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2008/07/17

スーパーのレジにて

スーパーのレジにてトラブルがあった。
新鮮市場チェーンの系列店のうちの富山市内の某店でのことである。

いつものように昼前、行きつけのスーパーへ。
夕方は混むし、夜の仕事の時間との兼ね合いで慌しいので、大概、昼前に買物をする。
買物を済ませたら急いで帰宅し、お昼の食事に間に合わせる。
他にも用事があるから、グズグズはしていられない。

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← 我が部屋にはエアコンがない。西日が当たって暑い! 部屋は道路に面していて照り返しも凄い。我輩にはエアコンを買うカネもない。なので、納屋から古い簾(すだれ)を引っ張り出し、庇に釘を打ち付けたりして、ぶら下げた。見た目は涼しげ!

必要なものをカゴに詰め、レジへ。
比較的空いているレジ。
見ると、若い女子店員。

見たことのない顔。それがまずかったのか。
普段ならベテランでなくても、何度も顔を見かけている人のレジに立つ(その中で比較的空いているレジを選ぶ)。

前の客が済んで、小生の番。
店員、機嫌が悪かったのか、中年の小生が気に食わなかったのか、最初から態度が悪い。

愛想がまるでない。
愛想がないのは我慢する。
新人さんにそこまで要求はしない。
やるべきことをやってくれれば、少々、手際が悪くたって、そんなの問題ない。

が、あとがひどかった。

合計が2500円余りなのだが、千円札が一枚しかなくて、五千円札を一枚出した。

お釣りは、2485円。

店員は釣銭を用意する。
最初は千円札を二枚。


ここまではいい。
次は小銭。これがひどかった。

小生は、左手はカゴの取っ手を握っているので、右手を開いて差し出す。

店員、釣銭を小生のほうを全く見ないで放る。
釣銭(の硬貨)の数は、百円玉4つ、五十円玉1つ、十円玉3つ、五円玉1つの合計、9個。

それらが、小生の手の平に全く触れずにまっすぐ床へ。

要するに、客観的に描写すると、釣銭を床へ放り投げたってこと。
それでも、店員は俯いたまま、知らん顔。

カネは手前が勝手に拾えってか ? !
大人しい小生だが、思わず、「あんまりじゃないか!」と呟いた。

拾おうとすると、店員は素知らぬ顔でポイントカードと領収書を併せて出す。
おいおい、オレはそんなもの受け取っている場合じゃないよ!

店員は相変わらずそっぽを向いたまま。

小生の後ろにいた別の客が見かねて、小生が釣銭を拾うのを手伝ってくれた。

気が急くし、気まずいし、恥ずかしくもあり、全部を拾えたか分からない。確かめる余裕もなかった。
早く、その場を立ち去りたい気分。こんなことがあっていいのかという、信じられない気持ち。

それでも、店員は知らん顔。

顔を俯けたり背けたりして、女子店員は小生のほうは、とうとう最後まで全く見なかった。

大人しい小生。大概のことは我慢する。
というより、普通の人から見たら必要以上に大人しいタイプの人間なのである。
歯がゆいほどかもしれない。
生まれながらに身に障害を背負ってきた人間の卑屈さのようなものがもたらした習性かもしれない。

普通の人なら、釣銭を投げた時点で声を荒げるに違いない。

小生は黙って、商品を持参のビニール袋(その店のもの)に詰め…ているうちに、やはり我慢がならず、インフォメーションカウンターへ。

店長を呼んだが、来たのは、多分、先輩格の女子店員。

事情をメモに書いた上(電話番号と名前も書いた)、店員に説明。
「あまりにひどすぎる」と一言。

店員も「どうもすみませんでした」というが、レジでの若い店員の振る舞いがどんなひどいものだったか、理解しきれてないよう。

そう、あんな態度の店員なんてドラマでも見たことがない、それほど、見苦しいものだった。

夕方、用事を済ませ帰宅すると、どうやら店長からお詫びの電話があったらしく、父が承ったみたい。

本人の小生にはお詫びはない。
店長も、あの店員の振る舞いのひどさを恐らく分かっていないのだろう。
ありえない仕儀だから、まあ、ちょっと失礼があったかな、お詫びの一言も伝えておけば、それで済む程度のものと思っているのだろう。

