忙中閑あり…あり過ぎか?!
今日のテーマ:昨日も音楽三昧…ヨハン・シュトラウス、ジョージ・ガーシュイン、畠山みどり
21日は営業の日で、年末ということもあり、日中から夜にかけては結構、忙しかった。
それでも、実車が空車に切り替わった合間を縫って音楽三昧。読書のほうは、夜半まではほとんどできない。その点、音楽(ラジオ)は走行中も(空車の時は)BGMとして聴けるから嬉しい。
昨日は久しぶりという曲(演奏者)を幾つか聴くことが出来た。
たとえば、ヨハン・シュトラウス、ジョージ・ガーシュイン、畠山みどりなど。
まずは、午後2時からのNHK-FM(ミュージックプラザ 1部 -クラシック- 松川 梨香)では、しばしヨハン・シュトラウス三昧。
番組表によると、ヨハン・シュトラウス2世と表記してある。ヨハン・シュトラウスとは別人なのか。小生はそれすら知らない!
念のために調べてみると、ヨハン・シュトラウス2世はヨハン・シュトラウス1世(Johan Strauss I(Vater)、1804年3月14日 - 1849年9月25日)の長男である(当たり前か!)。
ヨハン・シュトラウス1世については、必ずしも情報が豊富とは言えないようだ。
「オーストリアのウィーンで活躍した作曲家、指揮者、ヴァイオリニストである。遠祖はユダヤ系であるともいわれる」云々くらいのもの。
ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauß II, 1825年10月25日 - 1899年6月3日)こそが、小生のように音楽通でないものが「ワルツ王」ヨハン・シュトラウスという時、思い浮かべている人物ということになるようだ。
小生など、ヨハン・シュトラウス、ワルツ、音楽の都「ウィーン」というワンパターンの連想が働く(しかも、ここで止まってしまう!)。
昔、もう、何十年も昔、「美しく青きドナウ」を映画の中でよく聴いたな…、なんだっけな…と思い返しても映画の題名が分からない。調べてみたら、「2001年宇宙の旅」だった。
歌詞が結構、面白い! → 「ヨハンシュトラウス合唱曲集」
参考に、昨日、流れてきた曲のメニューを:
「皇帝円舞曲 作品437」 ヨハン・シュトラウス2世・作曲
(11分03秒)
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)カール・ベーム
<ドイツグラモフォン 3111-7>「ポルカ“観光列車”作品281」
ヨハン・シュトラウス2世・作曲
(2分47秒)
「ポルカ“雷鳴と電光”作品324」
ヨハン・シュトラウス2世・作曲
(3分26秒)
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ヘルベルト・フォン・カラヤン
<ドイツグラモフォン POCG-3995/6>「ワルツ“春の声”作品410」ヨハン・シュトラウス2世・作曲
(6分02秒)
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ロリン・マゼール
<ドイツグラモフォン POCG-3995/6>「ワルツ“ウィーンの森の物語”作品325」
ヨハン・シュトラウス2世・作曲
(11分56秒)
(チター)カール・スウォボダ
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ロリン・マゼール
<ドイツグラモフォン POCG-3995/6>「ワルツ“美しく、青きドナウ”作品314」
ヨハン・シュトラウス2世・作曲
(9分29秒)
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)クラウディオ・アバド
<ドイツグラモフォン POCG-1645>「ワルツ“ウィーンかたぎ”作品354」
ヨハン・シュトラウス2世・作曲
(8分38秒)
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)小澤 征爾
<PHILIPS UCCP-9413>「交響曲 第3番 ニ短調(ノヴァーク版、第3稿)」
ブルックナー作曲
(55分05秒)
(管弦楽)ケルン放送交響楽団
(指揮)ギュンター・ヴァント
<BMG BVCC-8913/14>
断っておくが、全部、聴けたわけではない。恐らく、このうちの何曲かを、しかも、断片的に聞きかじっているだけ。
それでも、久しぶりにワルツを聴けて嬉しかった。しかも、久しぶりと言いながら、途切れ途切れとはいえ、これだけ纏まって聴けたのは、初めてではないか。
こうした曲を背景に素敵な人と踊れたらいいね。今、ダンスが流行っているというけれど、一人であれ二人であれ仲間同士であれ、踊れる人が羨ましい!
