消えた年金手帳問題からあれこれと
[以下は、例によって[mixi]での今朝の日記からの転記。一部、加筆・補筆・改行あり]
← 24日は、ドクター中松氏の選挙カーと3回か4回、接近遭遇。
「ドクター中松氏やらラジオで聴いた話など」
昨日は営業の日、つまり、ラジオ聴取の日(勿論、ラジオに耳を傾けるのは、空車の間に限る)。
●1. NHK第一で国立天文台の助教授である天文学者の渡部潤一さんの話を聞いた。
地球から20光年余り離れている「グリーゼ581c」という名の惑星に宇宙人(つまり地球人以外の生命体)がいる可能性が天文学者の間で話題になっているという:
「グリーゼ581c|ニュースな科学キーワード|学研サイエンスキッズ」
「生きものが存在するためには、地球のように、太陽からちょうどいい距離のところを回っていることが必要なのです。このように、生きものが存在するのにちょうどよい温度になるところをハビタブル・ゾーンと呼んでい」て、「今回、発見されたグリーゼ581cは、グリーゼ581という恒星の周りを回る惑星で、ちょうど、グリーゼ581のハビタブル・ゾーンにあるのです。だから、グリーゼ581cには生きものが存在するのではと期待されている」というのだ。
●2.「現在、へびつかい座の区域には、マイナス2.5等(1等星の約25倍)という明るい木星が見えてい」る。「さそり座のアンタレスの近くに見えている、もっと明るい星、といったほうが、木星を見つけやすいでしょう」
ということで、夜、南の空に明るく見える木星を手掛かりにアンタレスをそしてさそり座を見つけようという話。
(但し、都会では木星はともかく、星座を見つけるのは難しいかも。誰の話だったか忘れた)
●3.昨日は営業で都心をグルグル回ったのだが、少なくとも3回、ドクター中松氏が助手席に乗った選挙カーと接近遭遇した。浅草や岩本町や銀座や。
小生が仕事で向った先に中松氏の選挙カーがいるのだ。
本物のドクター中松氏を観たのは初めて。本当に居るんだと感動してしまった?!
「サンタが町にやってくる」のメロディに乗せて、ドクター中松氏の自慢の喉(?)で「あなたの幸せを百倍にします」とか、堂々と歌っていた(テープだけど)。
もし、彼が当選したら、世の中、どうなるんだろう。
幸せな人が増える?!
●4.[消えた年金手帳問題!]
月曜日のことだが、個人タクシーの申請書類の件で社会保険事務所へ行ってきた。年金の記録を確かめに。
ところで、小生、自分の年金手帳を紛失していた。昭和53年頃に国民年金に加入した際に作ったもの。
小生、手帳はないから免許証で身元を明かし、調べてもらうつもりでいた。
でも、念のため、何処かにないかとダメもとで探してみた。
すると、なんと、足元にあった!
小生がパソコンに向っている机の足元に埃を被ったビニールの袋が幾つもあるのだが、その中に紛れ込んでいたのだ。
十数年前から足元にあるが、あまりに埃がひどく、それなりにたまには掃除する小生も、汚すぎて目を背けていたのだ。
そのゴミの山の中からビニールの袋に入った書類の束が。
中から、パスポートやら昔の保険証やら続々(カネは入っていなかった)。
その中に年金手帳が。
さて、今日のブログ日記は、この中から話題をピックアップして書くかな。
(日記からの転記終わり)
→ 何処か山か僻地の光景? 違う、実は、7月19日(木)の午後、都内某国道にて撮ったもの。中央分離帯となっているグリーンベルトだが、鬱蒼と生い茂る藪の森となっている。
(●1.への註) 聴いたのは、NHKラジオ第一の「ビュッフェ131」という番組で、インタビューの形で話がされていた。午後の四時過ぎの番組なので、一応は仕事の真っ最中だし、聞きかじり。
「グリーゼ581c|ニュースな科学キーワード|学研サイエンスキッズ」
この頁を覗くと、小生にも分かるように説明してくれていて助かる。
まず、「グリーゼ581」とは:
「地球型新惑星を発見、水が存在する可能性も - フランス 国際ニュース AFPBB News」
「グリーゼ581c」とは、恒星「グリーゼ581」の周りを回る惑星の名称。
発見された「グリーゼ581c」が注目を浴びているのは、「地球のある太陽系から20光年もはなれていますが、地球に似ていて、水や生きものが存在する可能性があるのではないかと注目されてい」るからなのである。
この話題は、小生としても興味深いので、新しい展開があったらフォローする記事を書きたい。
ただ、天文学というのは気の長い学問。古来から多くの学者や観測者、哲人・宗教人らが観察してきた。その観察した意味や現象のメカニズムが分かったのは数千年、数百年後だったりする。
16世紀頃の天体観測者には現象(見かけ)を記録することはできても、メカニズムは到底、説明できなかった。
超新星の爆発にしても、古代の人、中世の人には謎としか思えなかったろう。突如、天にそれまで見たことのない眩い星が生まれるのだ。何かの凶兆か(あるいは瑞運か)と思うしかなかったろう。政変に繋がったかもしれない。
藤原定家が見、記録した超新星の話は有名だ。
拙稿「「土井さん、超新星発見」から定家のこと」
拙稿「ケプラーの夢(ソムニウム)」
(●4.[消えた年金手帳問題!]への註)
小生の居住する区の社会保険事務所へ足を運ぶのは、多分、初めてではなかったろうか。
電話で問い合わせた際、免許証があればなんとか調べられると、頼もしい返事は戴いていた。
しかし、ダメもとで年金手帳を探したら、上記したように、これまた紛失して久しい(92年か93年に使って以降は行方知れずに)パスポートや古い健康保険証などと一緒に見つかるなんて、諦めないで探してみるものだ。
パスポートはとっくに期限は切れているが、使う予定はまるでないので、更新日が来たときも探すつもりは全くなく所在は分からないままだったのだ。
(これまで香港、シンガポール、韓国、台湾へ行ったことがある。アジア限定パスポート?!)
