おじさんとおじいさんとの出会いかしら
[今日の日記から(一部、加筆)]
交差点での自転車同士の接触事故。小生の自転車の側面(後輪)におじいちゃんの乗った自転車が接触。小生は倒れなかったけど、おじいちゃんは倒れた。
おじいちゃん、小生に向って曰く、「もっとうまくかわしてくれれば」だって。
普通はぶつかりそうになったら、ブレーキを掛けるんじゃないのか?
→ 銀座にて。通ってみたけど誰も手を挙げてくれなかった。小生、お手上げ!
(後で分かったのは、配送のためか、出来上がったばかりのナットがたくさん入ったダンボール箱を自転車の荷台に積んでいて、重く、ブレーキを掛けないで交差点を通過したかったらしい。)
次第に交差点に人が集まってくる。
いろいろアドバイスを呉れる人も居る。
どうやら、小生が加害者でご老人が被害者というイメージで見られているらしい。
確かに、ご老人は自転車もろとも倒れていて、なかなか起き上がれない状態で、一方、小生はというと、後輪にチョコンといった感じでぶつかられたが倒れなかった。
自転車を道路の路肩に寄せて止め、ご老人のところに駆け寄る。
小生がぶつけたりして、申し訳なさそうに老人の怪我や自転車の損傷の程度を見ているかのように、通りかかった人には見えているらしいことに、段々、気詰まりになってくる。
おじいさんとおじさんとが出会いがしらにゴッツンコ、というわけだ。
怪我はなさそうだけど、後々のため、そして念のため、おじいちゃんに付き添う形で近くの病院へ。
病院の待合室で住所や連絡先、名前の交換。
← 16日、増上寺の脇を通りかかった。東京タワーが隅っこに写っている。サイドミラーには、小生の雄姿(!)が映っているはず?!
病院の方のアドバイスもあり、110番し、パトカーに来てもらって現場検証などしてもらい、互いの証言を聞いてもらった。
小生も、どんな軽微な事故であれ、後で面倒なことになっては、世間の同情は老人の方に集まるのは感情論からしてありがちなので、納得し、自ら110番した。
過去、タクシーで軽微とはいえ、自転車との<事故>があった際にも、携帯で会社へ警察へ電話して、警察官らの立会いで<事故>処理をしている(<事故>と表記しているのは、ぶつかりそうになって、自転車が倒れたもの。但し、怪我はなかったものの、自転車は破損した。この時に倒れたショックで破損したかどうか疑問だが、違うとも言い切れない。少なくともタクシーの車体には傷一つなかった)。
この前の、路上に倒れていたおじいちゃん事件も驚いたけど(「轢き逃げ?!」参照)、これもドキッとする。
見かけ上、小生(の体)は無事。でも、おじいちゃんは倒れている。まるで小生が悪いような印象になっちゃう。
それに、高齢者だと、倒れただけで結果的に重大な事態に至る可能性だって、十分にありえる(実は、これが一番、怖かったし懸念した!)。
自転車を危なげに運転するおじいちゃんの姿を見て、我が父のことを連想してしまう。
今年の誕生日で81歳となる我が父は、今も自転車で買い物などの用事に出かける。十年どころか、いつ買ったかも分からない愛用の自転車で。
小生も帰省の折には、同じ自転車で買い物に出かけるけど(自転車に乗ること自体は、結構、楽しいのだが)、自宅の近くの街道は車の通行量も多いし、歩行者や自転車の数も多い。
自転車専用のレーンが整備されているわけでもないし、自分自身、危ないって感じたっけ。
→ 何処かの駅の構内で見かけた人形。工事現場であることを示す(?)ビニール製の地球儀?
[今日の日記から、同じ記事への追記を転記(一部、加筆)]
自転車は手軽に乗れる便利な乗り物。楽しくもある。でも、手軽ってことは安易ってことにもなりがち。
そうそう、小生、ママチャリのお母様方にこの数年で3回、当て逃げされた。
けど、一度も、謝ってもらったことがない!
というか、ぶつかった瞬間、どのお母様方も、べダルを漕ぐ足に力が入って、さっさと逃げ去っていった!
明らかに気付いている(というか、気付かないわけないよね)!
自転車だったら当て逃げしていいのか!
過日ラジオで、自転車の安全運転意識の欠如が問題になっているということもあって、法改正を検討しているという話を聞いた。
いずれにしても、現行の法律でも規制は相当程度にある。
でも、お巡りさん、余程でないと取り締まらないね。 夜中など、無灯火などの不審者車両は、止めて問い質す様子は見かけるけど。
二人乗りは注意だけでいいの?
雨の日、傘を差して走っていいの?
自転車だって、信号は守るべきじゃないの?!
