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2007/09/30

「カーニバルテーマの周辺散策」アップ

カーニバルテーマの周辺散策」をアップしました。
 浅草サンバカーニバルに向けて、参加する各チームは毎年それぞれにテーマを決めている。
 その「テーマ」について、どうあるべきかを論じるというより、表題にあるようにちょっと周辺を巡ってみた雑文です。

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 むしろ、画像を際立たせるための壁紙的雑文で、多数の我がG.R.E.S. リベルダージのパレード画像を見てもらいたい一心で作成したもの。
 画像は全て、「のぼせもんKTQ」ブログのサイト主であるbatoさんのご好意により、「コンデジ画像館 (浅草サンバカーニバル)」(「浅草サンバカーニバル(2007)スナップIndex」)から借りさせてもらったものです。

 本編は、画像的に「浅草カーニヴァルテーマ「スウィーツ」」の姉妹編です!!
 何故に姉妹編なのかは、本文に書いてあります。

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2007/09/29

日本最古の木製仮面発見!

日本最古の木製仮面発見!
 もう一つのニュースは、「日本最古の木製仮面 鬼追いのルーツか 奈良・纏向遺跡」というもの(ホームページは、「asahi.com:朝日新聞の速報ニュースサイト」)。
 邪馬台国に限らず古代史や考古学の話題にはつい耳を傾けてしまう。
 というか、ニュースのほうが耳の穴をこじ開けて入り込んでくる!

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→ 「季刊 邪馬台国 2007年 10月号 [雑誌] 2007.10.04 発売」には、この日本最古の木製仮面発見のニュースは間に合わないか。 「季刊「邪馬台国」(梓書院発行 安本美典責任編集)」参照。

 一部、転記させてもらう:

 奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、木製の仮面(弥生時代末~古墳時代初頭、3世紀前半)が出土し、市教委が26日、発表した。古代の木製仮面としては国内最古で、これまでの例を約400年さかのぼる。同じ場所から木製盾の破片や鎌の柄が見つかり、盾などを手に面をつけて踊る呪術師の姿をほうふつとさせる。古代祭祀(さいし)の具体像を知る一級資料で、農耕儀礼や鬼追いのルーツという見方が出ている。
(中略)
 仮面はアカガシ製で、縦26センチ、横21.5センチ、厚さ6ミリ。未使用の鍬(くわ)の刃を転用したと見られ、柄を差し込む穴を口に、柄の支え部分を鼻にしていた。三日月形のまゆを線刻し、周りに赤い顔料がわずかに残っていた。裏側が平らで、顔に固定するひもを通した穴もないため、手に持って使った可能性が高いという。
(中略)
 これまで木の仮面は7世紀初めごろの神戸市・宅原(えいばら)遺跡のものが最古だった。土製では縄文時代の土偶に仮面らしいものの出土例がある。

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レコーダー映像を捜査に活用…パノプティコン社会は必然?

事件発生!タクシーは見ていた=レコーダー映像を捜査に活用-警視庁府中署が協定」(2007年9月29日(土)04:20  ホームページは、「goo ニュース」)というニュース記事が今日、ネット上の各サイトで載っていた。

 短い記事なので、結果的に全文の転記になるが…:

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← 「ドライブレコーダー」 データを記録する本体部分と、カメラやマイクなどを分離したセパレートタイプ。「【楽天市場】ECLIPSE イクリプス DREC1000 ドライブレコーダー:Car Parts Shop MM」より

 タクシーに搭載されている「ドライブレコーダー」で撮影された映像を捜査に活用するために提供する全国初の協定が先月21日、警視庁府中署と同署管内の3つのタクシー会社との間で結ばれた。同署は「犯罪抑止や事件解決の糸口となる」と期待。問い合わせが相次いでおり、同庁のほかの署にも動きが広がっている。

 ドライブレコーダーは、フロントガラスに取り付けられた小型カメラが衝突や急ハンドルなどで衝撃を受けると、その前後約20秒の運転席前方の映像を記録する。

 タクシー会社が事故原因の調査などのために自費で設置しており、これを無償で府中署に提供し、捜査に役立てるという計画だ。

 このニュースでちょっと驚いたことがあった。

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2007/09/28

琥珀を生み出した古代の森…いのち溢れて

 アンドリュー・ロス著『琥珀―永遠のタイムカプセル』(城田 安幸【訳】、文一総合出版)を読了した(今日は、リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会)も読了。こちらに付いては、改めて感想を書くかどうか未定)。

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← アンドリュー・ロス著『琥珀―永遠のタイムカプセル』(城田 安幸【訳】、文一総合出版)

 本書『琥珀―永遠のタイムカプセル』については、「植物由来の宝石・琥珀の魅力」で若干のことを書いている。
 今日は違う趣向でメモしておきたいことがある。

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→ 9月24日、都内某所にて。何艘もの屋形船が係留されている。画像で見ると、なんだか不思議な雰囲気が漂ってくる。…こんな絵を描けたらいいな……。

 小生は数年前、誰もいない森についてやや叙情的というか、むしろ感傷的な文を綴ったことがある(「石橋睦美「朝の森」に寄せて」より):

