末に、「伍代夏子・香西かおり ジョイントコンサート」へ一度、思い切って出かけたけれど」と書いているが、昨日(木曜日)、「川中美幸コンサート」へ行ってきた。

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→ 「川中美幸コンサート」 さすがの歌唱力。そしてエンターティナーぶり。

 会場は「オーバード・ホール」で、「伍代夏子・香西かおり ジョイントコンサート」と同じ。
 入場券を安く入手できたのだ。
 川中美幸の歌も好きだし。
 好きな歌はいろいろあるが、「遣らずの雨」(作詞:山上路夫 作曲:三木たかし)が密かな愛唱歌だったりする。
 彼女には、「君影草〜すずらん」という歌があるが、それに引っ掛けて、拙稿「君影草…鈴蘭」を書いたこともある!

 今回、彼女のコンサートへ行って驚いたのは、まさにショーであり、見せる(魅せる)歌うことに徹したそのプロ根性と同時に、観客の気を逸らさない彼女の語りの上手さ。
 大抵の歌手のコンサートでは司会者がいて恙無く進行するように気を配るのだろうが、彼女は十年ほど前から司会者を使っていないというのだ。
 たこ焼き屋さんの家に生れた浪速っ子の彼女、あれじゃ確かに司会者は要らないかもしれない。

 このコンサートの模様などは後日、写真日記として画像をメインの形で書くつもり。

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2008/11/06

土に近い生活(前篇)

 写真日記と銘打っているが、 写真のテーマは、家の周りを花畑に! お花で我が家を好況に! である?!

 さて…。
 景気が悪い。
 流行に敏感なほうではないのだが、景気にだけはやたらと反応がいいようで、世に率先して不況のどん底に居る。
 でも、世が好況になっても小生だけは不況のままなのだから、ある意味、やっと世の中が小生に追いついてきたということではないか?!

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→ 寒菊を買ってこようと思ったが、隣のクジャクアスターという名の花につい手が出た。一鉢だと五百円なのだが二鉢だと六百円だって勧められ、つい二鉢を買った。可愛い店員さんの笑顔に負けた。菊の仲間には違いないんだし、ま、いっか。

 世の中が小生のレベルにまで生活を落とすようになるまで長かった。
 その間、喰うや喰わずの日々が続いた。
 世間の冷たい目にも負けず、今日まで頑張ってきた甲斐があったというもの。
 まあ、世に先んずる人間というのは、辛いものである。

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2008/11/05

移ろいゆく季節を追って…読書・音楽拾遺(後篇)

 昨日、貰ったネギを植えたが、今朝(水曜日)もネギをもらった。追加で植えられって。
 まだ整地した畑に余裕がある。

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← 自転車を駆って図書館の行き帰りに通りかかった公園。そろそろ紅葉が始まりそう。それでも日中なら、東屋の中のベンチなどに腰掛けてひと時を過ごすこともできなくはない。

 来春はジャガイモを植える。年内には、ホウレン草の種などを蒔いてお終いか。

 我が家の庭や畑を花で一杯に、の一環で、あと菊や何かを植えるつもり。徐々にお花畑にする!

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2008/11/04

移ろいゆく季節を追って…読書・音楽拾遺(前篇)

 気がつけば、今年も残すところあと二ヶ月弱。
 冬の足音が耳に体にビンビン響いている。
 歳月の巡りゆく速さ!
 我輩の俊足を以てしても追いつけない。

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← 表通りに面する花壇には、テルスター、キキョウ、パンジーなどを植え、とりあえず終了。次は内庭ということで、昨日買ってきたクジャクアスターを畑と田圃の境目にある花壇に植えてみた。畑には近所の方に貰ったネギを数十株、植えた。赤い根っ子のと白い根っ子の二種類。育つかどうか、先が楽しみのような心配でならないような。

 気がつけば、「梅の木に見守られ…読書・音楽拾遺(後篇)」や「自転車を駆っていそいそと…読書・音楽拾遺(前篇)」を書いてはや一週間。
 この十ヶ月余り、そしてこの一週間を自分はどう過ごしていたのだろう…。

 なんて、しおらしい科白はともかく、とりあえず、この一週間の「読書・音楽拾遺」をメモしておく(絵画については随時、メモしているので敢えて拾遺に加える必要はないだろう)。

