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2007/11/02

模試よりも写真展が目当てでした

 10月31日(水)にある資格のための模擬試験があった(以下、10月31日夜に書いた日記を元に、若干、手直しし、補筆した)。

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→ [写真展:ALCOHOLE]のポスター

 井の頭線で渋谷から十数分の駅で降り、そこから歩いて数分のところに模試会場があった。駅から会場までの道は、たまたま駅のホームで一緒になった方が昔、この近辺に住んでいたということで、お喋りしながら、導かれるままに歩いていても、さすがに迷うことなく辿り着けた。
(記憶する限り、この井の頭線には初めて乗った。それが何故か嬉しかった。)

 Emi

← 模擬試験会場の中の様子

 試験の結果は分からない。45点満点で41点なら合格で、40点はダメ。小生、ギリギリかも。
 これから、自己採点する(多分、結果の通知が後日、来ると思うけど)。

 さて、会場を早めに後にして(試験開始から30分経ったら、答案用紙を係員に提出すれば、そのまま帰ってもいい。多くの人は、残ってその場で採点をしていたようだ)、ある場所へ急いだ。

 それは、ある写真展の会場。

 写真展の名前は:
[ALCOHOLE]

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→ 模試を終え、駒場東大前駅のホームに立つ。今、小生のブログ記事では「雲」などがテーマとしてマイブームなので、ホームから見えた青い空の雲を撮ってみた。

 Hair Make up Artist Bさんと Photographer Cさんの合同作品展で、モデルは目当てのAさんともう一人ベリーダンサーのDさん(他にピエロ役のモデルもいたらしい)。但し、二人(三人)のモデルの方はそれぞれ会期がずれていて、サンバ仲間のAさんの会期は9/19~10/31。つまり31日が会期末の日なのである。

 同じサンバチームのあるメンバーの方(仮にAさんとしておく)がモデルになった上記の内容の写真展が西麻布のバーであるということだったのだ。
 31日が最終日(あとで分かったが、写真展の会場であるバーは、夜の9時開店で、31日が写真展の会期の最後とはいっても、夜の遅くまで見ることは可能だったわけである。あるいは翌日の未明まで…。慌てる必要などなかったのだし、西麻布まで足を運んでも、夕方で展示が終って、無駄足に終るという懸念も無用だったのだ…。会場へ足を運ぶ予定だったら、断固、デジカメを持参したはずだしね)。

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← 1.「ALCOHOLE」を干す謎の美女。以下、全て小生の手になる撮影画像です。

 といっても、場所が西麻布ということが分かるだけで、どうやって行くかも分からない(不意に思い立ったので、事前にルートを確かめることもしていない)。
 井の頭線で渋谷までは戻ったけれど、渋谷駅の構内で地下鉄の路線図を眺め、結論として、山手線で恵比寿駅。恵比寿駅から日比谷線に乗り換え六本木駅で降りていくことにした。六本木駅からは歩くこと十分で西麻布の交差点に着く。

 そう、西麻布へ降り立つ駅はJRにも地下鉄にもないのだ!
 西麻布は知名度もあるし、人気のスポットの一つだけど、地下鉄を使うとなると不便な場所だ。

 さて、西麻布の交差点で、外苑西通りを広尾方面に向って右側ということは覚えている。
 が、小生、肝心の店の名前を覚えていない。度忘れ!

 なので、近くて店の場所を訊くわけにも行かず、あの周辺をウロウロ。不審者同然だった。
「西麻布の交差点で、外苑西通りを広尾方面に向って右側」で、店(バー)は4階にあるということなので、4階建て以上のビルを片っ端から、しらみつぶしに中を覗いていって、近辺を十数分、あるいはそれ以上、迷ってやっと、おお、これだという店の名前を発見。

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→ 2.写真展の題名が「ALCOHOLE」なだけに、お酒に酔って夢の世界へ…?

 ほとんど、諦めかけていて、近くまで来たけど、場所が分からず帰ったと日記に書くことになるのかな、なんて思っていた矢先だった。

 その名前を見て、ああ、ここだと確信。
 エレベーターで4階へ。
 エレベーターのドアが開くと、すぐに店の入り口。
 店に入っていくと、そこに若い、可愛い女性が。
 ウエイトレスさん(?)なのか、責任者なのか、まあ、店の関係者なのだろう。開店の準備をしていた(掃除?)。
 不審そうに眺める彼女に、あの、ここでAさんがモデルの写真展があるって聞いてきたんですが…。

 聞くと開店は夜の9時からだって(そういえば、そんな情報を入手していたっけ)。
 たまたま開店準備でわたしがいたんですと彼女。

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← 3.アールヌーボー調? アール・デコ調? アルコール調?