 森の奥の人跡未踏の地にも雨が降る。誰も見たことのない雨。流されなかった涙のような雨滴。誰の肩にも触れることのない雨の雫。雨滴の一粒一粒に宇宙が見える。誰も見ていなくても、透明な雫には宇宙が映っている。数千年の時を超えて生き延びてきた木々の森。その木の肌に、いつか耳を押し当ててみたい。
 きっと、遠い昔に忘れ去った、それとも、生れ落ちた瞬間に迷子になり、誰一人、道を導いてくれる人のいない世界に迷い続けていた自分の心に、遠い懐かしい無音の響きを直接に与えてくれるに違いないと思う。
 その響きはちっぽけな心を揺るがす。心が震える。生きるのが怖いほどに震えて止まない。大地が揺れる。世界が揺れる。不安に押し潰される。世界が洪水となって一切を押し流す。
 その後には、何が残るのだろうか。それとも、残るものなど、ない?
 何も残らなくても構わないのかもしれない。 きっと、森の中に音無き木霊が鳴り続けるように、自分が震えつづけて生きた、その名残が、何もないはずの世界に<何か>として揺れ響き震えつづけるに違いない。 それだけで、きっと、十分に有り難きことなのだ。

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2007/09/27

時津風部屋傷害致死事件と朝青龍バッシング騒動と

 昨日の記事では、最近ラジオで聞いた音楽関係のアーティスト(の演奏や歌)や曲を幾つかアトランダムにピックアップし列挙してみた:
姜小青を聴き心地いい…今はただそれだけ

 今日は水曜日の営業中に飛び込んできた社会や文化などの一般的なニュースを幾つか(コメントする力はないので)メモだけしておきたい(結果的に二つだけで容量を超えた! → 一つの記事を「日本最古の木製仮面発見!」と題して独立させた。あまりにジャンルが違いすぎた!(07/09/29))。

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← 某料亭の中の土俵。神聖な土俵のはずだけど、一歩、土俵を割ると、そこは奈落の底? (画像は、昨年の梅雨時、某人らとの会食の際に利用した料亭で撮ったもの)


時津風部屋傷害致死事件と朝青龍バッシング騒動
 一つは、びっくりというべきか、ある意味、公然の秘密が露見したに過ぎないというべきなのか。このニュースは一般的な話題性があるようで、既にテレビでもワイドショーを含め報じられれている。
「かわいがってやれ」金属バットやビール瓶で殴打 時津風部屋傷害致死事件」(ホームページは、「iza:イザ!」):

 大相撲の時津風部屋の序ノ口力士、時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名・斉藤俊(たかし)さん=が6月、愛知県犬山市でけいこ後に急死した事件で、同県警は26日、制裁目的の暴行があったとして、時津風親方(57)=元小結双津竜、本名・山本順一=と部屋の兄弟子ら数人を、傷害致死容疑などで立件する方針を固めた。親方は斉藤さんを「ビール瓶で殴った」、兄弟子の1人は「金属バットで殴った」などと供述している。

 「かわいがってやれ」
 角界を激震させた17歳新弟子の死亡事件で、兄弟子らに制裁を指示したのは、親方だった。
 県警捜査1課と犬山署は26日、時津風親方を傷害容疑で、部屋の兄弟子ら数人を傷害致死容疑で立件する方針だ。
(中略)
実家に戻った斉藤さんの遺体を見た遺族は「顔は赤く腫れ、体はアザと擦り傷だらけ。太ももにはたばこの火を押しつけた跡が3カ所あった」。
 真相究明を求める遺族の声に促される形で県警が動き、行政解剖の結果、死因は多発外傷性ショック死と判明。親方や部屋の全力士から事情を聴いていた。

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2007/09/26

姜小青を聴き心地いい…今はただそれだけ

 営業で使っている車にはFMは聴けず、AMのみ。
 それでも、音楽情報は耳に入る限りは漏らさず聴いて、可能な時はメモしておく。
 最近の事例だけでも列挙してみる:
サバの女王」や「アドロ」などのヒット曲である年代以上の方には懐かしいだろう、アルゼンチンの歌手グラシェラ・スサーナさんの話(と勿論、歌)を聴いた(NHKラジオ第一)。確か、歌手生活35周年ということだった。学生時代、思いいれタップリに聞いていたっけ。
 ドビュッシーの作曲した前奏曲集の中の一曲「アナカプリの丘」を聴いた(演奏などの情報は忘失)。とても、印象的だった。この曲に付いては後日、何かメモ記事を書きたいと思っている。

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→ 『今村夏海/NATSUMI』 (「NATSUMI IMAMURA」参照)

 大分県日田市出身の歌手、シンガーソングライター(女優、文筆家)の山崎ハコのトークや歌を聴いた。相変わらず彼女ワールド炸裂だ。どの曲を聴いても、山崎ハコさんは山崎ハコさんだ。個性が強烈なのだ。歌もパセティック。
 ダスティ・スプリングフィールドの歌をタップリ聴いた。満足。
 小生、最初番組の予告で「ダスティ・スプリングフィールド」と聴いて、これまた好きなブルース・スプリングスティーンと勘違い。で、いざ番組が始まって曲が流れると女性の声で、驚いてしまった。そうか、この人があの曲の数々を歌っていたのかと再認識した次第。「イギリスが生んだ、最も偉大な白人ソウル・シンガーの1人」で、「二人だけのデート」や「この胸のときめきを」などのヒット曲がある。

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← 『今村夏海/メヒコの彩色(いろどり)』 (「NATSUMI IMAMURA」の中の「DISCO GRAPHY」参照)

 そうそう、月曜日の営業の時には、「ジャズピアノで奏でる童謡唱歌」という題名でジャズピアニストの国府弘子さんの話や無論、彼女のピアノをしっかり聴けた(それだけ仕事が暇だった)。近くの図書館では、彼女のCDをラックに見たことがないが、いつも誰かが借りているのか。
 これまた昨日の営業中(9月24日午後6時からのNHKラジオ夕刊)に聴いたのだが、今村夏海さんというアルバ奏者の方へのインタビューそして演奏を聴いた。彼女の名前はNHKのラジオ番組で聞いて初めて知った。数年前から話題になっていたらしい(「竹村淳の言いたい放題Vol.2005 2005年3月6日 チューチョさんの目に涙」参照)

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2007/09/25

ベックリン…死への旅路は若き日より

 いきなり余談だが、昨夜また鍵(束)を紛失した。
 ポケットの中に入れておいたはずが、昨日の営業中、それも真夜中になって、トイレを済ましてハンカチを仕舞った際に、なんだかポケットの膨らみが小さい…。もしや…。手を突っ込んでみると……、ない!!
 ひょええええーーーである。
 車の運転席の下も探したが見つからない。
 小生、真っ青。

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← 鍵束を紛失したと気付いた瞬間の小生の胸中はこんな風だった!

