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2006/11/25

謎の一日…原爆は誰の手に

 23日の祭日は小生は仕事だった。生憎の冷たい雨の中、車中では次々に移り変わる風景とラジオだけが友達であり慰めである。
 が、ラジオから訃報が聞こえてくるとなると、慰めとは言っておられない。
 それは、『兎の眼』(角川書店)や『太陽の子』などで知られていた児童文学作家の灰谷 健次郎氏の逝去の報。

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← 灰谷 健次郎著『兎の眼』(角川書店)

 彼に付いての話題は、これらの本が話題になった頃から、随分と見聞きしていた。
 が、だからなのだろうか、彼の本を既に読んでしまったような、妙な満腹感・食傷の気味があって、手にする機を逸し、今日に至るまで読んでいない。
 なので、追悼の文を綴るのも憚られる。

 実は、『兎の眼』なる本は所蔵している。何ヶ月か前に拾ってきたのである。刊行された83年当時に誰かが買ったものと思われ、保存の方法に問題があったのか、埃はまだしも、紙魚が一杯。
 歳月が流れ、他の多くの本と一緒に捨てられてしまったのだろう。
 汚れがひどく、手に持つのも躊躇われるような状態の本。
 でも、本の中身に紙魚が影響を与えるわけもない。
 汚いからといって、捨てられもせず。

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2006/11/24

ティオムキンやロシア遥々懐かしき

 昨夜、暇の徒然に(仕事中だったのだが)ラジオ(NHK第1)を聴いていた。
(いきなり余談だが、「聞くと聴くどっちつかずで日々揺れし」なる記事で「聴く」と「聞く」との違いに拘ったが、今、気が付いたことがある。それは、ラジオからの放送を聴く場合は、それが運転中であり、まさしくナガラの聞き方に違いないのだが、「聞く」ではなく「聴く」という表現を選びたくなるということである。目は周囲を注意深く見張っている。五感の大半は聴覚も含め、安全に神経を研ぎ澄ませている。それでいて、耳から入る音楽は、あるいは話も、「聴いている」と書きたいのである)。

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→ 21日の昼間、青山三丁目交差点近くで。青空が鮮やかだったけど、画面では分からないね。

 それは、「五木寛之が語る日本人の愛唱歌」という番組だった。一応は仕事中なので、断片的に聞きかじるしかなかったが、それでも、興味深い話を聴くことが出来た。
 テーマは「“外国生まれの歌” 昭和30年代以降」で、出演者は「作家…五木 寛之/歌手…ペギー葉山/元テイチクエンタテインメント社長…飯田 久彦/【司会】須磨佳津江」の面々。
 番組はニュースを挟みつつ二時間半近くもあり、内容(テーマ)は上記だとしても、多彩に渡っていて、ホンの一部をもメモするのは難しい。

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2006/11/23

永沢光雄氏追悼:男女とは絡み絡まれ赤い闇

 あるブログ(「天にいたる波 永沢光雄」)を覗いたら、今日の記事の題名が「永沢光雄」となっている。
 おや、小生の敬愛する書き手・永沢光雄氏であり、永沢光雄氏というと、彼の出世作であり且つ小生も二度も既に読んだことのある本『AV女優』(文藝春秋)の題名をすぐにも思い浮かべてしまう。
 これは読まずには居られない。
 ブログの内容に付いては、リンク先へ飛んで確かめてもらいたい。

 ただ、彼・永沢光雄氏が11月の1日に亡くなっておられたという厳粛なる事実だけは記しておく。
 以下、彼に関連する…というより、小生らしく彼の周辺を巡るような一文を綴る。

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← 永沢光雄著『AV女優』(文藝春秋)。文庫本版があるが、小生は単行本で出た直後に買った。『AV女優 (2)』(文芸春秋)も買ってすぐに読んだ。

 ネット検索すると、「MovieWalker編集長ブログ 【追悼】永沢光雄「AV女優」「声をなくして」なる頁が見つかった。
(この記事をショパンのCDを聞きながら書いている…。)

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2006/11/22

聞くと聴くどっちつかずで日々揺れし

 黒田 恭一著『はじめてのクラシック』(講談社現代新書〈874〉)を今日、読了した。
 昭和六二年に刊行されたもの。最近、自宅でも音楽付いている小生、聴いたかどうかは別にしてクラシックに関心を持ち始めた中学生の頃の気分(初心と言えるのかどうか、あやういけれど)に立ち返って、というわけではないが、車中で先週来、読んできていた。
 別に小生如きが感想を綴ることもない。

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← 武満徹著『音、沈黙と測りあえるほどに』(1971 新潮社)