 写真展だけ、観ていっていいですかって、聞いたら、彼女、気持ちよくOKしてくれた。
 ポストカードも写真集もないっていうので、店内にプレートとして貼ってある写真の数々を携帯電話のカメラで片っ端から撮っていった。

 バーカウンターの中にまで入り込んで、壁面の写真を撮る。

 外苑西通りに面したバーで、通りに面する窓は決して小さくはないのだが、敢えて外光を和らげる工夫が施されているようで、店内のオレンジ色の光が優しい。
 携帯電話のカメラ機能での撮影で、何処までうまく撮れるか心配はあったが、写真集もその気になれば入手可能ということなので、雰囲気だけ撮れたらいいという思いで気軽に撮ってみた。

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→ 4.写真展で壁面に飾ってあった写真の一つ。古き良き時代の正統派美女という感がある。但し、これも小生が撮影したもの。本来の作品は写真集などでどうぞ。

 ゆっくりしていてはお店の女性に迷惑かなと、少し慌しい撮影。
 展示してある写真そのものをジックリ観るゆとりは必ずしもない。
 
 小生はサンバパレードでモデルのAさんのダンスパフォーマンスは何度か見ている。弾けるという感じのダンサーが多い中で、Aさんは底抜けの明るさは他の人に負けないものの、どこかにこやかというかおっとりしているという雰囲気を漂わせている。
 人前でパフォーマンスするのが心底好きなのだろう。それとも、人と接するのが好きなのか。

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← 5.これも小生が撮影したもの。不鮮明な画像で申し訳ない。自己陶酔を装う横顔が素敵。品がいい。

 その同じAさんが写真展では、アンニュイというのか、いい意味で気だるいような大人の雰囲気を醸し出している。あるいはグスタフ・クリムト的な豪奢な美の世界をイメージしているのだろうか。

 サンバの場合、恐らくはウィッグを使っているのだろう(人によりけりで、断定は避ける)し、サンバ特有の羽根などを多用した派手な衣裳を身に纏っている。攻撃的とは言わないが陽性であり、太陽の下が似合う。汗が体から滲んでいても、それが決していやらしくない。むしろ、生きているってことの証明のように汗が滴り、光る。
 
 それが写真展では、彼女の別の面を見せている。それはHair Make up Artist ANnCOさんの演出のせいなのか、それとも Photographer の方の撮影の狙いの結果なのか、小生には分からない。人の視線をとても意識している。撮影だからということもあろうが、観る・観られるという共犯関係を不思議なまでの余裕で楽しんでいる風に見える。

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→ バーカウンターの中に入り撮影。ハロウィンの日だった。夜にはハロウィンパーティ?

 撮影という、時に(無論、撮影する人の姿勢に寄るのだろうが)鋭角に対象を捉えようとする、その切っ先を真正面で受けとめているのに、印象としてはやんわり受けているという印象を与える。

 受けている。受け流さず、カメラの目を暖かな眼差しのシャワーのように全身に浴びるのを楽しんでいるかのようだ。
 モデルのAさんの天性の人懐っこさが撮影する人をも和ませている、そんな気さえした。
 
 でも、やはり、店の女性に申し訳なくて、急いで出ないと迷惑かなと、作品にじっくり対面することは遠慮した。
 とにかく、店内にある写真を全部、撮りたいという意識が先に立ってしまう。

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← 化粧室の前の壁に貼ってあった。よほど、一枚、取っちゃおうかと思ったよ。

 これで一通り撮り終わったかなと思ったら、店の女性が、あそこにもありますよって、目線で促す。

 見ると、そこは化粧室(男流に言うと、トイレ)で、その中にも壁面全部に何枚も貼ってある。小生のような気の弱い人間だと、こんなところでドアを締め切って彼女(の写真)と対面したら、赤面するね。

 店の女性さん、モデルになっている彼女、ファンが多いんですよって。我輩もその一人である!
 かく言う店の女性も可愛かった!

 記帳はしなかったけれど、やいっちとだけは名乗ってきた。
 というか、写真展を観ていかれた方には記帳してもらうことになっているんです、というのである。
 
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→ これも化粧室付近の壁に貼ってあった。ところで、画像の1から5のうち、どれか一枚は化粧室の中に貼ってあった。さて、どれでしょう?!

 帰りも、西麻布から六本木までテクテク歩き、日比谷線、山手線、京浜東北線と乗り継いで、ほとんど座れなかったこともあり、疲れた~!!

 参考に31日に移動したルートを示すと以下の通り:
自宅 →徒歩→ 最寄のバス停 →バス→ JR駅 →JR(京浜東北線)→ 品川駅 →JR(山手線)→ 渋谷駅 →私鉄(井の頭線)→ 駒場東大前駅 →徒歩→ 会場 →徒歩→ 駒場東大前駅 →私鉄(井の頭線)→ 渋谷駅 →JR(山手線)→ 恵比寿駅 →地下鉄(日比谷線)→ 六本木駅 →徒歩→ 西麻布:写真展会場 →徒歩→ 六本木駅 →地下鉄(日比谷線)→ 恵比寿駅 →JR(山手線)→ 品川駅 →JR(京浜東北線)→ 最寄のJR駅 →バス→ 最寄のバス停 →徒歩→ 自宅

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← 展示風景。小生の撮影。照明の演出が素敵で、バーの空間の雰囲気を柔らかにしてくれている。

 久しぶりの電車旅を各駅停車風にやったみたいで楽しかった。
 でも、駅の階段を登ったり降りたり、疲れ果て、その日の夜どころか翌日もグッタリだった。まあ、目的は果たしたのだから、心地いい疲労ではあった。

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