草むしり
夕方近くになってまた自転車に乗って海鮮市場へ買い物へ。
今夜の分と明日の朝食のためのあれこれや乾電池、お菓子などを買って、いつもの道を自転車で走って帰ったら、富山ライトレール線(旧富山港線)の踏み切りに差し掛かったところでカンカンと踏み切りの音が聞こえてくる。
電車だ。その名もポートラムだ。絶好のタイミング。
電車が踏み切りを通り過ぎると、踏み切りの棒が上がる。
電車は踏み切りの直後に上り下りのホームがある。電車は駅に止まっていて、客の乗り降り。
絶好のシャッターチャンスだとばかりに携帯電話をポケットから取り出し、止まっている電車を撮った。
急いでいたことと、ズームしたこともあり、やや画像のピントが甘いが、ま、仕方ないだろう。
→ 富山ライトレール線を走るポートラム!
今日は三食の準備と片付けのほか、草むしりをやった。父がタマネギを植える畑の区画周辺を小さな移動式の腰掛に腰を下ろしながら鎌を手にやっているので、黙ってみているわけにいかない。
決して広いわけではないが、庭や畑などを合わせると少々の土地がある。野菜類を植えない場所は除草剤を撒くが(以前は除草剤を撒くことを知らなくて、庭もせっせと草むしりしていたっけ)、タマネギ、チューリップ、ナス、キュウリなどを育てるエリアは、小まめに草刈、草むしりするしかないわけだ。
草むしり。当然、雑草を刈るわけである。
けれど、雑草とは状況によるもので、路傍に咲いていたなら可憐な紫露草 (むらさきつゆくさ)も、タマネギ畑のフィールドで咲かれると、雑草扱いせざるをえない。もう少し、ほんの少し違う場所で咲いていてくれたなら、引っこ抜いたりせずに済むのだけれど。
何が雑草で何がそうでないのか。結局のところ、人間の我がまま勝手が決めると言うことか…。
そういえば、路肩や中央分離帯などグリーンベルトの植物としてよく使われるツツジのことを好きだと、あれこれ綴ってきたが、そもそもその場にあって動くことの侭ならない植物の花や葉っぱについてあれこれ思いをめぐらしたことがあったっけ。
草むしりといっても、普段は小生がするわけじゃない。大概は父が、あるいは可能な時は嫁いでいる姉が来てやる。
今は五月の初めだが、梅雨が来ると、雑草はうんざりするほど生えてくる。
梅雨が明けると夏。
夏は夏で炎天下での草むしりは難行苦行となる。麦藁帽子を被っているけど、辛さに変わりはない。蚊も纏いつくので、蚊取り線香は常備する必要があるし、虫除けのスプレーも使ったりする。
小生は、帰省の折に、気まぐれに草むしりするだけ。
その前は、草むしりなどしたことがなかった。父や母が小生がいない間、せっせとやっていたのだ。
父は田圃や樹木の世話を主にやっていて、母は畑や植木、草花の世話をするという役割分担があったから、普段、草むしりはほとんど母が炊事やその他の仕事の傍ら、時間を見つけてはやっていた(他にも習っている民謡の腕(三味線と歌)を生かすべく、福祉活動で仲間と一緒に福祉施設を回る活動などもやっていた)ようである。
小生にしても、そんな父母の姿を気付かない筈がないのだが、生来の怠惰さと勘の鈍さがあって、分かっていても気が回らない。頭が動かない。
そんな人間なのである。ボーとしているばかり。何を考えるわけじゃないのだが、我ながら自分が掴めない。
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コメント
草むしりも大変ですよね。
我が家も結構庭が広いのでほおっておくと、草ぼうぼうになります。
造園業者さんに一年一回くらいきていただきます。
朝早くから大変なお仕事です。
けど彼らはトイレとかどこで済ましているのか、家のトイレを借りることはありません。
夏になったら又頼もうと思います。
投稿: oki | 2006/05/07 12:25
小生、東京在住(集合住宅)なので、草むしりの苦労はほとんど知らない。帰省の折にちょっとだけ。父(母)も老いているので、家のメンテナンスは何もかも大変だ。雪も多かったし。
造園業者さんに依頼する余裕などないし。これから先は一層、大変だろうな。
投稿: やいっち | 2006/05/07 19:07