でも、そんな程度の事件じゃなかった。
釣銭を床へ放り投げる!
客が床に落ちた釣銭を拾う。他の客が見かねて拾うのを手伝う。
その一切を店員は無視し続ける。

我が家から自転車で十分ほどのスーパー。
理由はいろいろあるが(レジが比較的混まない、立地条件がいい)、お気に入りの店だったのに、もう足を運ぶことはないだろう。
贔屓にしてたのに…。

小生がそのスーパーで費やすおカネなんて、父母と小生の三人家族の分だし、高が知れている。

週に一万数千円。年間で50万から60万ってとこか。

その分がそっくり他の系列のスーパー(店舗)に流れる。
それでも大きなチェーン店系列を持つスーパーにとっては、小生一人、客が減っても、痛くも痒くもないんだろう。

むしろ、お気に入りの、立地条件も悪くはなかった小生のほうが利用しなくなるのが痛い。

なんだか、小生が不祥事を起こして出入り禁止ってバツを喰らうみたいで釈然としない。

でも、あんなスーパーで、また同じ目に遭うかもしれないと思うと、とてもじゃないが、足を運べるはずもない。

とっても悲しい一日になった。
悲しいじゃない、屈辱的な一日だ。

小生が悪いわけじゃないはずなのに、損をするのは小生だなんて、間尺に合わないじゃないか。

さて、スーパーの名を晒すべきか。

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→ 西日は部屋のこの面もまともに当たる。古い古ーい簾(すだれ)なので、ちょっとの風で壊れそう。今夏を乗り切れるか分からない。それでも外から見たら涼しげに見えるんだろうな。計算外の欠点があった。それは日中でも部屋の中が暗くなったこと。仕方ないか。

[この日記は一昨日、書いたもの(書いた時点で既に<事件>からまる一昼夜以上を経過している)。自分が冷静か、怒りや屈辱感で一方的なことを書いていないか見極めつつ書いたつもり。文中、「夕方、用事を済ませ帰宅すると…云々」と書いている、実は、銭湯。そう、不愉快でムシャクシャするので、数年ぶりに銭湯へ足を運んだのだ。「銭湯へ!」では、そんな事情が背景にあっただなんて、一言も書いてないけど、そんな<事件>でもないと、腰の重い小生は動いたりしない!]

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コメント

来年はゴーヤの緑のスダレはどうですか?
室内の温度も少し下るそうですよ。

やっぱり室内は暗くなるでしょうね・・・

投稿: 雫 | 2008/07/17 11:41

雫さん

ゴーヤ(の緑)のスダレなんて、初めて知りました。
意味が分からず、調べてみたら:
http://blogs.yahoo.co.jp/akadv005zaq/53928190.html
http://verde.tres.cc/?eid=37191

なるほど、涼しげだし、実際に涼しいのだとか。
ゴーヤもなるし、一石二鳥か。

部屋が暗くなるのはともかく、今から植えて間に合うのかどうか。


投稿: やいっち | 2008/07/17 13:12

今年はもう、無理でしょうね・・・

ウチのリビングも日射しが強く、毎年、暑さには悩まされていて・・・

ゴーヤの緑のスダレにはとても惹かれるのですが、夏空と雲が見られなくなるので、ためらってしまいます。

投稿: 雫 | 2008/07/17 14:00

「一万数千円。年間で50万から60万」そりゃすごい。私などは月に一万ぐらいですけど、店中が騒然として、警官が走ってくるほど派手に怒るでしょうね。スーパーのおねいちゃん相手には誰もやりたくはないですが、子供を叱る時はやるでしょ。

助兵衛おじちゃんのニチャ手に触れたくなくて、手渡すのが厭ならお釣りの皿があると思うのですが、なければそのチェーン店のシステム上の問題です。名前を出しなさい!

それにしても想像を上回る態度ですね。私もご承知のように気の弱い穏やかな人間ですから、大抵は黙っているのですが、こうした時は思いきってどやさないと駄目です。後遺症が残ります。

性質の悪い人間ならば一演技して、スーパーからお詫び金を取るでしょう。一つ間違えば恐喝ですな。そのような事のない様に、その時点で釣り銭を女に拾わすだけのことはしなければいけません。少なくとも次のお客さんは一部始終を見ていたのですから、必要があれば証人になって貰えるでしょう。

なかなか怒りを上手く表現するのは難しいですが、私でも精進すればある程度は身についてきましたから、何事も努力次第です。女がまだ居るか見に行ったらどうですか、いたら店長を出せと!

