禁書(?)の禁を自ら犯してしまった!
●今、図書館から借り出している本、実に面白い。
が、明日の日曜日は例によって勉強会があるし予習も必要だったりして、本を読む暇がない。
返却期限が来たら一旦、返却してまた借りるという手もありえる。
でも、この本、人気があって、多分、何人か予約しているはず。今だって、一ヶ月は待たされてようやく借りることができたのだ(予約した本が届きましたという連絡のあった日は、喜び勇んで図書館へ向ったものだ)。
なので、仮に予約しても、次に借りられるのは早くて一ヶ月先になりそう。
← リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )
実に面白い本なのである。途中、理解が及ばないところがあっても、もっと知りたい、世界を広げたいという一心で頁を捲る。
でも、返却の日が迫っている。
時間に急かされて、慌しく読みたくはない。
それに、蔵書に価する本である。
で、土曜日の午後、本書を読んでいるうちに、せかせか読むことにどうにも我慢ができなくて、夕刻、小生は我が身の貧乏暮らしを省みず、04年の4月に本(雑誌・新聞も含む)は当分、買わないと決めた、その禁を破って本を買ってしまった(雑誌については、何ヶ月か前にエロ本を一冊、衝動買いしてしまった!)。
幸い、昔、貰った図書券が少々あったので、それほどおカネは必要じゃなかったし。
その本とは、リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )である。
禁を破ったなどと大袈裟な。まあ、事情がいろいろあるってこと。
尤も、実は既に今年、禁を破っていることをこの文章を書いている最中に思い出した!
そう、「桃色のゲリラ眠れる我起こす」という日記風レポートで書いているが、「ART LAN@ASIA~アジアの新☆現代美術!!」なる展覧会へ行き、催しが終った時に、増山麗奈さん著の『桃色ゲリラ ― PEACE&ARTの革命』(社会批評社)なる本を(小冊子と共に)買ったのだった。
即席の販売スタンドで買ったのだが、その際、展覧会を主催されていた増山麗奈さんにサインまでしてもらった(ささっと似顔絵まで添えて)!
これは実に素晴らしい本だった。そして増山麗奈さんというアーティストにしてパフォーマーの凄さを痛感させられたのだった。
→ 増山麗奈著『桃色ゲリラ ― PEACE&ARTの革命』(社会批評社)
●これは禁を破ったという話ではないが、まあ、上の禁を破った話(事情)に関連するのでメモしておく。
前の日記にも書いたけど、日本初のベリーダンス・マンガが始まったということで、関連の記事も載せておいた:
「静かに静かに「里の秋」を」
そう、作者さんは、アノ「陰陽師」を描いた「岡野玲子」さんで、題名は「イナンナ」!
この漫画雑誌を入手するに至るには前段の話がある。
上記の本(リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』)を買うために夕方近く、駅前まで自転車を飛ばした。
在庫、あるかなと心配していたが、案外、あっさりと見つかった。出版されて数ヶ月なのに、もう6刷。売れているのだ。
『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』などを紹介した小生のブログの記事「物理学界がいま最も注目する5次元宇宙理論」は、ただのメモに過ぎないのに、「5次元」などをキーワードにネット検索で頻繁にヒットする。
それだけ、上掲の本が売れている…、この話題が関心を持たれている…、が、5次元など異次元の存在など理解がなかなか及ばない…、あるいはもっと分かりやすい説明、もっと踏み込んだ説明が欲しい…、といったことでネットで情報を求める人が多いのだろう。
小生の頁では参考にならないから(何しろ、ランドールさんの本を全く読んでいない段階でのメモなのだから)、申し訳ない。恐縮するばかりである。
これは未だ『NHK未来への提言 異次元は存在する』(リサ・ランドール / 若田光一 著、NHK出版 Online Shop)を読んだ段階での記事だが、小生としては、関連する記事として後日書いた、「宇宙の神秘に対する畏敬の念」のほうを読んで欲しいと思ったりする。
特に、若田光一さんの宇宙体験の話を!
← 岡野玲子作『イナンナ』 (画像は、「モーニング NO.41 2007年09月13日(木)発売」より) 「モーニング」、買っちゃった!