 思えば、小生、財布は小学生の時に初めて持ったビニール(ほとんどオモチャ)の財布をポットン式トイレに落っことして以来、紛失したことはない。
 傘だって、ビニール傘を一度、置き忘れたことがあった(かどうか)。
 が、鍵(束)については、何故かよくトラブルを起こす。
 無くしたこと数回。バイクや自転車にくっ付けたまま、バイクを置き去りにしたこと数回。帰宅して、ドアノブに差し込んだまま、翌朝(出勤時)になるまで気付かなかったこと数回。
 鍵束を落として、気付かず、戻ってみたら、鍵の取っ手部分のプラスチックの残骸だけが路上に無残にもバラバラに落ちていたこと二度。


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2007/09/24

「あれは、オレのものだ!」書いたけど

Mystery Circle 9-22締め切り分出題」参加作品を書きました:
あれは、オレのものだ!

 ルール上、公表は後日となります。 → 27日、アップしました! 但し、題名は「一家団欒」です!

 主旨については、「Mystery Circle 9-22締め切り分出題」を御覧願います。

 小生に付いては、作品の冒頭と文末が下記と決まっています:

◎「近頃じゃテレビ・タレントも、嗚咽なんてことを知らないくらいだものな」
著者:国見弥一
◎不合理で不穏な混沌だ。

 昨夜になって、締め切りが過ぎていることを知り、夜半になって急遽、作りました。
 締め切りは25日に延期となったらしいのですが、24日は仕事。25日は個人的な所用で外出しないとならないので、作れるのは今だけと、せっせと作りましたとさ。

 ところで、22日の真夜中近く、あと一時間で23日という時点で、小生のココログ(@nifty)版のブログが(合算で)60万ヒット
 地味なサイトだけに、来訪し覗いていってくれた方々に感謝です!
無精庵徒然草
無精庵サンバ館
無精庵方丈記

 23日の夜、普段は買わない高値の刺身でちょっとお祝い。
 大好きなピザはダイエットの都合上、我慢。

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2007/09/23

植物由来の宝石・琥珀の魅力

 いきなり余談もなんだが、今朝、奇妙な夢を見た。なんと、夢の中にかのアベ前首相が登場してきたのである!
 夢の詳細は後日、気が向いたら書くかもしれない。
 それにしても、どうしてアベ前首相がわざわざ小生の夢に出てきたのか。
 分からん!
 何か恨まれているようで怖い!

 さて、気を取り直して…。
 過日、図書館へ返却のため寄った際、せっかくなので何か借りようと書架を物色。
 今、リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会)やジョージ・エリオット著の『フロス河の水車場』(工藤好美・淀川郁子訳、『世界文学大系85』 所収、筑摩書房)を自宅ではゆったりのんびりと読んでイ最中(後者は手にしてから既に一ヵ月半以上を経過!)。

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→ 俵万智著『トリアングル』(中公文庫)

 なので、車中で、あるいは就寝前に読むような(本のサイズにおいて)軽めの本が狙い目。
 新書か文庫本で何かと思ったが、なかなかヒットしない。ピンと来るような本に出会えない。

 最近、サンバに加えベリーダンスに惹かれていて、その流れで岡野玲子作による初のベリーダンス漫画『イナンナ』が始まるという話題を採り上げたが、その記事を書くときに、あれこれ情報をネットで探していたら、偶然、「TANNKA 短歌」という映画が昨年放映されていたことを知った(この情報は黒谷友香さんが主演ということもあり話題になったころ既に察知していたが、すっかり忘失してしまっていた)。

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2007/09/22

陵墓公開へ一歩前進かな?!

 昨日、営業中、例によってラジオに耳を傾けていたら、「明治天皇陵など調査を“解禁”へ 宮内庁が方針転換」といったニュースが飛び込んできた:
中日新聞 明治天皇陵など調査を“解禁”へ 宮内庁が方針転換社会(CHUNICHI Web) 2007年9月20日 夕刊」:

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← 先週、仮眠を取ろうと日比谷公園脇に車を止めたら、謎の屋敷を発見!

 宮内庁は、日本考古学協会など考古学や歴史学の十六学会の代表者に、京都市の明治天皇陵(伏見城跡)と、古墳時代のものとされる奈良市の神功(じんぐう)皇后陵(五社神=ごさし=古墳)の二カ所への立ち入り調査を許可する方針を固めた。調査は来年二月から三月になる見通し。歴史関係各学会が連携し、約三十年前から陵墓公開の要求を続けていた。 (略)  今回の調査対象となる豊臣秀吉ゆかりの伏見城跡は、近世史研究で重要な史跡だが、明治天皇の埋葬地となってから立ち入りが規制された。

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→ 近づいてみると、館の中はどの部屋も明かりが煌々と照らされていて、謎など何もないと告げいるかのよう…。

 第十四代仲哀(ちゅうあい)天皇の妻だった神功皇后の五社神古墳は全長約二百七十五メートルの前方後円墳で、日本考古学協会理事の高橋浩二富山大准教授は「宮内庁の測量データが正しいかどうかを確かめることから始めたい」と話している。

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2007/09/21

青柳いづみこ…双子座ピアニストは二重人格?