さて、手帳も見つかったので、月曜日、颯爽と社会保険事務所の窓口へ。
待たされた。窓口に立つと番号札を取得する必要がある。順番からしたら10人ほど待てばよかったのだが、中の一人が自分の記録のことで窓口で係員に伺ったり、やがて問い詰め調子になって、手こずらせていた。
確かに一定の年齢に達したら、年金を当てにしている。それを生活の原資の全てか大半を占める人が大多数だろう。小生もそうだ。
幾度も会社を替わったり、住所が変わったり、結婚・離婚があったりすると(名前が変わる)、記録も複雑なものになる。
何十年も前の自分が何処で何をしていたか、年齢を重ねると段々曖昧になる。
日記があればいいけど、そうもいかない。当時の古い会社はなくなってしまっている場合が多い。
小生だって、94年に辞めた会社は既に無くなっている。となると、会社員当時の記録など、それこそ消えてなくなっているのだろう。
まして、もっと古い頃の記録となると。
結局は、なんだかんだ言っても国などの公的機関が最後の拠り所になる。
その国や県や市や町や村などの当局が怠慢だったり、手違いなどで記録がありませんとなると、下手すると自分の存在だって証明できなくなる可能性だってありえる。
アイデンティティという言葉を初めて深刻な問題として感じたのは高校一年の時だった。
「あなたは誰ですか」という問いに、真っ当に答えるなら、役所にある台帳の記録(との符合)しかないのだという話だったような。
聴いた時は、あまりにつまらない答えに思えたけれど、住所だって名前だって記録から消えたら、お前は何者かなど、誰にも証明できない。
多人種・多民族・多言語の何処かの見知らぬ国で、カードやパスポートも含め身包み剥がれた自分が自分であることをアイデンティティできるのは、己のハートでも根性でも友達でも家族でもなく、大使館でのお墨付きだけ。そう、記録だけ。名前、血液型、国籍、年齢。
こうなったら、DNAを世界規模で登録するか。悪いことはできなくなるが、安心が得られる?!
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コメント
いつものように詳しい事情は判らないのですが、他のネット選挙投票を掲載していたBLOGにて以下のようなニフティーによる自主規制に抗議をみました。
『会員規約違反のため、ニフティの判断により投票を表示できないように対応をさせていただきました。』
そのレヴェルからすると上の写真等は明らかに自己規制検閲に引っかかりそうです。私が関心を持っているのは公職選挙法の規制ではなくて、こうした自己規制の動きです。もちろん、これは恐らく改正が必要ともなるであろう改憲への国民投票法への規制にも関連しています。注意深く見守りたいと思います。
特にニフティーは欧州からのコメント規制をするなどかなり大雑把な広いネットを被せていることから、これに関しても注目すべき事例と考えています。
[コメント画面が不調なので、ここにレスを書きます]
pfaelzerweinさん、コメント、ありがとう。
ドクター中松氏については、本当に居るんだという感動(?)があったので、つい、書いてみました。
いろいろ厄介な動きがあるようですね。
個人的に誰かを応援するのは問題がある…そういう問題じゃないのか。
自主規制というと聞こえが良さそうだけど、やや保身が過ぎるような気がする。
小生はというと、無神経…じゃない、無頓着にあれこれ書いていくつもり。
今後もいろいろ教えてくださいね。
投稿: pfaelzerwein | 2007/07/25 19:13