25日(土)は浅草サンバカーニバルの日!
今週土曜日は、言うまでもなく浅草サンバカーニバルの日である:
「浅草サンバカーニバル公式ページ:第27回」
(この表紙の末尾に、「リンクに関するお願いと規制について」という注記があり、「浅草サンバカーニバルのオフィシャルページにリンクをはる場合は、事前に当事務局の許可をお取りください。許可なきリンクは固くお断りします」とある。小生は、既に事務局より許可を得ている。)
← 「G.R.E.S. LIBERDADE---浅草サンバカーニバル:2007年 パレードテーマ---」 リンク先へ飛んでみてね。そのまま戻らなくてもいいよ!
当然ながら、一昨年・昨年と三位となった我がサンバチーム(エスコーラ)・リベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)も出場する。
「第27回パレードコンテスト出場順」を見てもらいたいが、我がリベルダージの所属するS1リーグ(トップリーグ)には、10チームが居並ぶ。その「スタート時間:14:15」であり、昨年の順位で上位のチームほど遅いスタートとなるので、我がG.R.E.S. リベルダージは最後から三番目のスタートと相成るわけである。
宿敵(?)である強豪G.R.E.S. 仲見世 バルバロスは連続優勝を果たしているので、どのチームも強豪であり一つでも順位を上げること、と言いつつ密かに(あるいは露骨に?)トップを目指しているのだが、やはり、打倒G.R.E.S. 仲見世 バルバロスを期していると思っていいだろう。
G.R.E.S. 仲見世 バルバロスの浅草に向けての今年のテーマは、「音楽」だという。
一度は、浅草が始まる前に、敵前視察ではないが、バルバロスのパレードを見たかった。けれど、生憎の風邪と生来の惰弱で怠慢な精神のため、果たせなかった。
一方、我がG.R.E.S. リベルダージの今年のパレードテーマは、「魅惑のスウィーツ~リベルダージの甘いサンバを召し上がれ!」である!
このことは、既に今年の6月(2日)のブログ記事にて表明してある:
「続・サンバ関連エッセイ・レポート・最新画像情報!」
今年のテーマは、これだよというお知らせと、パレードへの参加者募集を兼ねての記事だった(当然、参加者募集は締め切られている。尤も、チームのメンバー希望はいつでも老若男女を問わず、門戸が開かれている。宿敵バルバロスからだって、大歓迎である!)。
また、エンヘード(パレードのテーマ曲)についても、同上の頁で紹介済みである:
「リベルダージの甘いサンバを!」
この曲をスウィーツも含めて…じゃない、お菓子も含めて…じゃない、歌詞も含めて覚えて、リベルダージのパレードに合わせて歌うと、チームのメンバーになった気分を一瞬にして味わえるという夢のような特権が付いてくる。
あるいは、チームに引きこまれるかもしれない。
さて、一転して真面目な(?)話になる。
我がG.R.E.S. リベルダージの今年のパレードテーマは、「魅惑のスウィーツ~リベルダージの甘いサンバを召し上がれ!」と決まったと聴いた時、小生、一瞬、目を(耳を)疑った。
メタボで苦しむ小生への当て付けかと思えたのである。
甘いものには目のない小生には、まさにドンピシャのテーマではないか。
ガキの頃から近所のお宅にお邪魔しては、饅頭を貰うのが常だった。違う家の塀から伸び出ているイチジクやらカキやら(たまに渋柿もあったが)クリやらを随意で(勝手に)取るのが楽しみだった。
今ほど、ヴァラエティに富むお菓子があったわけではないが、それだけに最中やら砂糖菓子やらドンなどと呼ばれるコメのお菓子が楽しみでならなかった。
家の庭で、あるいは近所から、また親戚筋から貰うトウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモ、ブドウ、ナシ、モモ、スイカ、カキ(干し柿)、リンゴ、ミカン、メロン、ウリ、(キュウリ←味塩を振って生かじり!)、イチゴ…それらの全てが美味しかった。お菓子とは呼ばないのかもしれないけれど、ガキの小生にとっては駄菓子の延長であり、お菓子であり、お八つであり、食事と食事の間をつなぐ貴重な夢のひと時を恵んでくれるものだった。
