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2006/12/07

誰彼と知る人多き年の瀬か

 今日の午後3時にココログのメンテナンスが無事(?)終了したようだ(あるいは未だ終わっていないのか。→ どうやらメンテナンスは失敗に終わったようだ。→ 「12/7 「12/5-12/7ココログメンテナンス」について」53時間もメンテナンスをやったけど、過大な負荷の原因を特定できなかたというのだ! 06/12/07夜 追記)。
 とりあえず、記事のアップを試みる。

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← 12月4日、夕刻。都内晴海にて。夕焼けの光景を撮ったはずなのだが…。

ロベルト・シューマン
ジャンゴ・ラインハルト
美空ひばり
ウィリアム・ハズリット
お知らせなど


 それにしても、仕事中、碌に食事もとらないので、明け方には腹が減って辛い。
 帰宅して何か食べる?
 そんな! 寝る前に食べるはずがない。
 というわけで、6日の朝9時の食事から29時間余り経った今日の午後2時過ぎ、ようやく食事。
 どんな粗末な食事も美味しい!

 さて、昨日からつい先ほどのまでの間に知った人物についてメモしておく(最後にお知らせも)。
 昨日は営業だった。となると、当然、車中ではラジオ、休憩時(待機時)には本。

ロベルト・シューマン
「ミュージックプラザ 1部 -クラシック-」(NHK-FM、案内人:松川 梨香)にて、久しぶりにウェーバーの曲を何曲か聞きかじった。「歌劇“アブ・ハッサン”序曲」か「“シルヴァーナ”の主題による7つの変奏曲」かは、はっきりしない。
 ヒンデミット作曲の「交響曲“画家マティス”」も、曲名に惹かれて(?)聴き始めたが、そのうち、夢の世界へ落ちて行ったようだ。

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→ ロベルト・シューマン

 驚いたのは、シューマン作曲の「ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44」((28分25秒) (ピアノ)シュテファン・ヴラダー (演奏)ウィーン・アルティス弦楽四重奏団 <SONY SRCR-9615>)である。
 といっても、何に驚いたのかは自分でも分からない。
 ただ、えっ、シューマンってこんな曲を作ったの、と思った。
 つまりは、小生の中のシューマンへの理解は皆無同然なので、どんな曲を聴いても新鮮だったりするのかもしれない。
 それでも、聴きながら、おお! おお! と、まさに言葉にならない嘆賞の声をあげていたっけ。
 
 調べてみると、「ピアノ五重奏曲(変ホ長調、作品44)はシューマンの代表的な室内楽作品」なのだとか。やっぱりね。知らぬは弥一ばかりなり、だ。

 そのうち、シューマンについても、もっと曲を聴きこみ、あれこれ調べてみたい。

ジャンゴ・ラインハルト
 NHK第一の夜の番組、「ときめきJAZZ喫茶」にてだったろうか、あるいは「エンジョイ・ジャズ」という番組でだったのか、ジャンゴ・ラインハルトという人物のギター演奏を聴くことが出来た。
 小生には全く未知の人物。ただ聞き惚れていた。ジャズというが、これまで聴いたことのない雰囲気が漂う。

ジャンゴ・ラインハルト – Wikipedia」の記述はあまりに呆気ない。
「ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt 1910年1月23日 - 1953年5月16日)は、ジャズミュージシャンギタリスト。本名ジャン・バティスト・レナール(Jean Baptiste Reinhardt)。ベルギー・リベルシーの出身。ジプシーの伝統音楽とスウィングジャズを融合させたジプシー・スウィング(マヌーシュ・スウィング)の創始者として知られる。」とか、バイオグラフィとして、「ジプシーとして、幼少の頃からヨーロッパ各地を漂流して過ごし、そこでギターやヴァイオリンの演奏を身につけて育った。18歳のときにキャラバンの火事を消そうとして、左指2本の動きを失う大火傷を負ったが、そのハンディを奇跡的に乗り越え、独自の奏法を確立。後世のミュージシャンに多大な影響を与える多くの傑作を、その短い生涯の中で幾つも発表した」とあるだけ。

 調べると、「ジャンゴ・ライハルト  BIOGRAPHY 」(五十嵐 正氏筆)という頁が見つかった。

 あるいは、「ジャンゴ・ラインハルト Django Reinhardt」などもいい。画像が載っているのも嬉しいし記述内容が参考になるのは当然として、アルバムが何枚も紹介されているのが嬉しいし助かる。

THE DJANGO REINHARDT SOCIETY OF JAPAN」も逸するわけにはいかなだろう。

 しかし、サイトとしては、「I Love Django’s Music」が極め付けかな。
 なんといっても、「このサイトは、僕こと、長谷川光が敬愛するジャンゴ・ラインハルト、そして彼が残した音楽(≒ジプシージャズ)を啓蒙、紹介するサイトです」というのだもの。
 サイト内を全て見て回ったわけではないが、ここまで傾倒されているジャンゴ・ラインハルトにますます興味が湧く。
 
