はぐはぐを望みしもついちぐはぐに!
[以下は、ミクシィでの今日の日記からの転記]
「なんともちぐはぐ…はぐはぐしたい」
今日は午後から個人タクシーの勉強会がある。なので、土曜日の営業を夜半過ぎに終えて早退し、三時前後に帰宅、朝の四時前には就寝。
すぐに眠れず、テキストを手に少々勉強。
それでも寝入ったらしく、九時前に目覚めた。
← 8月4日、都内某公園で見かけた植え込み。小花たちが可愛い。
テレビを見つつ食事をし、少々勉強…し始めたところで、眠気。家を出る予定の時間にはまだ余裕があるので、仮眠を取ろうとした。
すると、宅配便が来た。田舎から。
その受領の事務で眠気が暫時、去り、仕方なくテキストを開く。
と、また、すぐに眠気。睡眠不足(ほぼ徹夜勤務なので足りないのは歴然)。
(ちなみに、昨日の営業には、過日の羊羹パック開封事件で穴を開けてしまったズボンを試しに着用。風通しがいい?! )
そもそも、夜中に自転車に乗って会社から帰ってきて、あと数百メートルのところで、路上に横たわる人を発見したのが生活のリズムというか予定の狂った一因なのだ。
路上に横たわる人影。
まただ!
事故なのか。自転車が路肩(一方通行の道路)に倒れていて、中年の男性が横たわっている。
自転車を止め、恐る恐る近づいてみる。
自転車は壊れているようには思えない。
走行中に脳卒中か心臓麻痺を起こし倒れた?
男性は生きているのか。顔色は悪くない。
男性に「大丈夫ですか」と声を掛ける。
反応はない。
何度となく「大丈夫ですか」と声を掛ける。
こうなったら、救急車を呼ぶか、それとも、110番したほうがいいのか。
男性は仰向きで倒れている。お腹の辺りを見ると、起伏している。つまり、息があるってこと。
一体、何度、「大丈夫ですか」と声を掛けたことだろう。ようやく、小さな声で「ああ」と聞こえたような。
さらに「大丈夫ですか、救急車、呼びましょうか」と声を掛ける。
反応なし。
幾度も声を掛けていると、一度、「ありがと」と聞こえたような気がしたが、気のせいかと思える小さな声で、ハッキリしない。
そのうち、たまたま自転車に乗り、近くの自動販売機に飲み物を買いに来た若い男性が、そのあと、わざわざなのか(どうか分らないが)、こっちのほうへやってきた。
→ 最近、都内では随所で見かける。君の名は? (かぐら川さんが花の名前を教えてくれました! コメント欄に注目! (8/7追記))
小生と若い男性と相談。
男性の容態に異常はなさそうだけど、路上だし、丑三つ時だとはいえ、車が通る可能性のある道路。
現に小生だって、一時間半前にタクシーで通りかかっている(自宅に帰り、返却期限が四日だった本とCDを取りに戻り、図書館へ返却するため、タクシーでこの道路を通った)。
若い男性と二人で、大の字に横たわっている男性をなんとかもっと路肩か、近くの民家の玄関前のコンクリートの壇上に寄せようと決める。
若い男性が男の脇に手を差し入れ、抱き起こす。小生も男のもう片方の手を取る。
すると、ようやく、男が覚束ない足元ながら起き上がる。若い男性や小生にちょこんと頭を下げ、「ありがと」と言いつつ、自転車に乗って何処かへと去っていく。 やがて曲がり角に彼の姿は消えていった。
残された若い男性と小生は、「まあ、ちゃんと自転車に乗って行ったことだし、大丈夫だろう」ということで、やるだけのことはやったのだし、いいよね、と分かれる。
ってような珍事が帰宅の途次にあったことも、就寝時間の遅れに繋がったのだろう。
せっかく土曜日の営業に無理して出て(未だ、風邪の症状が抜けきっていない。走行中、何度となく鼻をかむ)、最低限の営業ノルマ(時間上の拘束)を果たし、早退して帰宅したのだが、体が重い。
眠気と体のだるさは、自転車で講習会場へ行ける様な体調ではないことを告げている。
仮に行っても、眠気を堪えるのに懸命となるだろうことは目に見えている。
なので、この日記を書き出す直前に、勉強会は本日は休むことに決めた。
ああ、だったら、早退などせず、もう少し、そう未明までは営業して売り上げを少しでも上げたかったのに…。
あれこれ、ちぐはぐな日々が続く。イレギュラーなことがあれこれあるから仕方ないのだけど。
(金曜日の夜、仙川でファンとなっているダンサーが出演するサンバパレードがあるので、観に行きたくて、営業の日を金曜日から土曜日に変更したという経緯があった。でも、風邪が直りきっておらず、また、写真に撮られるのが不快そうなので、断念。)
ってことで、今日は大事を取って、勉強会を休み、午後は寝なおし、体調がまずまずなら図書館へ行くかもしれない。
だったら、真夜中の営業中、わざわざ自宅に引き返して本やCDを持ち出し、閉館している図書館の返却窓口に投函するなんて余計な手間を取る必要はなかったのだ。
これも、ちぐはぐだよね。
小生としては、ちぐはぐより誰か素敵な女性とはぐはぐしたい!
