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2007/11/17

「初恋の人を見た!」アップ

初恋の人を見た!」をアップしました。
 昨日、見た夢をちょっと駄文調に描いてみました。
 文中に掲げた画像は極め付けです。

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命と引き換えの自然描写:大下藤次郎(後篇)

[本稿は、「命と引き換えの自然描写:大下藤次郎(前篇)」に続くものです。大下藤次郎の澄明で静謐な世界をお楽しみください。]

 大下藤次郎は友人の三宅克己(文末近くに彼の作品画像を掲げる。近代日本水彩画の第一人者である彼に付いても単独に特集するに値する人物である)と共に、但しそれぞれ別々の地で、バルビゾン派などの絵画に影響を受け、日本におけるバルビゾン村を作ろうとまで決意する。

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→ 大下藤次郎『久々子湖』(1911(明治44)年作 紙・水彩 35.0×24.5(cm)) (画像は、「千葉県立美術館」より) なんて澄明で静謐な世界なんだろう。ちなみに、久々子湖(くぐしこ)は、「三方五湖」の一つである。

 大下はやがて『日本風景論』で有名な志賀重昂と、ついで小島烏水と出会うことで決定的な転機を迎える(「松岡正剛の千夜千冊『日本風景論』志賀重昂」参照)。
 以下、「「コンスタブル」と「大下藤次郎」」より転記する:

小島と知己を得たのをきっかけに、大下は当時小島が設立に努力した「日本山岳会 (山岳会の後身) 」に入会します。入会後、大下は上高地、穂高、木崎湖、青木湖などを旅行することが多くなり、したがって描く絵も山岳風景が多くなっていきます。

当時は上高地といっても、現代からは想像もできぬ未踏の地でした。

登山姿で画架をかつぐ大下の姿には、産業化への足音が聞こえだした今こそ日本の風景を採集しておかなければならない、という使命感に満ちたものが感じられます。

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2007/11/16

「むしむしパワーが地球を救う!」だってさ (前篇)

 13日は営業の日。当然(?)、ラジオが友の日。

 あれこれ聴いたけど、今日はNHKラジオ第一で夜の8時台に聴いた、下記の内容の番組を扱う(この記事は14日の夜半過ぎに書いた。情報を集めるのに手間取り、とりあえずの下書きである草稿を纏めるのに4時間を要した。アップに際しては、さらに手直しに一時間。それでも、この出来具合。我ながら、読まれもしないのに、ようやると思う。ま、好きでやっていることなんだけどね):

ふれあいラジオパーティー 「むしむしパワーが地球を救う!
 東北大学教授…石田 秀輝
 女優…中嶋 朋子

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← 中嶋朋子写真集『Viento』(ワニブックス) 小生が雪の関越道であわや遭難しかけた年(91年)の刊行!(画像は、「Yahoo!オークション - ◆即決◆ 中嶋朋子写真集。「Viento」」より)

 ラジオパーソナリティが誰だったかは名前を聞き漏らした(あるいは聞いたけれど、忘れた)。

 このあと、9時台に「真打ち競演」も大半を聴いた:

 - 落語“湯屋番” -       林家 正雀
 - 漫 談 -            牧  伸二
 - コント -             コント山口君と竹田君

 落語や漫談もだが、コントでも小生は、コント山口君と竹田君が好き。昔のコント・レオナルドとか。
 でも、今日は「むしむしパワーが地球を救う!」を話題の俎上に載せる。

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2007/11/15

トゥールーズ=ロートレック……世界は踊るよ!

 本稿は、「壺中水明庵」へと横滑りさせました:
トゥールーズ=ロートレック……世界は踊るよ!

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2007/11/14

ボードレールと「雲」とブーダンと (後篇)

[本稿は、本稿は、10月26日に書きかけていたもので、「ボードレールと「雲」とブーダンと (前篇)」に続くもの(完結篇)です。できるだけ、ボードレールの「雲」を巡る言葉(詩)を集めるようにしました。]

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→ ウジェーヌ・ブーダン(Eugène-Louis Boudin)『トルーヴィルの浜(1867)』(画像は、「ウジェーヌ・ブーダン - Wikipedia」より。「青空と白雲の表現に優れ、ボードレールやコローから、「空の王者」としての賛辞を受け」たという。) ブーダンについては、「写真:ミレーと6人の画家たち 5.写真の人物査定の発端ブーダンを語る」(ホームページは、「写真:ミレーと6人の画家たち」)がかなり詳しい。画像や写真も豊富。「artshore 芸術海岸 ウジェーヌ・ブーダンの空」もやはりいい!

第3室:ボードレール-メリヨン-19世紀のパリ」(「三重県立美術館」の中の「これまでの常設展示作品と解説」より。太字はボードレールの言葉):

 昨年末から今年の2月にかけて美術館で開催された「ブーダンとオンフルールの画家たち展」は、19世紀フランスの風景画の変遷を見通すものだった。風景画という糸がロマン主義から印象派までをつなげていくさまは、断片的な19世紀の知識に深みを与えてくれたが、それに加えて印象的だったのは、風景画とボードレールの関係である。ブーダンのアトリエを訪れたボードレールは、膨大な数の空と雲のパステル習作を目にし、1859年のサロン評のなかでこう述べている。「これらの幻想的で輝かしい形をした雲、これらの混沌とした暗闇、これら緑色と薔薇色の涯しもないものが、宙吊りになり互いに重なり合っているさま、ぽっかり口を開けたこれらの大窯、ぼろぼろになり、丸まったりすり切れたりしている黒や紫の繻子でできたこれらの天空、喪に服し、あるいは溶融した金属をしたたらせるこれらの地平線、これらすべての深み、これらすべての壮麗さは、芳醇な美酒か阿片の雄弁のように私の脳髄を酔わせました」(阿部良雄訳『ボードレール全集』筑摩書房より)。

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2007/11/13

「ウブ」アップ!

