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2006/08/22

読書拾遺…「鏡のなかの鏡」へ

 この記事の直前に馬橋パレードのレポートを書いている。内容は人様には大したことはないものだろうが、書くほうにしてみると、結構な労力を要する。
 いつもながらだが、量的にまとまったレポートを書き上げると、体の中のエネルギーを使い果たしたような感覚に襲われる。画像の処理だけでも、苦労しているし、二百枚ほどの画像の中からどれを選びレポートに掲載するかも、その選択の上の価値観が問われているようでもあり、なかなかにしんどい。

 普通なら、文章(レポート)を書いてから、そこに画像を嵌めていくのだろうが、小生の場合、ブログに載せる画像を選択してから、その画像の数に合わせて、文章を考える。
 駄文を綴るだけなら嫌いなほうじゃないし、実際にあったこと、経験したことを無難な範囲で書いていくのだから、楽なように見えて、案外と書くネタというものは少ないものだ。

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← pocoさんにいただいた、青森の「黒石よされ」の画像です。pocoさんは、ネット検索で、拙稿「夜目遠目笠の内」に出会ったのだとか。なお、pocoさんのホームページは、「フォトとメッセージ」です。

 選んだ50個弱の画像を適宜、嵌め込める量の文章を是が非でも書くしかない!

 それでも、パレードのあった翌日が休日だったから、まだ助かっている。朝の八時前までにレポートの(1)を書いてから、ベッドで就寝。
 使うべき画像(どんなにいい写真でも観客の顔があまりに目立つものは避ける、などの判断基準がある)も、「jpg」化も朝方までに大よそのところは済ませておいた。

 昼頃、目覚めて、洗濯、軽食、外出(やたらと用事が多い)。
 要件を済ませて帰ってきて、四時までにレポートの(2)で何を書くか、イメージを決める。テーマさえ決まれば、あとは馬力で一気に書き進めていく。

 夕方までにレポート(2)の下地の文章を書き上げ、文章がパソコン上のトラブルで消えてしまわないうちに、文章だけのブログ記事をアップさせておいた。
 夕方、買い物を済ませ、レポート(2)の記事に画像群を徐々に嵌め込んでいく。画像には、簡単なコメントを付しておく。画像は、右寄せ、左寄せを交互にするよう気を使う。

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 画像群を嵌め込み終わって、最終的にネットへのアップを完了させたのは、夜の八時半近くになっていた。
 画像処理の開始は、日曜日の夜。ソフトのトラブルなどがあって、画像をパソコンに取り込むのに手間取ってしまった。そして、レポートの(1)の(記事)作成開始となるわけだ。日曜日の夜半となると、日中のパレード見物や移動などでの疲労が色濃く出てきて、とうとうダウン。夜半前後に仮眠。夜中の三時前に目覚め、そこから朝の八時頃まで、一気に作業を進めた。
 というわけで、レポートの(1)(2)の取りあえずの完成までには、まる一日を費やしている(細かな修正は折を見て徐々に加えていくのだが)。

 
 月曜日は、外出の合間に図書館へ。読了した三冊を返却し、読みかけの本と他に二冊、あわせて三冊を新規に借りる。
 読みかけの本とは、アンドルー・H. ノール著の『生命 最初の30億年―地球に刻まれた進化の足跡』(斉藤 隆央訳、紀伊國屋書店)である。
 今は感想文を綴る余裕はないので、出版社のレビューを転記しておく:
カンブリア紀の海で三葉虫をはじめとする奇妙奇天烈な動物たちが一斉に産声を上げたのは、今から5億年前のこと。地球における生命史40億年の中で、「最近の5億年」については、調査・研究が進み、これまでよく語られてきた。本書は、「世界で屈指」と称えられる古生物学者である著者が、あえて「空白」期間である今から5億年以前、「最初の30余億年」に的を絞り、最新の発見と成果に、さまざまな証拠の真偽をめぐる議論もまじえて、その進化の様子をスケッチしたものである。北極海の孤島からオーストラリアの奥地まで、世界各地の調査地に赴く著者ならではの、生き生きとした探検記録でもある。「最初の30億年」における地球環境の激変と多様な生命の進化は、それ以降にもまして、魅力的なドラマとなっている。さらに、火星での生命の謎に取り組む古生物学者の姿も活写される。
 この前は、アンドリュー・パーカー著『眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く』(渡辺 政隆/今西 康子訳、草思社)を読んでいて、この本を返却する際に、『生命 最初の30億年』を図書館で見出していて、早速、借り出しておいたのだ。
 生命の歴史も、相当に進んだ部分もあるが、本書を読むと厄介な課題も山積みとなっていることを現場の研究者の生の声という形で知ることが出来る。

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 二冊目は、金子 務著の『江戸人物科学史―「もう一つの文明開化」を訪ねて』(中公新書)を借りてきた。新書なので、車内や通勤の際に読むつもり。
 念のために、内容説明を転記しておく:
戦国期から江戸期にかけて、日本の科学技術は大変革を遂げた。「もう一つの文明開化」の先駆となった36人の事績を縁の地に訪ねる。

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→ 画像は選書版のものだが、小生が借りたのは単行本だった。その形と手応えがまたいいのだ。

 三冊目は、『モモ』などで有名なミヒャエル・エンデ 著の『鏡のなかの鏡―迷宮』(丘沢 静也訳、岩波書店)である。
 出版社側の説明だと、「鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる30の連作短編集。一つずつ順番に、前話をゆがんだ鏡像のように映しだし、最後の話が最初の話へとつながって、読者をめくるめく意識の迷宮へと導く。人間存在の神秘と不可思議さを映し出す鏡の世界の物語は、『モモ』『はてしない物語』とならぶ、エンデの代表作である。」というのだが、小生は、図書館の外国文学作品のコーナーを物色していて、ふと、この本に目が留まった。
 手に取り、パラパラと捲る。なんとなく、今の自分の心持にフィットするという直感があった。

 このところ、昭和史や科学の啓蒙書がメインになっていたので、ここらでちょっと軌道修正。
 これら三冊は、これから読むのだけど、とても楽しみ!
 

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コメント

こんにちは、やいっちさん!

またまた、旺盛な読書欲ですね。「欲」というより、生活の一部ですよね。本がないと生きていけない・・・ぐらい。

やいっちさんには、負けますが、見習いたいと思っています。ただ、仕事が忙しいので、1日1冊は辛いです。軽いものだと、1冊はOKなのですが・・・。松岡正剛はすごいですね。お気に入りのサイトです。では、また!

投稿: elma | 2006/08/22 17:46

elmaさん、コメント、ありがとう。
小生も週に三日は、終日の仕事なので、週に二冊から三冊がやっとです。それに冊数より、ゆっくりじっくり楽しみたいので、この頃は積読は避けるようにしています。
特に大作を読むときはなおのこと、マイペースが大切ですね。

松岡正剛氏のカバーする範囲は凄いですね。本によっては、彼の書評の頁を案内するだけの時もある。楽させてもらってます。

投稿: やいっち | 2006/08/23 07:45

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