好き嫌いの激しいガキだった小生は、一時期、野菜も肉類さえも拒否するようになり、最後には御飯に味塩かマヨネーズをかけて食べるだけに追い込まれたりした。
そんな時期でも栄養失調とか偏重にならずに済んだのは、何処かしらで手に入れたお菓子のお陰だったのではなかろうか。家では貧乏の故にではなく(!)、選り好みが激しいせいで食べられなくても、近所の小母さんの家に遊びに行って、饅頭を貰ったり、仏さんのお下がりの砂糖菓子を貰っていたのである。
お菓子というと、マリー・アントワネットをつい連想する(小生の想像力の貧困さ!):
「マリー・アントワネット - Wikipedia」
そう、「マリー・アントワネットは、フランス革命前に民衆が貧困と食料難に陥った際、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と発言したと紹介されることがある」からである。
無論、今では俗説であると分かっているのだが。
ただ、小生に関しては、ガキだった頃のある一時期、食事がダメなので、お菓子を食べて生き延びたってのは、全くの間違いとも言い切れない気がするのである(真相は分らない)。
それにしても、では何故、生きるためには食事だけで十分なはずなのに、お菓子なんてあるのか。単なる副食なのだろうか。
それとも、「スウィーツ」という表現や語感が示すように、生活の豊かさの象徴なのだろうか。
お菓子をめぐっても、調べ始めたら奥が深い。
↑ 我が郷里・富山で「スウィーツ」というと連想するのは、「名水の里、とやまからリブランのお菓子を、富山銘菓、クッキー焼菓子」という謳い文句の「リブラン」というお店。たまにしか口に出来ないので、目にすると嬉しかった。さすが売薬さんで有名な富山で、なんと【越中富山の売薬さん】という名前のお菓子がある。「やさしい味わいのミルク饅頭」だとか。小生は未だ口にしたことがない。
お菓子の歴史を辿る余裕は今はない。欧米のお菓子の歴史を探るのも楽しいに違いない。ブラジルのお菓子事情はどうなのだろう。地域によっては食事も侭ならないって現実もあるのだろうか。
ここでは、日本のお菓子事情や歴史を軽く見ておくだけに留める。
餅のことは餅屋さん。お菓子のことはお菓子屋さんである:
「お菓子何でも情報館 - 全国菓子工業組合連合会(全菓連)」
「お菓子の祭典としてほぼ4年に1度開催」するという「第25回全国菓子大博覧会」が来年、兵庫で開催されるとか。
このサイトには、「お菓子の歴史」という頁がある。
冒頭に、「日本の菓子の歴史は古く上古時代に始まりますが、当時は簡単な穀物の加工品に果実なども含めた総称で、現在のお菓子は奈良朝時代、平安時代初期に輸入された唐菓子に始まるといわれています」とある。
上古時代にお菓子の歴史が始まるという。
縄文時代に、これはお菓子ではなく、食事の際に食べたのだろうが、今で言うクッキー(「基本的に塩、水、肉、木の実、卵で作られていた」とか)があったことが既に確認されている:
「縄文文化」
「調べてみよう!日本人のくらしの移り変わり-食事(調理の工夫)」
「スウィーツ」というと、「砂糖」と切っても切れない関係にある。
下記サイトが参考になる:
「[2007年6月]今月の視点/菓子製造における砂糖の優れた特性 明治製菓株式会社 大阪工場製造部 技術グループ長 麻原 英二」
(今日は「砂糖」の話に深入りはできなかったが、砂糖の重要性はラジオでしばしば聴いている。いつか、稿を改めて採り上げてみたい。)
さて、最後に、「リベルダージの甘いサンバを!」を一緒に歌って、この稿を終えるとしよう。
(念のため、老婆心ながら付記しておくが、これだけ散々書いておきながら、小生はパレードには出ない。でも、…見方によっては出る…。裏方さんよ! である。昨晩、馬橋パレードの映像を見たけど、楽しそうにパレードしていたよ!)
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