 創作作品「ウブ」をアップしました!

 本作は、「Mystery Circle 11/23締め切り出題 SMC 参加見送り作品」です。

 時間的な都合もあり、参加の意志を表明する機会を逸し、参加は叶わなかった。
 なので、創作上の縛りは、勝手に「数えきれない程の抵抗を試みた」を話の前後に付すことに。
 ただ、テーマ上の課題である「同性愛」 は盛り込めなかった。

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ネットでインド現代美術を散歩する(前篇)

 事情があって外出が憚られる。好きな画廊や美術展巡りも今は自制。でも、あれこれ観たいという欲求まで抑えるわけにはいかない。なので、ネットで画廊・美術展めぐりをする。
 本稿は、11月6日に書きかけていたもの。とりあえず、前篇として提供する。

 いつか何処かで眺めたような画風のものもあるけど、さすがインドと思わせる作家・作品も多い。徹底して探索したら、どんな作家が見つかるか想像を超える!

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→ ピラジ・サガラ Piraji Sagara 『The Lost Legend』 (画像は、「absolutearts.com - Art News - Contemporary Art - Artist Portfolios」より) 次のピラジ・サガラなどと併せて眺めると、あくまで印象の上でなのだが、ジャン・フォートリエの「人質」などをふと連想しないでもない。「弐代目・青い日記帳  「モダン・パラダイス展」」参照。

 インド現代美術の一端をネットギャラリーで眺めてみたい。現代美術といっても、今回紹介するのは既に中堅の域を超えて既に古典と言わないまでも現代美術の歴史の中に一定の位置を占めている作家が多いかもしれない。
 ネットで容易に見出せる作品ということになるので、必ずしも現代作家たちの代表作とは言いかねるかもしれない。
 そこは絵を見る側のほうが想像で補ってもらうしかない。

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2007/11/12

命と引き換えの自然描写:大下藤次郎(前篇)

 外を出歩く余裕がない!
 ストレスが溜まっている。
 せめてもの慰みに、ネットで美術巡りの旅をする!

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→ 大下藤次郎:『穂高山の麓』 (1907) (画像は、「独立行政法人国立美術館」より) 是非、クリックして拡大画像で見てほしい。この作品は、小生にとっても発見だった!

 コンスタブルの周辺をネットであれこれ探っていたら、その過程で「「コンスタブル」と「大下藤次郎」」という頁(ホームページ:「笹山登生の政策道場」)に行き当たった。

 この頁には、ルソー、ミレーなど、いわゆるバルビゾン派と言われる、自然を描いた多くの画家たちにその切っ掛けを与え、自然を描くことに目覚めさせた画家コンスタブルに焦点が当てられている。
 それまでの宗教上のテーマを描くための背景でしかなかった風景に、まさに描かれるべき主体としての魅力が溢れていることを教えたのがコンスタブルだったわけである。

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2007/11/11

「清宮質文展 生誕90年 木版画の詩人」 ! !

 とあるサイトで「横須賀美術館」にて下記の展覧会が催されることを知った:
清宮質文展 生誕90年 木版画の詩人
期間 11月23日(金・祝)~12月16日(日) (休館日:12月3日 )

 清宮質文は小生の大好きな木版画家である。
 知っている人は多いとは言えないのだろうか。

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→ 清宮質文 【深夜の蝋燭】1974年 (画像は、「駒井哲郎・清宮質文」より(ホームページ:「大川美術館」))

 上掲の頁には下記のように紹介されている:

清宮質文(せいみや・なおぶみ、1917-1991)は、近世版画の研究でも知られる画家・清宮彬(Seimiya Hitoshi,1886-1960)の長男として東京に生まれました。東京美術学校を卒業後、1953年ごろから画業に専念し、主な表現手段となる木版画の制作を始めます。木版画といっても、摺りの仕上がりに精力を注ぎ込んだその作品は、限りなく1点制作に近く、同じ版からまったく異なった表情の作品が生み出されることも少なくありませんでした。 心の中にあらわれるうつろいやすいイメージを、平明なかたちと抑制された色彩をつかって写しとった作品は、豊かな詩情に満ちています。 本展では、横須賀美術館の所蔵する90点の清宮作品のほか、初期の油彩画や絶筆となったガラス絵なども交えた約110点の作品によって、その独特の世界に迫ります。

 清宮質文(敬愛の念を込めて敬称は略させてもらう)の存在を知ったのは、練馬区立美術館で1994年秋に開催された「「駒井哲郎」・「清宮質文」二人展」を見た際だった。その時は、駒井哲郎の作品に会いに行くためだったのだが、ついでに見るつもりだった清宮質文の諸作品に深く感銘を受けたのである

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