← 公園を悠々と通り抜ける野良猫殿。風格が漂うね。
[以下は、日記に戴いたコメントへのレス]
1)Aさん、女性が駆け寄るのは、ちょっと勇気が要るでしょうね。突然、男がバッと起き上がってきて、寄って来た女性を押し倒し、バッグなどを奪うってこともあるし。
路上に昏倒する人を見かけるのは、実はこれで今年、三人目なのです。
一人目は小生、一人で、今日未明の三人目は小生と通りがかりの若い人とで介抱・世話。
二人目は、車中(信号待ち)だったのですが、横断歩道を渡る途中でおじいさんが転倒。誰もが見ているだけ。やれやれまた小生が車を降りて衆人環視の中、助けに行くしかないのかと思ったら、信号待ちしていた歩行者の中から若い女性が一人、ご老人のもとに駆けつけ、助け起こしておられました。
小生、ホッとしたものです。
あ、そういえば、土曜日の営業中、港区で信号待ちしていたら、脇のカメラ屋さんの目前の歩道ギリギリの玄関付近でおじいさんが倒れていた。
最初、ホームレスかなと思ったけれど、どうみても、ホームレスの人が仰向けに寝そべる場所には相応しくない。人の通行が多すぎる。
実車中だったので、信号が青に変ると共に車を走らせるしかなかったのですが、あのおじいさんがどうなったのか、気になります。
(ってことは、今年、路上で転倒乃至寝そべる人を四人、見かけているということになる!)
路上での転倒や仰向けでの寝そべり。
なんだか、近い将来の小生の運命を予感させるようで、気が思い。憂鬱。
2)Bさんへ
もう、今日は小生、開き直って、講習会の講師の方に休むことを電話して、午後はベッドで寝て過ごしました。
夕方近く、ようやく目も体も目覚めたようで、図書館へ。
今日は、図書館へ二度目の寄贈をしてきました。前回は文庫本を9冊。今回は8冊。どれも美麗な、読むに価する本。
ささやかな社会貢献?
[(日記アップ時に追記)図書館で新聞を読んでいたら、「事故の運転者:急病原因 統計の50倍 福島の病院調査」といった記事が目に飛び込んできた。「福島県郡山市の第3次救急医療施設「太田西ノ内病院」が、交通事故を起こして同病院に運ばれた患者のデータを分析したところ、運転中に起きた急病が事故原因とみられる患者が全体の2%に上った。警察庁の全国統計の約50倍の高率となる」という。車を運転する人もだが、一般の歩行者でも病気がちの人が相当数、いるのだろう。病院へもなかなか行けない事情を抱えている可能性も大きい。路上で昏倒する人を小生が見かける機会が多いのも、あるいはそういった背景があるからなのかな、なんて思ったのだが、さて、どうだろうか。]
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コメント
君の名は?・・・・
「ハナゾノツクバネウツギ」という和名がありますが、一般的には「アベリア」と呼ばれています。(アベリア・シネンシスとアベリア・ユニフロラの交配によって生まれた園芸品種で、この花の属名の「アベリア」が一般的にはそのまま花名として通っています。)
追記
浜黒崎から岩瀬にかけての遠浅の海なつかしいですね。
今行くと、波消しブロックばかりです。
投稿: かぐら川 | 2007/08/07 00:16
かぐら川さん、来訪、コメント、ありがとう。
アベリアなんですね:
http://www.hana300.com/averia.html
花の解説が面白い!
秋まで咲き続けるのだとか。
なるほど。成長や花の変化を楽しめますね。
>浜黒崎から岩瀬にかけての遠浅の海なつかしいですね。
悲しいかな、小生には懐かしくない!
何故なら、小生が岩瀬浜に初めて行った頃には既に遠浅ではなくなっていた。浜には既にテトラポットもあったし、海水浴として開放されていた浜でさえも、ちょっと汀(みぎわ)から海に入ると、いきなりググッと深くなっていったという印象が残っているのです。
小生には海の体験というと、そんな足元を掬われてしまうという恐怖感が先に立つ、ちょっと寂しいもの。
何処かで書いたように、ダムは作るのは仕方ないとして、ダムの底に堆積する土砂を日々、一定量、浚渫して毎日、ダムから川へ川の水と共に流すべきだと思うのです。
そうしたら自然な浜が出来るはずと、素人考えながら思うわけです。
投稿: やいっち | 2007/08/07 07:39