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2007/01/27

愛のファンタジア(リベルダージ新年会番外編)

愛のファンタジア(リベルダージ新年会番外編)」を編集アップしました!

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→ 『ラヴェル:夜のガスパール,カーター:ナイト・ファンタジーほか』(ワーナーミュージック・ジャパン)

 モーリス・ラヴェルの「夜のガスパール」(やエリオット・カーターの「ナイト・ファンタジーズ」)などを聴きながら作成していました(いずれもピアノは、ピエール=ロラン・エマール)。
 番外編の題名は「愛のファンタジア」に決めたけど、苦し紛れだった。
 でも、もしかして、このCDに影響されていた…、のだろうか。

PS:
 余談ながら、本編は「花小金井パレード番外編:地上の熱帯魚たち」の路線を踏襲していることを書き添えておきます。

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2007/01/26

ヴァージニア・ウルフ……クラゲなす意識の海に漂わん

 昨日の日記でヴァージニア・ウルフ(『ある作家の日記』を巡って)を採り上げた こともあって、夕方になって久しぶりに図書館へ行った際に、彼女の本を物色してしまった。
 日記にも書いたが、実のところヴァージニア・ウルフ(Virginia (Adeline) Woolf (nee Stephen)、1882年1月25日 - 1941年3月28日)は、未だ『ある作家の日記』しか読んだことがない。彼女の本業である小説を読んでいないのだ。

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← ヴァージニア・ウルフ

(ウルフの日記に付いては、ここではもう触れないが、関心のある方は、以前にも紹介したが、「The Diary of Virginia Woolf  新訳 ヴァージニア・ウルフ 日記」なる頁を覗いてみてほしい。「作家の日記を読むことの意味はなんだろう。それが初めから公開を意図したものであればその段階で「作品」であるし、私的なものであればその作家を研究する上での「資料」だと言える。しかしまれに、発表を意図しない私的なものでありながら「作品」としての鑑賞に堪えるものがある。本書はそのような貴重な日記のひとつである」などとあって、実に興味深い。)
 図書館には、ヴァージニア・ウルフ・コレクションがあることを思い出し、当該の書架へ。

 棚には、『燈台へ』、『ダロウェイ夫人』、『壁のしみ――短編集』、『オーランドー ある伝記』があった。
ある作家の日記』も、以前、見かけたはずなのだが、見当たらない。借りられている最中ということか。

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2007/01/25

天神とウルフつなぐは弥一のみ

 今日1月25日は、「1月25日 今日は何の日~毎日が記念日~」(ブログ「今日は何の日」)によると、「左遷の日」だとか。
「901(延喜元)年、右大臣・菅原道真が醍醐天皇によって九州の大宰府に左遷された」という。

彼の才能を妬む左大臣・藤原時平は、道真を罪に陥れてやろうと策略し「道真は国家の政治を私物化している」と醍醐天皇に何度も讒言した。これにより、天皇も道真のことを逆臣と思いこむようになり、901年1月20日に菅原道真を太宰権帥に左遷、筑紫国に流罪とすることとした。
 長年住み慣れた自宅の庭に植えられていた梅が咲いているのを見て東風吹かば匂ひ送来せよ梅の花 主無しとて春な忘れそと詠み、この日、都を旅立った。その梅は菅原邸から太宰府の庭まで飛んで行ってそこに根づいたという「太宰府の飛梅」の伝説がある。

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→ 酒井美意子著『加賀百万石物語』(角川文庫)

 小生は富山生まれで、富山という土地柄もあって、天神信仰への関心は浅からぬものがある。なんといっても、今は分からないが、昔から富山は天神信仰熱が篤い地なのである。

 菅原道真は無念の思いを抱きながら、2年後の903(延喜3)年2月25日に亡くなった。
 小生は、惜しくも2月26日に生まれている。25日だったら、道真公の生まれ変わりだと(密かに!)自負しえたかもしれないのだが。

