オカマの話?
1月25日の夜のこと。
残り少ないおコメ。
なので、丁寧に御飯炊き。
1)電気炊飯器のオカマ(内蓋)を取り出す。
2)おコメを二合入れ(2号さんを入れちゃダメだぞ!)、そのおコメに市販のペットボトルの水(信州安曇野の水)を適量浸す。
3)おコメに水が十分浸透するのを待つ。
4)おコメに安曇野の水が浸透したのを確かめて、磨ぐというより軽くすすぐ。
(一人で食べるから、丁寧に磨ぐ必要はない)
5)磨いだおコメの入ったオカマを電気炊飯器に戻す。
6)電気炊飯器のスイッチをオンにする。
7)待つことしばし。
はて? グツグツ煮え立ってきて…という段階がなかったような。
なのに、炊飯器は炊飯から保温へと切り替わった。
グツグツ煮え立つのに気づかなかったのは読書に夢中になっていたから?
オカズはホタテの刺身。他にもあるけど、これを食べたくて御飯を炊いたようなもの。
さあ、内田康夫原作の「浅見伝説」を見ながら食事だ。唐十郎が出演するというし(それにしても、未だに田中美里さんと羽田美智子さんの区別ができない)。
メインのホタテの刺身を食卓の上にデンと置いて、フランクフルトを温め、やわらかメンマなどの惣菜も並べ、さあ、御飯だ。
が!
オカマを覗いたら衝撃の事実が。
御飯がカチンカチン。
あっ、二合分の水を注ぐの忘れた!
あああーーー。
御飯とホタテの刺身という夢のツートップが試合前に総崩れ。
そっか。だから御飯がグツグツパッパと煮えなかったんだ。
気がつかなかったわけじゃなかったんだ。
……どうする。
無論、意地でも食べる!
問題はどうやって食べるか。
炊き上がったカチンカチンの御飯に水を注ぐか。
そうすれば、数時間もすれば、外見上はホカホカに炊き上がった御飯に見えるってことは経験から分かっている。
でも、お腹がグーグー。
今、食べたい。
こうなったら、お粥モドキだ。
オカマからカチカチの御飯を半分取り出し、茶碗に盛る。
そこへポットのお湯を注いで、出来上がりだ。
お粥モドキとホタテの刺身。
一応は夢の(間に合わせの)ツートップだし。
でも、拙い。御飯でもないしお粥でもないし。
ホタテの刺身…御飯と食べたかったのに。
ま、いっか。
以前はもっとひどい失敗、やっちゃったからな。
(2008年01月26日)
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コメント
電気釜にそのままお湯を足してもう一度炊くと、多分食べられるご飯になると思いますよ。ちゃんと炊いたのより味は良くないかもしれませんが、それでもカチカチにお湯をかけるより良いでしょう。
投稿: ゆうこ | 2008/01/28 19:54
ゆうこさん
カチカチご飯。ちゃんと全部、食べましたよ。
最初の晩は、3分の1を茶碗に入れて、お湯を掛けて、お粥モドキご飯とホタテの刺身。
もう、お腹が空いていたからね。
残りは、オカマに水を適量入れて、翌日、食べました。
とにかく、ホカホカご飯とホタテを食べたい夜だったのです。
投稿: やいっち | 2008/01/28 22:23
タイトルを見て、男の人が「あっはーん」ってやってるの想像しました(爆
・・・・・私、思考回路が壊れているのかもしれません(^_^;)
しかし・・・・・せっかく炊いたおコメが・・・・・(^_^;)
ごしゅーしょーさまです。
ちなみに、以前やったもっと酷い失敗って・・・・・?
投稿: RKROOM | 2008/01/28 22:36
RKROOM さん
男の人同士でも、片方は「あっはーん」で、もう一人は「おおーん」かもしれないですね。
って、まあ、ひと目を惹こうという情けないキャッチコピー風の題名です。
コメントへのレスにも書いたけど、カチカチご飯、ちゃんと食べました。
ホカホカご飯とホタテの刺身という夢はダメだったけどね。
>ちなみに、以前やったもっと酷い失敗って・・・・・?
炊飯器での失敗というと、以前、磨ぎ終えたおコメの内釜を炊飯器にセット、……したはずが、何を勘違いしたのか(内釜に継ぎ足す水と勘違いしたらしい)、水浸しのおコメの入った内釜を炊飯器にザバーッと空けてしまって、炊飯器をおコメ・水浸しにしてしまった。
当然、炊飯器はダメに。
そのときは、ご飯もね。
ちなみに、炊飯器、捨てるのが勿体無くて、数年間、放置プレーしておいたら、ちゃんと電源が入りました。
メデタシ、メデタシ!
投稿: やいっち | 2008/01/28 23:32
今晩は。
「おかま」の話。やいっちさんが?
なんだ、お釜の話か。納得
せっかくのご飯本当に残念でしたね。
でも、こういうことはよくある、ある。
わくらば(病葉)拝読しました。
私も「川流れる」で知りました。
夏の季語だったのですね。
この言葉のを知ったときオー・ヘンリーの「最後の一葉」を思い出しました。
投稿: さと | 2008/01/29 18:09
さとさん
炊事の失敗。オカズが刺身じゃなかったら、お粥でも何でも構わなかったのですが、刺身となるとお粥じゃ、ちょっと合わない。
思い返すと、その日(金曜日)の夜は、好きなライブがその夜にあるのに事情があって行けない、その空しさの念が、そんな雑念が失敗の遠因のようです。
病葉(わくらば)、やはり「川は流れる」でしたか。
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2005/05/post_e325.html
最近、↑この記事へのアクセスが増えている…。不思議だなと思ったら、白川 道原作の「病葉流れて」という映画が2月16日から封切りとなるからでした。
さすがにオー・ヘンリーまでは連想できなかった。
投稿: やいっち | 2008/01/29 19:18