« 『知られざる日本 山村の語る歴史世界』感想 | トップページ | 削除記事 »

2006/01/29

アクセスいろいろ

 このniftyによる「ココログ」というブログではある程度のアクセス解析ができる。その一つにどの記事へのアクセスが日に何度あったかがカウントされる、というものがある。
 昨日とか今週などに書いた記事へのアクセスが多いのは一応は分かるが、古い記事へのアクセスが多い場合がある。
 検索に懸かるキーワードも日に3回以上、同じキーワードだったら、どんな検索語彙だったのかも示してくれる。
 よって、そのネット検索に使われた語彙(語彙の組み合わせ)から、ああ、だからこの記事がネット検索での網に懸かったのだなと分かる場合もある。

 以下、少なくとも半年以上以前の日付の記事の中で、今週アクセス回数が多かったものを幾つか挙げてみる。カッコ内は書いた日(アップさせた日)であり、その隣の数字は今週アクセスされた回数):

雪祭り」(February 08, 2005、120~)
すいません…すみません」(June 23, 2005、60~)
火鉢」(December 12, 2004、60~)
猫柳(ねこやなぎ)」(February 07, 2005、約40)
鏡と皮膚…思弁」(June 21, 2005、30~40)
川端龍子の世界へ」(August 02, 2005、30~40)
侘助(わびすけ)」(January 24, 2005、30~)
「かんじき」からアイスマンを想う」(December 16, 2005、30~)
5135

→ Charlie K. さんの手になるリベルダージ新年会(G.R.E.S. LIBERDADE "FELIZ ANO NOVO 2006" )の一場面!(例によって本文と画像とは関係ありません。一連の新年会の画像を観て頂いているものです。)

 断るまでもないが、アクセスがあったということが、即、たとえ部分的にでも読まれたということとは等価ではない。

 参考に、 どのような検索フレーズが多いか、上位のものを列挙してみる:

「日々是好日  意味」「サンバ  写真」「手紙  季語  1月」「すいません  すみません」「鏡と皮膚  感想」「菅原道真  短歌」「鏡と皮膚  谷川渥」「ねこやなぎ  木」 「体温計  水銀」「青写真  原理」「一期一会  意味」「 水仙  季語」
 検索ワードだと、「雪祭り」がダントツで、この一週間だけで134回。以下、「季語 80」「写真 54」「鏡と皮膚 45」(カッコ内はアクセス回数)と続く。
 もっと、旬の話題を扱えばアクセスは増えるのだろうけど、ま、マイペースでやるしかないね。無理せず(但し楽しい無理はするけど)淡々と、が小生のモットーだし。

 竹山 徹朗氏編集配信のメールマガジン「PUBLICITY」(No.1296 2006/01/28土)より抜粋。

『「週刊文春」2月2日号(1月26日発売)p29 「総力取材 野口“怪死”と堀江の“闇”」』として、竹山 徹朗氏は、「イチ・エス証券副社長の野口英昭が1月18日に那覇のカプセルホテルで「自殺」した事件について、それは自殺なのか、という根本的な疑問を、強烈な事実に基づいて真っ正面から報道している。」という。
 週刊誌からは、「電車の中づり広告に載っていた文句のもとになってるリード文だけ載せておこう」ということで、以下の文が紹介されている:

沖縄のカプセルホテルで発見された遺体は、手首、頸動脈、腹が切り裂かれ、内臓がはみ出ていた。チェックインは偽名、住所は堀江社長の出身地が乱れた筆跡で書かれていた。しかもホテルのベッドの上には夫人が「主人のものではない」と断言する血のついたサッカーシャツが残されていたのだ。捜査関係者、暴力団幹部、同僚の証言から浮かぶのは、ライブドアと「闇社会」のただならぬ関係なのである。

 「自殺であるとの根拠は、記事の中ですべて簡単に覆されている。一言で言えば、これは「自殺の偽装」である。」とも。


 今回の「PUBLICITY」で興味を引いたのは他にもあった。
 ライブドア問題を生み出した証券業界の土壌、もっというと市場至上主義の孕む構造的問題。
 ブログ「R30マーケティング社会時評 ライブドア死すともデイトレは死なず」からとして、竹山 徹朗氏は、「たとえ今ライブドアを潰しても、日本の証券市場では短期売買の方が儲かるという(個人)投資家の信念を変えない限り、第二、第三のライブドアは生まれてくる。 ライブドアの存在は、資本市場のプレーヤーの信念と持ちつ持たれつなのだから。」との一文を引いている。

