[「朝青龍バッシング」問題については、「むらログ 朝青龍バッシングに高まる批判」や「むらログ こうして悪役に仕立てあげられる朝青龍」など「むらログ」の最近の一連の記事が一番、纏まっているし、かつ穏当なサイトだと小生は思っている。(8/19 追記)]
朝青龍の<サッカーや仮病>にちなむバッシングはマスコミも角界も一般世論も異常なものがあった。
しかも、 未だに一方的と思われる朝青龍バッシングが続いている。
小生は既に簡単なメモを書いている:
「朝青龍バッシングは異常じゃないの?」
このたび、「中田英寿氏HPで“仮病疑惑”に初言及「頑張れ、朝青龍!!」(SANSPO.COM スポーツ)ということで、当事者の一人でもある(マスコミの報道ぶりに辟易したという意味でも当事者の一人だ)中田英寿氏が今回の問題についてメッセージを発した。小生もほぼ同じ見解を抱いている。
一部、転記する:
「nakata.net -- 中田英寿オフィシャルホームページ 2007.08.10」
正直、外から見ている俺には、何が本当で何が間違っているのか分からない。さて、朝青龍は本当に仮病だったのだろうか?少なくとも朝青龍本人が、それを認めたわけでもないのに、仮病であると断定したかのような報道がされているように感じる。優勝するほどの活躍をした人間が、歩くことも出来ないような怪我をしていたとは想像しにくい。もし、どうにか耐え抜いてきたけれど、次の場所に向けて横綱のなにふさわしい取り組みをするためには、怪我を完治させるために、巡業を見合すという選択もありえると思う。
もし怪我は紛れもない事実で、その治療のために場所後即、モンゴルに帰国しているとしたら?深刻な怪我は腕なので、子供たちとのほんの少しサッカーをするくらいであれば、それほどの支障もなかったとしたら?モンゴル政府と日本政府からの要請があり、さらに俺も参加すること決まっているモンゴルの子供たちのためのイベントで、日本とモンゴル両国のためにも、子供たちのためにもと、良かれと思ってやったことだったら?
巡業休業のことは何も知らなかったが、試合後に、俺は実際に、朝青龍自身から腕をかなり痛めていると聞いた。食事の皿を取るときにさえ痛がっていた。モンゴルには、その治療のために帰ってきたと聞いた。治療にいい温泉があるんだとも言っていた。
とはいえ、誤解を招くような行動には、もちろん問題はあったのだろうが、今回の騒動は、外から見ている限り、ここぞとばかりに、メディアも朝青龍をいじめているようにしか見えない。彼が横綱としてふさわしいとかそういうことは相撲の世界を分からないし、自分がコメントできることではない。横綱は強ければいいというものではないという、相撲の考え方もわからないわけではない。
ただ、二十一場所も、モンゴル人でありながら、たった一人で横綱として日本の相撲界を支えてきた。すばらしい結果を残しているアスリートであることは紛れもない事実だ。
すべての人に、この辺のことをもう一度考えてもらいたいと思う。メディアや周りの意見に簡単に惑わされない”自分”を持ってもらいたいと思う。
そして最後になったけれども、友達と言わせてもらえるのなら、朝青龍には、この騒動に負けることなく、一日も早く怪我を克服し、よりいっそう強い横綱として土俵に戻ってきてもらいたいと思う。
頑張れ、朝青龍!!
(転記終り)
全文は、会員サイトである、「
club.nakata.net」や「
nakata.net mobile」などで読むことができる(らしい。小生は会員ではない)。
最近のコメント