[まず、明記しておくが今日のタイトルは青柳いづみこさんの著書『双子座ピアニストは二重人格? ――音をつづり、言葉を奏でる』(音楽の友社)から採ったもの。「音楽と文学という「二つ」の領域の行為を行き来する体験があってこそ見えてくる鋭い視点」が青柳いづみこさんの特色のようだから。]
 9月20日の早朝からだったろうか、旧稿である「青柳いづみこ、ドビュッシーを語る」へのアクセスが急増し始めた。
 何があった? まさか(考えたくはないが)青柳いづみこさんに何かあった?

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→ 葛飾北斎「神奈川沖浪裏」(冨嶽三十六景) 1905年に出版されたドビュッシーのスコアの表紙にこの浮世絵が使われた。「海 (ドビュッシー) - Wikipedia」参照

 その謎は翌朝になって溶けた(解けた)。
 上掲の記事のコメント欄にも書いたけど、NHKラジオ深夜便にて下記の番組が「9月20日、21日の両日にわたって、午前4時(19日夜から20日へとつづく明け方)から45分間のインタビュー番組が放送」されたのである:
〔こころの時代〕 音楽と文学を結ぶ水脈を求めて ピアニスト・文筆家 青柳いづみこ(1)(2)

青柳いづみこ オフィシャルサイト」のトップ頁によると:

パーソナリティは元NHKアナウンサー鈴木健次氏(紅白歌合戦の司会者とは別の方です)で、メルド日記でもご紹介したように、池上俊一氏の論考を読んで青柳に興味をもたれ、おいたちからピアノ修業、論文修業、ドビュッシー評伝を中心とした著作やCDについて質問を投げかけてくださっています。
途中でCDもかけます。20日には天使のピアノによるライヴ録音も流れますので、朝早いですがお聞きください!

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2007/09/20

立山に 降りおける雪を とこなつに…

富山の和菓子だけ好きってわけじゃない!」なる雑文で、富山の銘菓「とこなつ」(株式会社大野屋)を扱っている。

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← 富山・岩瀬浜にて。海越しの立山というわけにはいかないけれど…。05年正月の帰省時に撮影。文末参照。

大野屋:とこなつ、田毎(たごと)」なる頁を覗くと、「とこなつ」について、以下のように記してある:

貴重な白大豆の餅を餅生地で包み表面に和三盆糖をまぶした一口大のお菓子。和三盆糖がすっと溶けた後、白小豆の使用上品な風味が広がります。”とこなつ”の菓名は、越中国司大伴家持が立山を読んだ歌に因み名づけられました。また、その可憐さは、”とこなつ”の古名を持つなでしこの姿にも重なります。

     "立山に降りおける雪をとこなつに
               見れども飽かず神からならしい。"


 小生としては、「立山に 降りおける雪を とこなつに 見れどもあかず 神柄ならし」のほうが望ましい気がするのだが…。

富山の和菓子だけ好きってわけじゃない!」という記事の中でも紹介しているが、「大野屋」「カラーたかおか -高岡総天然色サイト-」なる頁が「創業150年を超える老舗」である「銘菓『とこなつ』で有名な大野屋」についてあれこれ教えてくれて嬉しい。

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2007/09/19

富山の和菓子だけ好きってわけじゃない!

 今年の我がサンバチーム・G.R.E.S. リベルダージの浅草サンバカーニバルに向けてのテーマは「魅惑のスウィーツ~リベルダージの甘いサンバを召し上がれ!」だった。
 その関連で、「スウィーツ」をめぐって、既に若干のことを書いてきた:
浅草カーニヴァルテーマ「スウィーツ」
25日(土)は浅草サンバカーニバルの日!

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→ 「とこなつ」(「株式会社大野屋」) 「大野屋」を一読願いたい。白あんには白大豆を使っているとか。「とこなつ」という名称の由来も書いてあって興味深い。

 後者の「25日(土)は浅草サンバカーニバルの日!」は、「スウィーツ」を幅広く解釈して和菓子に話題を広げ、ついでながら、我が富山の有名な和菓子、あるいは小生の好きなお菓子にまで触手を伸ばしている。

 実はあるサイト内で、富山の美味しいお菓子にどんなものがあるかが話題になっていた。
 ひとそれぞれに挙げるものは違う。上掲のサイトは若い世代の人が多いようなので、世代間でも好みが違うし、そもそも覗く店(のある場所)も違うのだろう。

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2007/09/18

寝坊して…サボって…パレードが来るよ!

 ここだけの話だけど、日曜日の勉強会、サボりました。

 土曜日の夜は日付が変わって日曜日の4時過ぎになって寝入った(ベッドに就く)。
 就寝が遅くなったのは、「禁書(?)の禁を自ら犯してしまった!」なる記事で、ついに禁を破って買ってしまったリサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )が、ほとんど内容が理解不能にも関わらず面白くて夜半過ぎまでCDを聞きつつ、ずっと読んでいたことが最たる理由かも。

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← 我がチーム・G.R.E.S. リベルダージのパレード、その先頭! パレードが来るよ!