→ 「エッセンシャル・ジョージ・ガーシュウィン」(ソニーミュージックエンタテインメント)
久しぶりに聴いた曲つながりということで、昨日の営業では、ジョージ・ガーシュイン(George Gershwin)の「ラプソディー・イン・ブルー」を聴くことが出来たという話を。
確か、やはりNHK-FMで、小原孝氏の番組(「弾き語りフォーユー」)においてだったと思う。
あるいは、同氏の演奏だったかどうか(仕事中で、確かめようがなかった)。
これも聞きかじりなのだが、同氏によると、ラプソディー・イン・ブルーが何かの番組のテーマ(?)曲として使われていて、俄かに関心が高まっているのだとか。
ネットで調べると、「のだめカンタービレ」(2006年)エンディング曲として使用されているのだとか。なるほど。小生、このドラマを観たことがないので気付くはずもない。
ジョージ・ガーシュインについては、「ジョージ・ガーシュイン アメリカン・クロスオーヴァー・ミュージックの原点」が詳しく、読み応えがある。
「ジョージ・ガーシュイン」は、ジョージ・ガーシュインにターゲットを絞ったサイト。曲も聴ける!
「彼と楽器の出会いは、14歳の時に兄のために購入されたピアノが最初だったということです。彼ほど音楽教育との出会いが遅かったクラシック音楽の作曲家は他にいないかもしれません。それまでの彼は単なる街の不良少年だったのです」だって。
「脳腫瘍のため、ハリウッドにて急逝した。まだ38歳9ヶ月の若さであった」というのが痛ましい。
← 「街道(みち)/夫婦春秋」(コロムビアミュージックエンタテインメント)
畠山みどりさんの特集を聴いたのは、NHKラジオ(第一)「ひるの散歩道」にてのこと。
彼女へのインタビューと共に、彼女の恩師市川昭介先生の遺作 「街道(みち)」 や、先月発売された「夫婦春秋」などを聴くことが出来た。
勿論、彼女の最初で最大のヒット曲である「恋は神代の昔から」、そして「出世街道」も。
「夫婦春秋」は村田英雄が歌ってヒットした曲。「夫婦春秋」が好き、というより、村田英雄のファンでもあった。
こういう歌を朗々と歌えたらどんなにいいかと思う。ガキの頃から学生時代にかけては(人のいないところでは!)、小生は歌謡曲や演歌、ポップスなどを途切れることなく口ずさんでいた。
昨日の話で知ったのだが、村田英雄の持ち歌として有名なこの「夫婦春秋」は、もともとは畠山みどりのために作られた、畠山みどりさんが歌うはずの曲だったのだとか。
レコーディングも終えていたのだとか!
美空ひばりも、春日八郎も、三橋美智也も、小生、ガキの頃から聴いてきたのだが、彼らのファンになったのは、実は死後のことだった。生前は、演歌臭が強すぎるようで、何処か敬遠する気味が自分にはあったものと思う。じっくり歌に、あるいは彼らに向き合う気になれなかった。
亡くなって初めて気づくその大きさ偉大さ。
振って、あるいは振られて気づく、その人の貴重さ。
あるいは、年代的なことも関係しているのかもしれない。彼らが亡くなるころには小生も三十代の半ばとなり、たんなる往年のスター、あるいは懐メロではなく、歌に素直に浸れるようになったのかもしれない。
畠山みどりさんら存命の、息の長い歌手らに付いては、自分もそれなりの年になっているし、時代を共有し、生きていて聴ける間は、可能な限り聴いておきたいとつくづく思う。
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