 また、「マスコミが指摘するべきだとしたら、六本木ヒルズ族に対する懲罰」とかそういうことではなく、「デイトレ投資家に最適化するような行動を取る企業が出てくる日本の証券市場の構造をどうにかしろよ」ということなんじゃないのか。今の日本では、楽天なんかまさにそうだけど、株式の長期保有にふさわしい「堅気な企業」になろうとした途端に株価が下落し、M&Aなどを使った成長戦略が描けなくなってしまう。資本市場のせいで、堅気になりたくてもなれないというジレンマがあるのだ。」

(デイトレとは、「デイトレ」とはデイトレーダーの略で、「毎日頻繁に株取引などを手がける投資家」のことだそうな)


 ここに示したのはメールマガジンからの抜粋である。全文は以下に示す竹山 徹朗氏のブログで読めます:

 竹山 徹朗氏のブログ: 【マスメディアが民衆を裏切る、12の方法
 竹山 徹朗氏: メールアドレス

[ 竹山 徹朗氏のメールマガジン「PUBLICITY」(No.1311 2006/02/15水)でライブドア事件で事件が発覚した直後、(警察側に自殺と断定された謎の死を遂げた)野口英昭氏の死を巡って、野口英昭氏の奥さんの胸中や見解を示す「きっこ」さんとの往復書簡が紹介されていた。
 尚、関連の記事に付いては、 竹山 徹朗氏のブログ【マスメディアが民衆を裏切る、12の方法】で読めます。 (06/02/15 追記)]

|

« 『知られざる日本 山村の語る歴史世界』感想 | トップページ | 削除記事 »

番外編」カテゴリの記事

コメント

オッ文春ですね、今ちょうど読んでいる。
しかし記事では記者がホテル経営者に事実確認すると「小さな地域です、私たちが生きていけなくなります。どうかお引き取りください」と「土下座をして頭を床にすりつけたまま約二十分」
なんか作り話のような気がしますねー。
野口社長の他殺説は文春のほかほかの週刊誌は報じてないのも事実で、文春の勇み足という感じがします。

投稿: oki | 2006/01/31 11:12

oki さん、小生は未読ですが、今度は週間ポスト(2月10日号)が、「野口氏の死に方には重大な疑惑が数多くある。沖縄県警がすぐに自殺と断定したことは完全な間違いだ。すでに県警には再捜査を指示した」(警察庁幹部)
といった記事を書いているとか。
かの民主党の鳩山幹事長が、ライブドアの投資事業組合に「自民党の国会議員がかかわっていた可能性が極めて濃くなっている」と
話している場面がテレビで放映されてましたね。その国会議員とは今現在、次の総裁候補No.1の方。
この方はヒューザーの小嶋社長とも関係があると指摘されて慌てていたね。
okiさんは週刊誌にも目を通されるようですから、読まれての感想など聞きたいな。

投稿: やいっち | 2006/01/31 12:51

ポストは後追い記事を載せてますね。
ヨミウリウィークリーもプロ野球参入の50億円を問題にしています。この数字が「軸」だと。
思うに軽犯罪法でしょっ引いて大きな事件に迫るやり方とそっくりですね。
「風説の流布」なんてそんなもので終わるわけがない、これは糸口に過ぎない。
これからどこまで発展するかー。
しかし「アエラ」によると「村上さんは大丈夫か」という質問に、彼は跡に残るメールを決して使わないから大丈夫とか。
メールをやたらと使ったのが堀江さんの誤算かといったところ。

投稿: oki | 2006/01/31 22:39

テレビでのワイドショーなどの報道と、週刊誌の報道、新聞の報道との乖離がこれほどだとは。テレビでは政治家の果たした役割はほとんど伝えられないね。
こんなものなのか。
どうも、まだまだ序盤戦のような気がする。
いよいよ政局も波乱含みかな。

投稿: やいっち | 2006/02/01 01:49

週刊ポストの他殺説は明らかにがせねたですね。
野口さんの部屋は完全な密室状態でやはり自殺でしょう。
週刊現代によるとこの事件はそんなに発展しないとか。
すでに手打ちが行われており、証券取引法違反以上の発展はないとか。
そもそもライヴドアは強制捜査に備えてメールを相当消去したはず。
消去したメールを復元できるかが問題になりますが、東京地検はいささか捜査を早めすぎたようですね。