 小生は睡眠障害があるので、3時間以上、継続して眠れない。
 なので、四時過ぎに床に就いても、遅くとも8時過ぎには目覚める…はずだった。
 就寝前にはテキストや試験問題のチェック。

 で、起きてから再度、チェック、見直しのつもりでいた。
 …なのに、何故か目覚めたのは昼過ぎだった。

 ええーー。こんなことって小生にはありえない…、はずなのに!
 小生、戦意喪失。勉強会の開始時間に間に合いそうにないし、サボることに決めた。
  こんな時は決断が早い!

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2007/09/17

「浅草カーニヴァルテーマ「スウィーツ」」アップ

浅草カーニヴァルテーマ「スウィーツ」」をアップしました。

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 浅草サンバカーニバルに向けての我がサンバチーム・G.R.E.S. リベルダージのテーマ「スウィーツ」をめぐって若干のことを綴ってみたもの。

 画像はありません。
 当然ながら、各アーラの項に相応しい画像を載せたいもの。小生には手持ちの画像はない!
 目下、画像を拝借できないか、交渉中!

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 ジャーン、御覧のようにくまごろうさんが早速、写真の使用を許可してくださいました。
 くまごろうさんのサイトは:
Sambadrome

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2007/09/16

禁書(?)の禁を自ら犯してしまった!

●今、図書館から借り出している本、実に面白い。
 が、明日の日曜日は例によって勉強会があるし予習も必要だったりして、本を読む暇がない。

 返却期限が来たら一旦、返却してまた借りるという手もありえる。
 でも、この本、人気があって、多分、何人か予約しているはず。今だって、一ヶ月は待たされてようやく借りることができたのだ(予約した本が届きましたという連絡のあった日は、喜び勇んで図書館へ向ったものだ)。
 なので、仮に予約しても、次に借りられるのは早くて一ヶ月先になりそう。

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← リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )

 実に面白い本なのである。途中、理解が及ばないところがあっても、もっと知りたい、世界を広げたいという一心で頁を捲る。
 でも、返却の日が迫っている。
 時間に急かされて、慌しく読みたくはない。
 それに、蔵書に価する本である。

 で、土曜日の午後、本書を読んでいるうちに、せかせか読むことにどうにも我慢ができなくて、夕刻、小生は我が身の貧乏暮らしを省みず、04年の4月に本(雑誌・新聞も含む)は当分、買わないと決めた、その禁を破って本を買ってしまった(雑誌については、何ヶ月か前にエロ本を一冊、衝動買いしてしまった!)。
 幸い、昔、貰った図書券が少々あったので、それほどおカネは必要じゃなかったし。

 その本とは、リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )である。

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2007/09/15

静かに静かに「里の秋」を

 あるサイトを覗いていたら、「「イナンナ」連載開始!|May Allah smile upon you always...」と題された記事が載っていた。
 記事に拠ると、「「週刊・モーニング」で、ベリーダンスのマンガの連載が、今週から始まった」こと、「作者さんは、アノ「陰陽師」を描いた「岡野玲子」さん」だということなどとあり、さらに、「バレエ・マンガは多数出ていますが、ベリーダンス・マンガは、日本では、初めて」だろうと書いてある。
 ベリーダンス・マンガが、しかも、かの岡野玲子の手により描かれ連載となる!

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→ 岡野玲子作『イナンナ』 (画像は、「モーニング NO.41 2007年09月13日(木)発売」より) 「新連載肉体の魔術の物語、ここに開幕!」だって!

 ベリーダンスの俄かファンの小生、ちょっと驚き、ちょっと嬉しい。サンバも好きだが、ある意味、テンポというかリズム感のまるで違うベリーも凄く魅せられるものがある:
ベリーなる美神の舞いを見てきたぞ

 岡野玲子さんの公式サイト:「OGDOAD
 始まる(9月13日に発売されている)漫画「イナンナ」については:
モーニング 連載マンガの部屋
(「週刊・モーニング」は週刊だが、「イナンナ」は月に一度の連載となるとか。)

 ストーリーは、下記しか示されていない:

女神が踊るベリーダンス。
その肉体の魔術をご覧あれ!

 題名の「イナンナ」とは、どうやら「古代メソポタミアのシュメールの女神様の名前」であり、「金星をシンボルとする豊穣の女神」のようである。

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2007/09/14

水から陸への冒険…人間は魚類の一員だ!

 まずは、今日午前のニュース。
 そう、「<H2Aロケット>「かぐや」搭載し打ち上げ成功」!
 目出度いね。宇宙を開発することは、それが研究のためであってもあれこれ問題があると思うけれど、それはそれとして、宇宙の謎、直近の星である「月」の謎が解き明かされることにワクワクする。
 というより、そうした試み自体に単純に感動する自分が居る。

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← ジェニファ・クラック著『手足を持った魚たち 脊椎動物の上陸戦略』(池田比佐子訳、講談社現代新書 1345)

 念のためニュースは下記を参照:
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <H2Aロケット>「かぐや」搭載し打ち上げ成功 種子島
 ミーハーの小生、既に関連の記事を先月末に書いている:
月探査機「かぐや」 打ち上げ迫る

 自宅では、主に寝床でF.キングドン-ウォード著『植物巡礼  ―― プラント・ハンターの回想 ――』(塚谷 裕一 訳、岩波文庫)を、ロッキングチェアーではリサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )を読んでいる。
 特に後者は、「超ひも理論」についての話なのだが、以前読んだブライアン・グリーン著の『エレガントな宇宙』(林 一・林 大訳、草思社刊)の頃よりは、この「超ひも理論」が相当に熟成(?)されてきたように思う:
『エレガントな宇宙』雑感(付:「『宇宙は自ら進化した』の周辺」)

