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2007/07/31

日本発世界的スポーツの誕生!?

[相撲関連の記事を本日付で載せるに際し、過去の記事(03/01/17配信メルマガにて公表)を参考のためアップさせておく。(7月31日、アップ時付記)]

日本発世界的スポーツの誕生!?

 貴乃花が窮地に立っている? のかどうか、相撲には疎い小生には判断がつかない。ただ、正に今が正念場らしいとは感じる。北の湖や千代の富士のように晩節を汚すことのないように願う。
 王貞治のように30本もホームランを打つ力がありながら現役を引退した事実もある。ヒット狙いに転向すれば、まだ数年は野球界で十分、働けたはずなのに。
 でも、王はホームランバッターとしてのプライドを重視したのだ。夢を壊したくはないと思ったのだ。これこそファンへの最大のサービスではないか。横綱の重み。

 相撲はわが日本の国技である、ということは誰しも認めるだろう。古事記に既に相撲が登場している。第十一代垂仁天皇の御代に、野見宿祢と当麻蹶速とが天皇の御前で日本一を競ったといいう記述がある。これが最初の天覧相撲とされている。その後、聖武天皇、桓武天皇、高倉天皇らも相撲を天覧している。
 織田信長も、御前で相撲をさせている。「近江国常楽寺において相撲上覧。勝者宮居眼右衛門に与えた弓が弓取りの始まりと伝えられる」という。
 詳しくは下記のサイトを参照:
 http://www.sumo.or.jp/museum/culture/history/rekishi.html(←既に無効)

 このサイトで興味深く思ったのは、冒頭の、「出雲国稲佐の小浜で高天原系の建御雷神と出雲系の建御名方神が「力くらべ」によって「国ゆずり」という大問題を解決した」という項。
 ところで、「相撲はわが日本の国技である」と、つい常識に従って安易に書いてしまったが、国技という呼び方が始まったのは、明治以降だという説もある。
 つまり、明治42年に旧両国国技館誕生が誕生し、その翌年から両国国技館での相撲が定着する。その際に、相撲は国技というフレーズも定着した…というのである:
 http://village.infoweb.ne.jp/~fwic0364/rekisi.htm(←既に無効。「MICHIYOのお部屋」へ引っ越したらしい)

 その相撲のルーツは何処にあるのか。やはり、日本と同様に相撲に相当する競技が国技(?)になっているモンゴルなのか。テレビなどでモンゴル相撲の光景を目にすることがある。違うと言えば違う。しかし、似ていると言えば似ている。日本において相撲が儀礼化・様式化される前は、このようだったのかと思わせてくれる。
 ルーツは何処にあるにしろ、宮中で天覧などが行われる中で日本風に改良されたとは言えるのだろう。
 例えば、スポーツではないが、囲碁も麻雀、将棋も外来だが、日本式に改良されている。しかし、将棋ほどに原形を留めないほどに改良された文化はない。将棋こそは、もしスポーツだったら国技(?)ということになっていたかもしれない。

 相撲は子供の頃など遊びでやるが、ほとんどの場合、見るスポーツである。ここも特殊な点だ。野球もサッカーも、見る以前にやるスポーツなのだが、相撲はほんの一時期を除き、見る技(わざ)ということになっている。国技という場合、芸能として観覧するものというニュアンスが加味されている…のだろうか?
 が、そのモンゴルも騎馬民族で、遠い昔、西南アジアから伝わったものかもしれない(これは文献的に未確認)。更に古いルーツを辿るとギリシャに行き着くような(これも文献的に未確認)。ほとんどのスポーツの原点がギリシャにあるのかもしれない。スポーツと称するのは難があるとしても。

 相撲ということになるとギリシャに淵源を求めるのは苦しいかもしれないが、レスリングということなら、もう、古代ギリシャに起源を求めるのは無理ではないだろう。
 ブルガリアとかトルコではレスリングが国技だというが、モンゴルへ技(わざ)が伝わる以前は、レスリング的なものだったのかもしれない。

 今、日本の相撲界で活躍する外国人は51人に達するとか。そのうち、モンゴル人が圧倒的で、30人以上だという。まだ、若手だが、これからドンドン頭角を現すに違いない。
 ところが、これは一昨年の情報なので今はどうなのか分からないが、「日本相撲協会が外国出身力士の入門を凍結」しているという。協会が決めた定員に達しているからというのだ:
 http://www7.airnet.ne.jp/art/georgia/sumo/20010509.html(←無効)
 相撲協会は日本の国技という常識が縛りになっていてか、外国の可能性のある若者に門戸を閉ざしているのだ。
 これはおかしい。相撲がモンゴル(かどうかは分からない)など大陸から渡ってきたものだとしたら、今、改めて門戸を大きく大陸に開いたっていいのではないか。相撲を教えてくれた大陸への感謝の印になるのではないか。

 こうなったら、ギリシャも含めた世界的なスポーツへと視野を広げるのもいいのではないかと思う。日本の相撲ファンの認識も改める必要がある。そうでないと、伝統にこだわる相撲協会も身動きが取れないだろうし。
 日本の野球もアメリカのように多国籍にすればいいと思っている。相撲も、多国籍でいいのではないか。それでこそ、開かれた文化国家だ。日本において様式化された形で、世界を舞台に相撲が花開く。

 日本発の世界的なスポーツの誕生だ!
(03/01/17配信メルマガにて公表。リンクアドレスは当時のもの。全て無効になっている!)

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