荷物を入れる籠がそんな位置じゃ、夜になってライトを点灯したって、ライトの意味をなさないんじゃないの(自転車屋さんも、籠を取り付ける際、ライトの真ん前という位置では拙いとお客さんに言うべきではないのか)?
自転車で書類を配送している格好いい兄さんたち。車道のど真ん中を車を尻目に走るのって、ちょっと変じゃない?
← 美女発見! NORIKAちゃんだ! 目もパッチリで思わずパチリ。ハーイって挨拶しても、返事はない!
ママチャリで三人乗りってのは、心配!
お酒を飲んで自転車を運転したら、酒気帯びに問われるんじゃ(そのはずなのに、警察官は取り締まらないのは何故)?
携帯電話を使いながら自転車走行は危ないんじゃないの?
音楽を聞きながら(イヤホンを耳にしながら)自転車に乗るって(歩行者であっても)危ないよね?
自転車でも右左折の時、手で挨拶することが義務付けられているって知っている?
自転車の並進は違反なのよ!
「あなたは法律違反してませんか? ~自転車関連法リスト~」
「【道路交通法改正案07】自転車の交通ルールの厳格化」(2007年5月13日) ← 読む必要大かも!
(この日記を書きながら、小生が学生時代に自転車に乗っていた時、バックミラーを付けていたのを思い出した。懐かしいな、あの白のスポーツタイプ車。中古車だったけどお気に入りだった。盗難されちゃったけど。盗まれたのがショックで、自転車を止めたのだった!)
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コメント
自転車のマナー、よくないですよね。
車の飲酒運転が一時期かなりいわれていましたが「大騒ぎしているあなた方、子供に顔向けできるような交通マナーなんですか?」とヒネクレモノの私は聞きたくなります。
人を非難するときは、まず自分を潔白にしてから。
それができなかったら、人様を非難する資格はないと思います。
ただただ人の振り見て我が振りなおすのみ。
自転車も、歩行者も、もっと厳しく取り締まるべきだと思います。
投稿: RKROOM | 2007/05/23 23:08
今晩は~大事には至らなかったようですね(^.^)
お年寄りはいくらお元気でもそのお年相応だし
こけるだけでもヒヤッとします。
ホント自転車は危ないって事が知られてませんね。
(タマに私も忘れてますが(^^ゞ)
子供が小学生の頃こんな会話をしたのを思い出しました。
母「気を付けや~」子「うん、車には気をつける」
母「それも大事やけど小さい子にぶつかったら怪我させてしまうで」
子「あ!そうか~」
それくらい気付けよ~と思いましたが、被害者にならないように
口うるさく注意しますが、ルールをちゃんと教えたか心もとない。。
投稿: ちゃり | 2007/05/23 23:43
自転車は歩道を走るべきだ!
投稿: (^-^; | 2007/05/24 01:01
RKROOMさん、コメント、ありがとう。
車のマナーはよく問題視されるし、法規を破ればそれなりの罰則が待っていますが、自転車については、勝手放題にされている。
マナーを守る人は守るけど、街中はいろんな人が交錯する。
おまわりさんも、マナーの悪い自転車、整備不良の自転車(の所有者)に注意くらいはしてほしいもの。
昨年の夏から四半世紀ぶりに自転車に乗ってみて、マナーの劣化に驚いたものです。昔もひどかったんだろうか。
それとも、自転車の利用者の数が増えている?
とにかく、車もですが、自転車も、防衛運転です。
投稿: やいっち | 2007/05/24 07:34
ちゃりさん、とにかくドキドキものでした。
ぶつけられた小生が悪いみたいな気分。
道義的な意味で、やるだけのことはやったけどね。
小生の自転車、やはり軽微だけど被害を受けていました。
<事故>のあと、自転車で会社へ向ったのですが、その往復とも、後部から異音がする。でも、原因の箇所が分からない。
で、昨日の朝、通勤の途上、やはり、不気味な異音があって、途中止まって自転車を見たのですが分からない。
しばらく走って、信号待ちしていたら、後から来た奥さんに、「何か落ちましたよ」って、言われました。
驚いて、何事かと足元を見たら、なにかキラキラするものが落ちている。
後輪の反射板です。スポークに装着してあったものがずり落ちたようです。「ありがとう」と言いながら、ちょっと恥ずかしさの念を覚えつつ拾い上げました。
プラスチックの反射板が衝突された際に本来の位置からズレ、それが自転車の後輪のどこかに接触して、異音が発生していたようです。
で、とうとう、落ちちゃった。
幸い、奥さんに教えてもらったから、拾い、すぐには装着できなかったので、会社に着いてから装着。
これで一安心。
マナーについては、自転車の快適さ簡便さの故でしょうがつい、気が緩んでしまいがち。自分についても、つい、という場面があったりします。
でも、車もバイクも自転車も(歩行している時も)、専守防衛です。
お互い、気をつけましょうね。
投稿: やいっち | 2007/05/24 07:45