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2007/09/13

ダラーンと枝垂れ柳のこと

 いつだったか分からないが、車中で聴くともなしにラジオ放送を聴いていたら、ある言葉が耳に残った。
 というか、残っていた。
 聴いた当初は聞き流していた…ような気がする。
 格別、興味を惹いたという自覚もない。

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→ 10月3日、枝垂れ柳とはいかないが(?)、ようやく枝垂れる木の画像を得ることができた。都内某所にて。

 が、街中を流していたら、都内の某所で(何処だったか覚えていない)枝垂れ柳を見た。
 あるいは、枝垂れる枝振りを見て、ああ、これが枝垂れ柳かと思ったというほうが近いかもしれない。

 どうして耳に枝垂れ柳(という言葉)が残っていたのか。
 あるいは、別に耳に引っかかっていたわけではなく、あくまで後で偶然、見かけた枝垂れ柳に、そういえば、つい数時間前に枝垂れ柳という言葉をラジオで耳にしたなと思っただけなのかもしれない。

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← 枝垂れるを眺めつつ我夜垂れおり(「夜垂れ(よだれ)なんて造語しちゃったりして。撮影直後、夢の世界へ。)
 
 ラジオではどんな話題、どんな話の流れで枝垂れ柳が出てきていたのか、一向に覚えていない。
 大体、今の時期に枝垂れ柳など、あまり話題に出るはずがない。
ヤナギ(柳)」という頁(ホームページは、「植物園へようこそ!」だと思われる)に見出される説明にもあるが、「サクラの咲く頃,柳も芽を吹き,特に枝垂れ柳の場合には細い枝が緑に彩られ,風に揺れている様をみると春が来たなという感じがします」というものなのだ。

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2007/09/12

ベリーなる美神の舞いを見てきたぞ(続)

[以下は、[mixi]で10日(月)の夜半過ぎに書いた日記。そのまま転記する…つもりでいたが、ブログでのアップに際し、若干、補筆し、また、[mixi]の日記では目障りになりがちなリンクを丁寧に貼る。また、改行そのほかも一部変更した。メモ風な日記で舌足らずになりがちなのは御寛恕願いたい。]

ベリーなる美神の舞いを見てきたぞ(続)

 夜、月に一度、楽しみにしているベリーダンスショーに行って来た。 日曜日は原則、タクシーの勉強会があり、サンバパレードの追っかけが出来ない小生のささやかな楽しみ。

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← 10日、店に入る前に、バーの周辺の路地を散策。

 ダンサーは、LさんとNさんの二人。
 Lさんのダンスは初めて。小生はNさんのファンなので、彼女を目当てに出向く。
 小生は素人だけど、文章表現が好き。言葉で何かを表現しようとする。なので、言葉に頼りがち。無論、言葉遣いの怖さや難しさもそれなりに知っているつもり。
 画家は絵で、音楽家は音(や演奏など)で、表現するように、男女を問わずダンサーは踊りで表現する。美を? それとも何かイメージする世界を? 
 でも、体の動き(手や腕や髪や顔の表情や衣装や、肩や胸、お腹、腰、つま先までの足)で表現するって、どういうことなのだろう。

 そうそう、今までとは違う趣向って言っていた。それが何なのか分からない。

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2007/09/11

短編「靴職人の夢」アップ!

[以下は[mixi] で昨夜半近くに書いた日記。そのまま転記します]

 今日、10日の昼前、一気に書きあげた短編をアップした。過日、あるドラマ(黒澤作品の「天国と地獄」)を見て、その主役が靴職人だったことを見て、靴か靴の職人をテーマに何か書きたいと思った。
 でも、何を書く。
 靴職人の世界も職人も何も知らないのに、どんなテーマで書く?

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→ 9日の午後、都内某公園にて。

 すると、靴には、全体重が圧し掛かることに気付いた(翌日の9日の営業中だったろうか)。
 これで一気に着想が膨らんだ。
 あとは、話の筋は例によって書きながら考える。書く前にストーリーを考えることなど自分にはありえない。

 というわけで、10日の午前、仕事を早退し、浮いた時間で一気呵成に書きあげたのだ:
靴職人の夢

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2007/09/10

「チェーホフ『六号室』」に戴いたコメント

 ロシア文学や翻訳という営為、そして中村白葉という翻訳家のことに関心のある方、書評エッセイ「チェーホフ『六号室』」のコメント欄を覗いてみてください。
 素敵なコメントを戴きました。

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2007/09/09

日の下の花の時、照れる時

[mixi] に書いた日記を(一部だが)そのまま転記する:

汗水も滴るいい携帯?!

過日、故障した携帯電話、今日、ダメもとでオンにしてみたら、直っていた!
故障の原因は分からない。
液晶画面が黒いままで、全く動かない。
無論、何度か充電を試みた。
でも、ダメ。

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← 9月5日、都内某公園にて。

故障して何週間だろう。何度も携帯電話会社へ行って故障の原因を見てもらい、ダメなら買い替え・機種変更も考えた。
可能ならワンセグ形態かFM付きの携帯に!
でも、忙しい日々が続いている。日曜日は勉強会。
行きそびれていた。
そのうち、携帯だって、心を入れ替え、機嫌を直し、故障も直るだろう、なんて。

携帯のない日々が続いた。もともと着信専用で、架ける相手もいない(寂しい)。
仕事で急用のあったときなど必要なくらい。あとは携帯の写メール。

さて、暇の徒然に机の上に置きっ放しの携帯を手に取り、念のため電源をオンにしたら、おお、真っ黒な画面が段々明るくなる。で、電源がありません、だって。
なので、今、充電。使える。

小生の推測なのだが、故障の原因は汗ではないかと思う。あの日、ワイシャツの胸のポケットに入れっぱなしだった。あの暑い日々である。汗で携帯の内部が水浸し状態になったのではと思うのだが、真相は如何に。
                         (転記終り)

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2007/09/08

洪水は今、現場で起きつつある!