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2007/01/24

モディリアーニ…ムンクあるかと見つめおり

 昨日、1月23日は、サルバドール・ダリ(1989年)やムンク(1944年)らの忌日である。
 ダリは、高校の時、フロイトを読み齧っていたこともあり、ちょっとかぶれかけたこともあったが、奇矯過ぎて、というわけでもないが、好きになれなかった画家である。

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← ムンク「マドンナ」(「Edvard Munch Online」より)

 ムンク…。1944年に亡くなったというのは、なんとなく意外な感がある。19世紀の画家という思い込みがどうしても拭いきれないのだ。
 それ以上にしっくり来ないのは、ムンクが80歳以上という長生きだったということ。
 まあ、小生が勝手にこのような不安と狂気にギリギリ接していた画家が長生きが可能だったことに不思議がっているだけなのだが。

                             (以下 ココに転記

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2007/01/23

美に焦がれ醜に嵌って足掻く日々

 ウンベルト・エーコ著『美の歴史』(植松 靖夫【監訳】・川野 美也子【訳】、東洋書林)を読了。読み終えた余韻が今も胸騒ぎめいて脳裏のどこかに響いている。
 あまりに浩瀚すぎて感想など書けない。
 ただ、本書の結語にはガッカリしたとだけメモしておく。

 末尾近くで、ジャン・デュビュッフェやフォンタナらの名を目にしたので、嬉しかったりした。
 ちょっとだけ、心と目の辺境を散歩。但し、心の塀の内側をなぞるように、用心しつつ。マージナルマン、ビートルズ風に言えば、「NOHERE MAN」らしくね。

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→ アドルフ・ヴェルフリ開かれた迷宮、閉ざされた迷宮」より

 彼らに付いては、その周辺を幾度となく巡っている。
 例えば、「三人のジャン…コンクリート壁の擦り傷」が比較的最近の記事かもしれない。
 この記事の中で、知的障害者による<創造>の世界のことを若干、話題にしている。
 せっかくなので、この機会に多少なりとも紹介しておきたい。
 紹介と言っても、ネットで見つかる限りでの画像で彼らの世界を感じ取ってもらえたらそれでいい。

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2007/01/22

ぬりかべを透かしてみても壁のあり

 奇縁というものは続くものなのか。
 先々週だったか、ラジオで久保田 早紀さんへのインタビューを聴いた。かの「異邦人」を自作・自演しヒットさせた歌手である。
 残念ながら仕事中だったので、話に聞き入るというわけにはいかなかった。今は(それとも一時期は)久米小百合という名前で活動されているらしい。
 小生、1979年か80年頃にヒットしたこの曲が好きである。東京でフリーター生活を始めて間もない頃であり、小生の(頼りにならない)記憶だと、真冬の近づいた頃にヒットし始めたはずである。
 東京という大都会の片隅で一人、ポツンと暮らしている自分の前に、突然、何処か遠い中東世界からベリーダンスを生業(なりわい)とする謎の女が現れたような…。
 
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← 『集英社ギャラリー 世界の文学 (9) フランス4

 いずれにしても、かの<久保田 早紀>さんが健在であることを知り、ちょっと嬉しかった。

 13日の土曜日に借り出してきた数冊の本のうちに『集英社ギャラリー 世界の文学 (9) フランス4』がある。
 この中には(以前にも書いたが)、カミユ「異邦人」サルトル「壁/水いらず」ジュネ「泥棒日記」セリーヌ「なしくずしの死」シモン「ル・パラス」ロブ・グリエ「ジン」などの諸作品が収まっている。
 そう、「異邦人」が収まっているのである。

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2007/01/21

「ボクの金閣寺」へ

 もしかしたら、あの日からなのかもしれない。物語ることを夢見るようになったのは。
 或る日、テレビでだったろうか、金閣寺が炎上する場面を観たのだった。
 幼かった私はドラマの中の話だとは気づかなかった節がある:
ボクの金閣寺

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