せっかく、普段、足を運ばない書店に来ている。嬉しくも目当ての本はゲットできた。
となると、欲が出るというのか、ついでというわけではないが、この漫画「イナンナ」の載っている週刊誌「モーニング」を探した。
漫画の本だし、紐で括られたり、ビニールでカバーされていたりして中が覗けないようになっているかもしれないけれど、でも、せめて週刊誌の外見くらいは見てみたいではないか。
…けど、見つからない。
13日の発売なので、もう売れきれたのか……。
がっかり。
書店も入っている駅ビルの真ん前にコンビニがあった。
コンビニでの支払いがあったので入店。その際、ダメもとで週刊「モーニング」を探した。すると、呆気なく見つかった。他の雑誌の下に埋もれていた。
パラパラ捲る。そう、既に開封されていたのだ。中を開いて読むことが出来るのだ。
今回は初回ということで、イメージ画的な絵と言葉が続く。 映画で言えば、予告編。物語そのものには全く、入っていない。
イメージ画的な絵とメッセージ的な詩文とのコラボ頁が最初から最後まで続く。
(この詳細については、後日、触れるかもしれない。未定。)
→ 謎の屋敷?! 9月9日、夜、都内某所にて。……実は、明治学院大学の白金キャンパスなのです!
それだけなら、まだ物語に入っていないのだし、観るだけで雑誌は置いたかもしれなかったのだが、漫画の末尾に作者と作者をベリーダンスの世界に魅入らせた方であるミシャールさんとの対話などが載っている。
(ミシャールさんについては、「YouTube - Michaal at Tribal Fest」がいい。画像も結構、鮮明かも。 また、『Sacred Earth Dance by Mishaal』なるDVDがいろんなサイトで言及されていた。このDVDについては、「Belly Dance by Mishaal」の中を探せば、DVDのメイキングの話を見つけることができる(但し、英文)。あるいは「ベリーダンス普及委員会日誌 Mishaal さんの 「SACRED EARTH」」参照)
← 『Sacred Earth Dance by Mishaal』(DVD) (画像は、「Belly Dance by Mishaal」より)
せっかくなのでミシャール(Mishaal)さんの言葉を(「Belly Dance by Mishaal」から):
私は、自分の踊りを母なる地球に捧げる、Sacred Earth Dance(聖なる大地の踊り)と呼んでいます。それは私たちがしている神聖な旅でもあります。ダンスを通して地球に敬意を表し、命を祝福し、そしてこの不思議な力を分かち合いたいと思います。私たちは夢とビジョンのため、心から踊りを踊るのでしょう。
で、小生、対談を読みたいこともあり、案の定(?)漫画週刊誌「モーニング」を買っちゃった!
漫画の本を買ったのは何十年ぶりだろう。
と思ったら、94年の2月の入院の際、「美味しんぼ」(雁屋哲原作、花咲アキラ作画)を買ったのを思い出した。この漫画、好きだった。漫画もテレビアニメもテレビドラマも見た。
ということで、雑誌(週刊誌)についても、禁を破った日となったのであった。
なんだか、今回はベリーダンサーのミシャールさんの紹介になってしまって、肝心の岡野玲子さんや「イナンナ」については触れられなかったが、今後、折々触れる機会があるものと期待している。
(余談だが、小生はベリーダンサーのミシャールさんの名前を初めてこの漫画の対談で知ったと思っていたら、既に一年半前に言及していた! 「「白鯨」…酷薄なる自然、それとも人間という悲劇」なる拙稿である。この頁に幾つかベリーダンサーの画像を掲載しているが、最後の画像に付した短文に注目!)
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コメント
先日東大に講義に来たのをTVで見ました。
人気教授らしくネットで沢山情報がヒットします。
http://www.youtube.com/watch?v=40ZbmCxjCSY
http://www.youtube.com/watch?v=tgcDbJI4f-M
私も買おうとしているのですが、。。英語版のほう。
安いし、ベンキョも兼ねて。
投稿: 古井戸 | 2007/10/28 14:08
古井戸さん
生の情報に接しようとする姿勢は素晴らしいです。
ブログ、相当に情報を踏まえつつ書いておられますね。
勉強振り、そして意見を明確に示す姿勢に感服します。
もう、英語版で専門書を読む気力はない。原書と比べたわけじゃないけど、日本語訳、読みやすかったし想像が膨らみました。
投稿: やいっち | 2007/10/28 21:34