しかし偶々同じ日にスーパーの男の話題となりました。

投稿: pfaelzerwein | 2008/07/17 19:08

雫さん

やはり、今年は間に合わないですか。

小生、ある意味、夢にしている家があります。
それはツタの這う壁のある家。
でも、我が家は古い板壁の家なので、ツタを這わせたら、壁自体が雑草か苔で腐っちゃいそう。
やはり、レンガ作りの家でないと、駄目かな。

ゴーヤをスダレにって、ちょっと近いかもね。
うむ。来年の課題にしておこう(来年、忘れてたら、その頃、教えてね)。

投稿: やいっち | 2008/07/17 19:17

pfaelzerwein さん

計算間違いしているかと思って、思わず計算しなおしてみました。
週に約14000円。月に5万円余り。12ヶ月で60万ほど。大丈夫かな。
我が家の買物は(食べるものと身近な生活雑貨)は全てその店だったので、こういう計算になります。
それと、外食は父母の体の都合でほとんどなく、自宅での食事がほとんどなので、尚更、家計でのそのスーパーでの支出の占める割合が大きい。

家電とか衣料とか家具とかは違うけどね。


小生、店員が小生の手に触れなくていいように、必ず、手の平を広げてお釣りを受け取るようにしています。
相当、こちらが気を使っている。客なんだけどね。

店員、その場で叱らないと駄目ですね。
店員の成長にもならないし。
それは分かります。生来の卑屈な根性があるからで、臆病なんですね。愛情が薄い、とも言えるかも。

小生、気が弱いので、当分、その店へ足を向けるのは避けるでしょう。
大抵、一年か二年で店員は辞めるでしょうから、来年以降、ほとぼりが冷めたら行くかも。

昨日から別のスーパーで買物をしているけど、やはり、自転車で行くには交通事情が悪い。
でも、仕方ない。

投稿: やいっち | 2008/07/17 19:25

 嫌な思いをされたんですね。

 今の世の中、情報化社会です。
 一個人でも簡単に情報を提供できる社会です。

 怖い世界ですが、企業も、各個人でさえもそれを踏まえて生活する必要があるでしょう。


 なので。
 やいっちさまがまだ腹に据えかねているようだったら、公表するのもありではないのですか?

 もしかしたら、同じ思いをしている方が他にいらっしゃるかもしれませんしね。

投稿: RKROOM | 2008/07/18 01:03

RKROOMさん

貴重な意見、ありがとうございます。

ちょっとした店側のミスなら、大概のことは我慢し受忍する小生です。

でも、今回は店員の異常な対応でした。
人間性そのものが疑われるような。

店舗の名称について書くかどうか考えてきましたが、思えば隠さないといけない理由は何処にもない(店員の名前を書くのは避けますが)ですね。

事実をありのままに、しかも、2チャンネルとか訳の分からない掲示板ではなく、自分のブログで日記として書く分には、誰からも文句は言われる筋合いのものではないという結論に到りました。

チェーン店の一つで、その町名などを書くのは、小生の居住する場所を特定することに直結しそうなので、やめておき、グループの総称を明記することにしました。
自分としての熟慮の結論です。

投稿: やいっち | 2008/07/18 09:39

事実は小説より奇なりですね。
冷静に振り返って弥一さんの右手は釣銭を受け取る準備ができていたのですか?
お札をしまっていたとか。
しかし「すみません」の一言もないとはその店の教育が疑われますね。
ほかの方も書かれていますが後ろのお客がすべてをみています、弥一さんが「あんまりだ」といった時点でほかのレジの店員が気づいています、普通の教育システムならその新人は店長から怒鳴りつけられるはずです。
しかしポイントカードは惜しいですね。
もうこの店は使わないからポイントをすべて還元しなさいと改めて電話したらいかがでしょ。

投稿: oki | 2008/07/18 23:25

okiさん

手の準備は出来てました。お札などを仕舞うのは、買物をポリ袋に詰めるカウンターで。

仮に手を開いてお釣りを受け取る準備ができていなかったとしても、要は店員はこちらをまるで見ておらず、勝手に当てずっぽうで放り投げたという事実に変わりはないわけです。

それと(okiさんへの返事ではないのですが)、この日記だと小生がまるで優柔不断で意見の言えない人間だという印象を与えそうなので、いざという時はやるっていう面も持ち合わせていることを明記しておきたいと思います:
「小生、事故の当事者となるの巻」
http://homepage2.nifty.com/kunimi-yaichi/hobby/accident-1.htm
http://homepage2.nifty.com/kunimi-yaichi/hobby/accident-2.htm


投稿: やいっち | 2008/07/19 09:36

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