 ジャズの世界は広い。こういう人もいたのだと感激する。
 折を見つけてもう一度、聴いてみたい。


美空ひばり
 あちこち局を彷徨うものだから、どのラジオ局で聞いていたのか分からないのだが、昨夜(あるいは今日の未明)、美空ひばりの特集があった。
 どうやら普段、あまり多くのリクエストがされないような、しかし隠れた名曲の数々といった趣の内容。

 あるいは、「RFラジオ日本で日本標準時毎週水曜日23:30~24:00に放送している美空ひばりの曲だけを紹介する、『美空ひばり専門ラジオ番組』という、「オールリクエスト美空ひばり大全集」を選局したのだろうか。
オールリクエスト美空ひばり大全集 – Wikipedia
番組一覧 美空ひばり10 ラジオ日本 AM1422kHz」(ラジオ日本・内藤博之アナウンサー)

「毎週、美空ひばりさんの513曲の中から、美空ひばりさんだけのトップ10を発表!」という番組の主旨からしたら、遅かれ早かれ大概の曲は(リクエスト次第だろうけど)かかるわけで、たまたま昨夜、聴いた曲はどれもつい聞き入ってしまう曲だったということか。
 彼女が歌うと、どの曲も名曲に聞こえてしまう。別に作詞や作曲者を貶めようという意味ではなく、彼女はどんな歌も曲の意を汲んでしっかり歌い上げてくれるということだ。
 日本人のジャズ歌手は少なからずいるはずだけど、英語の歌詞でジャズを歌っているのを聴いて(ラジオで聴いただけだが)じっくり聞き入ることができたのは、今の所、美空ひばりさんだけである。
 余談だが、美空ひばりさんは、1989年6月24日に52歳で亡くなられている。当時は、小生は彼女は随分と年上で(ちょっと失礼か)、短からぬ人生だと単純に思っていたような記憶が微かにあるのだが、52歳というと、今の小生の年齢ではないか!
 若い! 惜しい!

 美空ひばりさんの持ち歌は513曲とのことだが、小生などが聴いて知っているのは、テレビ・ラジオで視聴(聴取)できる幾つかの曲だけ。
 まさに氷山の一角なのだ。彼女の音楽世界に分け入ったなら、どんな宝物(名曲)が埋もれているか計り知れない。

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← 12月4日、夜半過ぎ、都内某所の公園にて。寒風の中、残り少ない葉っぱが寂しそう。

ウィリアム・ハズリット
「昨日からつい先ほどのまでの間に知った人物」のうち、つい先ほど知った人とは、ウィリアム・ハズリット(William Hazlitt。1778~1830年)という人。
 自宅ではトーマス・マンの「ファウストゥス博士」をゆっくりじっくり読んでいるのだが、その合間に気分転換的に読んでいる本がある。
 それは、芳賀徹氏著の『渡辺崋山 優しい旅びと』(朝日選書、朝日新聞社)である。

 刊行されたのが86年なので、二十年前の本ということになるが、十数年前、芳賀徹氏著の『絵画の領分―近代日本比較文化史研究』(朝日選書、朝日新聞社)を読んで感服して以来の芳賀徹氏(の著作)のファンなので、図書館であれこれ物色していて、ふと、目に飛び込んできた本書を借り出しておいたのである。

「崋山の関東・東海各地への旅行記と写生帖を素材とした評伝」といった内容なのだが、今回は本書の感想は(読みかけということもあるし)略す。
 本書の中で、上記したウィリアム・ハズリットという人物をこのブログの記事を書く直前まで読んでいて発見したのである。

 本書の中で、芳賀氏は、『宝島』や『ジーキル博士とハイド氏』などの作品で知られる、ロバート・ルイス・スティーブンソン(1850-1894)が激賞しているエッセイストとしてハズリットを紹介している。

 ネットでは(日本語に限ると)あまり豊富な情報が得られる人物ではないようだが、それでも、以下のサイトでハズリットを紹介してくれている:
太田述正 ホームページ - 時事コラム 2004年9月14日 <世界の20大思想家(その2)>

 この頁では、「ハズリットは達者な随筆家であり、またイギリス最初の演劇評論家であり、イギリス最初の偉大な芸術評論家であり、最上の文学評論家の一人であり、練達の政治ジャーナリストであり、哲学者であるようです」として、英国の文豪サマセット・モーム(Somerset Maugham。1874~1965年)もハズリットの文章を激賞していることを教えてくれている。
 詳しくは上掲の頁を覗いてみてほしい。

 小生はというと、同上サイトに示されている、英国の作家のプリーストリー(John Boynton Priestley 。1894~1984年)がハズリットの文章を評した言葉が実に印象的である。

 ハズリットの母国は英国ということで、英語で紹介しているサイトは少なからずあるようで、上掲のサイトでも以下を紹介・参照している:
William Hazlitt
A biography of William Hazlitt by J.B. Priestley
Wm. Hazlitt - On The Pleasure Of Hating (c.1826).