 ただ、本書を読んでいて、どうしても気になることがあった。
 あまりに瑣末なことなので、気になっていたし、本書を読了する直前までずっと気障りでもあったけれど、まあ、「はじめてのクラシック」という書名だし、初心者、それも若年層の読者をも意識してのことかなと思っていた。

 それは、「きかれる」とか、「きく」という言葉がずっと一貫して「きく」という平仮名で通されていること。
 初心者、あるいは初学者が読むことを意識してのことなのだろうか…。

「クラシック音楽をきく」という場合、大抵の書き手は、あるいは本(文章)では、例外なく(とまで言うと過度かもしれないが)「聴く」という表記を選ぶ。
 なのに、本書では、たとえば「ききて」という場合でも平仮名で「ききて」なのである。
 常識から考えても、「聞き手」か「聴き手」という表記を選ぶものではなかろうか!

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2006/11/21

週末は音と本とに三昧だ

羮や懲り膾吹く我ありて」に書いたように、月曜日の休みはまったりのんびり過ごした。
 昨日、冷たい雨の中、一時間以上も傘も差さずに(カメラ撮影に傘が邪魔だったから)応援と撮影のため立ち尽くしていたので、その疲労を回復させること、万が一にも風邪を引いたりしないよう、用心に用心を重ねたのだ。
 
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→ 『ブラジル風バッハ/中丸三千繪&ベルリンフィル12人のチェリストたち』(中丸 三千繪、東芝EMI クラシック)。惜しいけど、返却。二十回は聴いたっけ。ボサノバなのかクラシックなのか、ジャズなのか分からない、不思議な世界だった。

 それにしても、日曜日来の雨と寒さは身に堪える。部屋の中に居ても、凍えるような気がする。
 まだ、11月下旬にも入っていないから、暖房を入れるのも早すぎる気がする。
 今、暖房を使ったら、これ以上、寒くなったとき、対処の取りようがなくなってしまう。
 なので、部屋の中では、ひたすら重ね着。それでも、足りないなら、タオルケットを羽織って耐える。

 午後になって雨が上がってきた。薄っすらとだが青空もベランダの窓越しに見える。
 今日は、図書館へ行こう。返却する本などがあるし。

 でも、その前に食事だ。
 冷蔵庫の中を覗く。何もない。

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2006/11/20

羮に懲り膾吹く我のあり

 昨日は、氷雨の中、自転車を駆って東京国際女子マラソンに観戦に行き、しかも、長文のレポートも書いて、小生にしては稼動し過ぎたので、今日はひたすら聖安息日を地で行く生活。
 ここに書くのも、肩から力を抜いた雑文。
 ブログも、緩急自在で行かなくっちゃね。

 というわけでメニューは、「秋菜に塩!」や「灰汁のある人となるには影薄し」に続く「ビタミンな話の食べ物ことわざ辞典」もの。
 案の定、シリーズ化(?)しそう。

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→ 16日(木)、青山墓地でトイレ休憩。快晴で快便だった。森(墓地)越しに六本木ヒルズを遠望。

 今回は、「ビタミンな話の食べ物ことわざ辞典」の「(あ行):朝の果物は金」の番だ。
朝に果物を食べると糖分やビタミンの補給にもなり大変効果があるという意味」だというが、その理屈が分からない。

 ネット検索したら、「朝の果物は金、夜は鉛 今日の健康ひとことり - goo ヘルスケア」という頁をヒット。

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2006/11/19

06東京国際女子マラソン…やるだけのことはやったのだ!

 春ならば花散らしの雨とでも呼ぶような、冷たい雨の中、東京国際女子マラソン観戦に行ってきた。
 昨年も観戦に行き、レポートを書いている。
 そう、昨年は、バイクを駆って行ったのだった:
東京国際女子マラソン…感動のラストシーン

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→ いよいよ先頭がやってくる。なんだか、ドキドキする。

 見られたら分かるように、ちゃんと小生がアトランタオリンピック以来、ファンになっている高橋尚子選手の雄姿を画像に収めることができたのだった。
 晴れていたということもあり、初めてのマラソン観戦を最後の選手が通り過ぎるまで続けていた。

 さて、今年は上記したように霙(みぞれ)になってもおかしくないような冷たい雨が降っていた。
 天気が(マラソン選手にとってもやや辛い)雨模様になることは前日から予想されていた。
 小生、土曜日が仕事ということもあって、観戦は迷っていた。晴れていたら行くかも…、でも高橋選手が出場するし…、雨だったら小生、(観戦を)棄権かな、なんて思っていた。

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