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2008/11/03

「富山を描いた絵画の数々(4)」アップ

富山を描いた絵画の数々(4)」をアップしました。
 このシリーズは、当面、今回で終了です。

 家の庭の周辺に、ツワブキなどの花があることを記したが、つい先日、「紫式部 (むらさきしきぶ)」という名の花があることを教えられた。
 というより、正確に言うと、ツワブキも紫式部と呼ばれる花も、咲いていることは前々から知っていたが、名前を知ったのはつい数日前なのである。
 
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← 庭の隅っこにひっそりと咲いている「紫式部」。撮ろうとしたら、葉っぱの陰から毛虫くんがオイラも撮れよと、茎を横切ってきた。変身してどんな姿を見せてくれるのだろう。

 この「紫式部」は、「紫式部 (ムラサキシキブ)」によると、「Japanese beautyberry」で、学名の「Callicarpa japonica」は、「日本のムラサキシキブ属」という意味のようで、語の意を分解すると、「日本の美しい実」を意味するとか。
 また、「紫式部 (ムラサキシキブ)」によると、「紫式部」という名となったのには、諸説があるという:

・紫色の実の清楚な美しさを、平安美女の「紫式部」 (西暦1000年頃の人)にたとえた。
・紫色の実をびっしりつけることから「紫重実、紫敷き実(むらさきしきみ)」と呼ばれていたものが、いつのころからか源氏物語の作者・紫式部を連想させて「紫式部」となっていった。

 11月5日の誕生花でもある。


富山を描いた絵画の数々(1)
富山を描いた絵画の数々(2)
富山を描いた絵画の数々(3)
富山を描いた絵画の数々(4)

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2008/11/02

「富山を描いた絵画の数々(3)」アップ

富山を描いた絵画の数々(3)」をアップしました。

 富山を描いた絵は数知れずあると思うけど、ネットにその情報や画像が載っているのは、多分、一部の限られた人たちだけではなかろうか。
 有名な人はともかく、無名な人だと自分でサイトを作ったりする積極性が要るし、あるいは誰かが言及するとか話題に登らせるってことがないと、検索の網には掛かりにくい(あるいはそもそも不可能ってことも)。

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→ この花は私です…ってことはない! これもツワブキを見つけた近くに咲いていたもの。折々、摘んでは茶の間に飾ったりする。

 といって、「富山 絵画」って検索語(キーワード)には掛からないサイトや絵や作家(画家)も相当数ありえると思う。
 情報を持っている方のご好意が頼りなのである。
 このシリーズ(?)も、あと1回くらいでとりあえず打ち止めしようと思う。
 先のことは分からないけど。

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← 一昨日、収穫したトウガラシ。相当数の実を枝ごと、知人に提供したりしたのだが、まだまだ生るみたい。小さめの実や緑っぽい実はだいぶん、残っている。さて、干して、誰かに貰ってもらう!

 さて、今日の午後、昨日買ってきたキキョウを8株、植えてみた。
 植えたのは、水はけが良すぎる場所、しかも、庇があって、風でも吹かないと降雨の死角になる場所。今回はパンジーやテルスターと違い、花は未だ咲いていない。茎や葉っぱの緑だけの株。
 花が咲く前に、呆気なく萎れてしまうってことのないように祈るばかりだ。


富山を描いた絵画の数々(1)
富山を描いた絵画の数々(2)
富山を描いた絵画の数々(3)


 末尾になったが、歌手のフランク永井さんが亡くなられた:
フランク永井さん死去、低音の魅力戻らず - 芸能ニュース nikkansports.com
「先月27日、都内の自宅で死去」だという。

 好きな歌手の一人だった。
「公園の手品師」の時代、再び」なんて、拙稿を書いたほどなのだ。
 謹んでご冥福をお祈りいたします。

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2008/11/01

「富山を描いた絵画の数々(2)」アップ

富山を描いた絵画の数々(2)」をアップしました。

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→ 裏庭に咲いているのに昨日の朝、気がついた。名前は分からない。春から夏にかけて雑草を一掃したけど、もしかしてと毟らずに放っておいたもの。やっぱり、花だったのね(コメント参照!)

 ネットで見つけた、富山の自然や市街地などの風景や光景を描いた絵画(版画)作品を、順不同の形で淡々と紹介していく趣向の記事の一環。
 あと一回で終わるか二回で途切れるか。
 ネットで見出すってのもなかなか難しい。
 情報があったら、教えてもらいたい。


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