 ネットで得られる情報からすると、ハズリットは、今では(少なくとも日本では)箴言集や名言集の中で採り上げられる過去の人物という扱いになっているようである:
ハズリット箴言集 - 古典文学ガイド

 なるほど、名言箴言集に採り上げられるだけの人物ではある。
 上掲の頁に掲げられている箴言のうち、一つだけ、転記させてもらう:

我々は同じ一人の人間を憎みもすれば愛しもするだろう。いや、それも同時に。

ハズリット箴言集―人さまざま』(中川 誠訳、彩流社)という本が出ているようだ。
「イギリス・ロマン主義時代最大のエッセイストによる人生直言。本邦初訳」だって(太字は小生の手になる)!

お知らせなど
 このほか、車中で読んでいる中野雄著『丸山眞男 音楽の対話』(文春新書)でもあれこれ知見があったのだが、もう、疲れた。後日を期す。

 尚、ココログ版「無精庵徒然草」では、12月6日は空白になっているが、これはココログのメンテナンスのためである。
 過日、お知らせしておいたように、アメブロ(ameblo)版「無精庵徒然草」にて、12月6日分の記事を書いている(日付は5日になっているが、書き上げるのが普段より早かったのだ):
丸山真男…音の日は沈黙の声耳にせん

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コメント

ジャンゴ・ラインハルトは伝説的なギタリストだね。
障害があったからこそ、得意なギターテクニックを生み出したって記憶している。私が彼のアルバムを聞いていたのは、もう30年も昔のことだ。
やいっちゃんのコラムを読んでいて、思い出したよ。

渡辺崋山は大好きな人物。杉浦明平で読んだ。こういう生き方って、たまらないね!
もし人生で金額にいとめなく、たったひとつ何かをあげるって言われたら、躊躇なく「渡辺崋山の絵」って言える。
ちなみに理想のオトコは一休宗純なのだ!

投稿: 志治美世子 | 2006/12/07 20:42

なるほど、やはりジャンゴ・ラインハルトは知る人は知っている伝説的なギタリストだったのですね。
小生、昨夜のラジオで初めて知った。
実に(小生には)新鮮な音楽で印象に鮮やか。なんとかCDを見つけて再度、聞いて見たい。

渡辺崋山は本書の中でも杉浦明平が書いた本が参照されていた。
実は、いつだったか方々のブログを見て回った際に、誰かのブログで渡辺崋山が礼賛されていたことも、きっと、本書を選ぶ切っ掛けになっていたと思う(ああ、誰のブログだったろう!)。
彼の生き方も魅力的なら、彼の絵も素晴らしい!

>理想のオトコは一休宗純

ってことは旦那様って……。

投稿: やいっち | 2006/12/07 21:58

理想と現実は別!
ただし、社会的な地位や名声を、一切判断の基準にはしないところだけは、一緒かな。自分の価値判断基準がものすごくはっきりしている人だよ。

ジャンゴ・ラインハルトのアルバムなら、ずばり「ジャンゴ」というのがよかったと思う。でもCDで出てるのかな?
昔LPで聞いていて好きだったものの中には、CDでの入手不可能なものがけっこうあるからなぁ~。

投稿: 志治美世子 | 2006/12/07 23:39

小生も「理想と現実は別!」と言いたいところだけど、誰ともパートナーとは出会っていないってことは、理想がそもそもないってこと?
まあ、これだけ腰が重けりゃ、誰も相手にしないっての!

今はCDしか聞けない。装置がないから。実は手元にレコードがたくさんある。でも、レコードプレーヤーがなくて聞けない。竹の棒の先をレコード盤の上でクルクルさせたら、微かながらでも音が聞けるのだろうか。
ジャンゴ・ラインハルト、こうなったら、ネットでダウンロードしかないか。この点、ネット時代は便利だ。

投稿: やいっち | 2006/12/08 01:40

>これだけ腰が重けりゃ、誰も相手にしないっての!

なんか、相手にされると困っちゃう、っていうのはやいっちゃんのほうみたいに見えてるけど・・・。

投稿: 志治美世子 | 2006/12/08 09:39

>>これだけ腰が重けりゃ、誰も相手にしないっての!

>なんか、相手にされると困っちゃう、っていうのはやいっちゃんのほうみたいに見えてるけど・・・。

そうかもしれないね。一人暮らしに慣れちゃったし。

投稿: やいっち | 2006/12/09 07:59

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