 車中で相変わらずC・オフィサー 著/J・ペイジ著『地球の物語 痙攣する青い惑星』(中島 健訳、青土社)を読んでいる。
 刊行年が94年と古いのが気にかかるが面白いのだから仕方がない。
 このところ、お蔭さまで暇とは言えない程度には仕事が忙しい。なので、車中での待機中の読書も進まない。もう借りてから十日も経つのに三分の一も読めない。

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→ 映画『天地創造』(監督: ジョン・ヒューストン 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン) スケールの巨大な映画だった。今じゃ、こんな映画の制作は無理か。すぐ、CGに頼っちゃうし。映画の宣伝で女性のヌードシーンが出てくることを知り(でも、後姿)、それを見たい一心で映画館へ足を運んだという記憶がある。純心だったのだ! この映画か、市川雷蔵主演の「眠狂四郎」か、ボンド映画(『ロシアから愛をこめて』or『ダイヤモンドは永遠に』)に痛く刺激され初の夢精を経験したのだった! どの映画だったのかはっきり覚えていないのは男として不覚だ。…それとも、近所の女の子と相撲したのが直接の契機だったっけ?

 嬉しい(?)悲鳴はともかく、今日もまた本書からネタを戴く。まあ、今の時代に無縁とは言えない話題のはず。 それは洪水の話。

旧約聖書』の「ノアの箱舟」の話は有名であろう。昔、映画にもなったっけ。「天地創造」の中の一場面だったか。

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2007/09/07

車中でも自宅でも、音楽三昧!

 今日は久しぶりに読書拾遺ならぬ音楽拾遺の記事。

 今、担当となった営業の車にはFMラジオが付いていないことは以前、書いた。
 なので、音楽については、非常にストレスが溜まっている。ラジオで音楽を聴くという楽しみが半減以下になってしまった。AMでも、音楽は架かっているけど、民放は若者の相手がメインだし、せいぜい演歌が折々架かるだけ。
 小生は演歌や歌謡曲も嫌いじゃないから困るわけじゃないけど、ラジオを通じて多彩な音楽ジャンルをドンドン聴いて音楽ワールドを広げるという楽しみを得る機会はAMでは乏しい。
 せいぜい、真夜中過ぎにNHKラジオでポップスなどを聴けるけど、でも、ジャンル的には限られている。

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← マイルス・デイヴィス『MILES DAVIS AT FILLMORE』(Tristar)

 まあ、懐かしいアーティストが登場する楽しみはないことはない。
 車中での音楽環境が貧しくなった分、自宅での音楽依存の傾向が強まったような気がする。
 とにかく、ラジオで久しぶりに聴いたアーティストは、図書館のAVコーナーで見つかる限りは借りて聴く!!

 先ごろはビル・エヴァンスが特集されていたし、過日はソニー・ロリンズで、どちらも、週末、図書館に行った際、AVコーナーで物色してCDを借りたものだった。

 つい先日は、マイルス・デイヴィスの特集をやってくれた。懐かしい。学生時代、ボブ・ディランやビートルズに聴き浸ると同時に、(サッチモは別格として)マイルス・デイヴィスに圧倒されていた。
 無論、予約していた本が届いたということで、その本を借りに行った際に、物色し、2枚組のCDを借り出して早速、聞き浸る。凄い。聴いていると、アヴァンギャルドって言葉を連想したりして。この演奏を聴くと、現代音楽などぶっ飛んでしまう。迫力。即興。

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2007/09/06

短編「涸れない女」アップ!

 短編「涸れない女」、書きました。
 今朝(というか、既に正午近かったけど)、夢で目覚めた。
 なんと初恋の人が出た!
 出たって、幽霊じゃないけどさ。

 その夢を元に書き下ろしてみた。

 無論、夢に見たとおりには書いていません。また、実話でもない。
 ただ、心情についてだけは、やや奇妙だけどリアルに描いているとは言える。

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2007/09/05

自転車のある日々一年目!

 先月8月19日、小生がオートバイ(スクーター)を手放して一年となった:
「馬橋パレード…オートバイとの別れ」(2006/08/19
 そして、同じく先月8月23日には、通販で注文した自転車が届いた日から一年:
「自転車ライダー生活本日開始」(2006/08/23
 そして、8月25日には「自転車で初出勤」(2006/08/25)と相成るわけである。

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→ 我が愛車! (画像は、昨年11月19日の記事「06東京国際女子マラソン…やるだけのことはやったのだ!」より)

 先月8月の下旬は、三十年以上のライダー生活とさよならし、自転車を使う日々を迎えて一年となるので、自分にとってはとても記念すべき日であり、何か書こうと思っていたが、浅草サンバカーニバルのこと、タクシーの勉強会のことなどがあって、手付かずだった。

 なので、今日、メモだけしておく。
 自転車についての具体的なことは「自転車 - Wikipedia」に任せる。

 自転車を入手したことで生活が根底からとは言わないが、それでもそれなりにどころではない程度には生活が変貌した。

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2007/09/04

リスボン地震…仮の宿も終の棲家と見定めて

「緊急地震速報」が10月1日からいよいよ一般に向けての実用化が始まるとか。
 ここでは、「緊急地震速報 - Wikipedia」から下記だけ転記しておく:

 震源に近い観測点の地震計で捉えられた地震波の情報を気象庁へ瞬時に集約しコンピュータの解析処理によりただちに震源の位置及び地震の規模(マグニチュード)を特定して、これらをもとに各地への主要動の到達時刻及びその震度を推定して、被害をもたらす主要動が到達する前にこれらを適切な方法で広く一般に知らせる。緊急地震速報を適切に活用することで、地震災害の軽減に役立つものと期待されている。

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← 「仮の宿も終の棲家と見定めて」 (画像は、拙稿「仮の宿」より)

 地震については詳しいサイトが数知れずある。
 一つだけ挙げてみる:
地震について(マメ知識)
 この頁の中の、「地震はどこで起こる?」と題された表を見ると、海沿いに生きる者には逃げ場がない! などと思わされてしまう。

 今、「月探査機「かぐや」 打ち上げ迫る」でも紹介した、『地球の物語 痙攣する青い惑星』(C・オフィサー 著 J・ペイジ著 中島 健訳、青土社)を車中で読み齧っている。
「環境汚染と人類の未来 地球は、われわれにとって必ずしも、永遠の安定した場所ではない。異常気象・温暖化・洪水・噴火・地震・オゾンホールなど、さまざまな異変の要因を、それらを加速化させている現代の人類文明と重ね合わせ、問題の所在を明快に分析する」という本だが、本書の中では、地震の話題が少なからず採り上げられている。

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2007/09/03

短編「釣銭」書きました!(追記あり)

 短編「釣銭」を書きました。

 オレものですが、全くのナンセンスな物語。自分でも訳が分かりません。
 夜半になって発作的に書きあげました。

 8月31日の夜、営業中、車中での休憩時に見た夢が元になっているような気がします。


[追記:別ヴァージョン「ポケット一杯の小銭」を書いた (07/09/04)]
 9月3日、営業に出て一時間もしないうちに、夢の中の肝心の場面を思い出した。二人の女の間に割って入った…はずが、気がつくと、左側の女が男になっていた、という場面である。この驚きが目覚めてからも余韻となって脳裏の中を漂っていた。
 だから、9月2日の夜、とにかく、作品としての形にならず、ナンセンスなままに留まっても虚構作品として書き残しておこうという思いに繋がった。 
 が、書いている最中は肝心の場面が思い出せなかった。なので、自分でも中途半端な結末になってしまっていた。

 とりあえず、肝心の場面を思い出したので、短編「釣銭」の別ヴァージョン「ポケット一杯の小銭」を仕立てました。
 題名だけ読むと、青春小説のようだけど、依然としてナンセンスな夢小説であることに変りはありません!


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2007/09/02

暑き日も顧みすれば夢の夢

 月初め。目次を作成する日がやってきた。とりあえず一ヶ月間、休まずにブログを書き続けることができたと、安堵の胸を撫で下ろす日でもある。

「神坂次郎著『時空浴』…「鈴木姓」をめぐって」(2007/08/01
「「梅雨明け宣言」出たけれど」(目次・索引  2007/08/02
「「ハーフロック」アップ!」(風邪日記 2007/08/03
ハーフロック」(創作 2007/08/03
「阿久悠「愛すべき名歌たち」よ、永遠に」(訃報 2007/08/04
「「ジョージ・エリオット」解説」(2007/08/05

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→ 8月28日、前日の午前中からの営業も早暁の川崎へのお客さんで最後。会社への帰りを急ぐ。朝日が眩しい。

「はぐはぐを望みしもついちぐはぐに!」(日記 2007/08/06
「物理学界がいま最も注目する5次元宇宙理論」(書評エッセイ 2007/08/07
「『アフリカの音の世界』は常識を超える!」(音楽エッセイ・塚田健一 2007/08/08
「島崎藤村『桜の実の熟する時』の周辺」(書評エッセイ 2007/08/09
「「ジョージ・エリオット」作品について」(2007/08/10

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2007/09/01

ほしのゆうえんち・富山あれこれ

 小生の郷里は富山である。
 今日から「おわら風の盆」が始まっているし、九月になったことだし。
 なので、久しぶりに富山についての話題を幾つかメモしておきたい。

 富山情報の記事は久しぶりかなと思ったら、比較的最近も幾つか書いてはいる:
「25日(土)は浅草サンバカーニバルの日!」(2007/08/23
「花火大会と空襲の間に佇む」(2007/08/15
「「線香花火の思い出」など」(2007/07/30
「棕櫚の樹や麦の話と二毛作」(2007/04/08
「黄砂に抱かれて草むしり!」(2007/04/02
「来週は全日本チンドンコンクール!」(2007/03/31

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← 「絵本とぬいぐるみセット」 (「絵本とぬいぐるみセット 逸品チャンネル DeSiCa とやま」参照。詳しくは下記する)

 この数ヶ月だけでもこれだけ。
 が、「来週は全日本チンドンコンクール!」を除くと、基本的に思い出話っぽい話題が多い。情報とは呼びづらい。
25日(土)は浅草サンバカーニバルの日!」は、我がリベルダージの今年のパレードテーマが「スイーツ(スウィーツ)」と、小生の好きなお菓子だったので、せっかくなので、生まれ育った富山での子供の頃のお菓子の思い出などを綴っているのである。
 なので、今日はトピック的な話題を幾つか。

目次:
●今日から「おわら風の盆」が始まる
●「黒部川の水質日本一 8年ぶりに1位に
●「保育料の滞納一千万円 日本一少ない0.3%
●「くらしたい国、富山」が開設
局キャラ登場の絵本発売 北日本放送(スタジオジブリ)

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