投稿: oki | 2006/02/04 11:50

okiさん、やはり事件は一部の跳ね返りたちの世相を示すものとして片付けられていくようですね。堀江氏の考えも聞けないし、既にライブドア(の旧経営陣)のみ悪者で封印されていく。政治家や闇社会は不問。いつもどおりの構図ですね。
堀江氏を持ち上げた首相や幹事長ら3人組みも一安心でしょう。

投稿: やいっち | 2006/02/04 13:11

依然として今週も「雪祭り」へのアクセスが多い(一週間で180回以上)。
「猫柳(ねこやなぎ)」「火鉢」「すいません…すみません」が60回以上。
最近書いた記事も、このようにネット検索に引っかかって参照されるようになるのかな。

投稿: やいっち | 2006/02/06 06:11

ホリエモンへの脅迫文- http://otd9.jbbs.livedoor.jp/917330/bbs_plain?base=581&range=1
> webブラウザOperaの日本販売権をライブドアに強引に(感想を言えば「詐欺同然」の「エゲツない」やり方で)買われてしまい、サポートは切れるはまともなユーザーの引継ぎもないわでほとほと参ってる私ですが、
> 今度はこの掲示板サービスの運営権が問題のライブドアにまたしても買われたらしいです。
>
> ロクにサポートやサービスも運営できないのに無責任になんでもかんでも片端から買わないで!
> (Eudraしかり、Operaしかり。)
> ユーザーの迷惑だよ・・・。ユーザーはサービスに代価を払ってるんでホリエモンの懐を豊かにするための貢物を払ってるんじゃないんだよ…。
> その上掲示板のURLが変わるだと?フザケるな!!
>
> こうなるとわかってりゃ契約更新しないでよそに移ってたのに…払い込んだ直後だから一年近く残ってるよ…。移転先探さなきゃなぁ。
> いっそNerimadorsでWikiでも動かさせてもらおうかしら…。
>
> しかし、こういう行為を積み重ねられた結果としてライブドアは現在MyワーストITベンチャー企業として印象付けられていくわけではある。変わってよくなるならいいけど、サービス悪くなるのに変更コストだけは払わされるんだからかなわん。

----おまけ・サンテレビへの脅迫文・最終版
SUNTVに日曜13時・ドラマを再放送されると計画勃発。テレビ東京2003年4~5月[木]12:30の枠とSATV2004年8月2日9:55伊豆大島殺人ツアーを放送したのを受け計画浮上
ドラマ放送後・罰ゲーム内容
2005年7/11「首都高速7号変死事件」放送され、テレビ東京の社員1名殺害
7/18「すれ違った女」放送され、日記BBS空論亭の文章を手紙で東京新聞に送る
11/20・13時「東名高速殺人行」放送され、神戸隆行/椎路ちひろ をそれぞれ 東名高速殺人神戸隆行 と名前変更
12/4「伊豆大島殺人ツアー」放送され、静岡SATV/テレビ朝日/山陰放送などに恐怖の殺人予告の手紙送る
12/11「九州航路の謎」放送され、共同通信へ自殺の手紙送る
12/25「恐怖の中央高速」放送され、"尼崎のJR西日本の電車事故"配慮を無視され暴走バスに消えた強盗殺人犯を共感しコミケなどのイベントで暴走殺害&「都営バス」バスジャック計画図ります。
"鉄道ジャーナルBUSコーナー"2006年1月号以降に掲載されてるバスを襲撃する。誰か"悪戯電話"募集!
最終予想2006年1月15日13時「パスポートの秘密」放送受け、犯された女"としみず"殺害決行します。
としみず http://www.nakoruru.dtdns.net/bbs
おまけ http://www.nakoruru.dtdns.net/photo5/050319kizakiko/ki01s.jpg
パーフェクト達成しコミケット70で放火して自殺します。

参考リンク「やまひろ交通局」 http://www.yamahiro.net/cm69_1.htm
日記 http://plaza.rakuten.co.jp/Coulomb/ 「着道楽」 http://www.nerimadors.or.jp/~chihiro/
勤務先 「九州システム情報技術研究所」 早良区百道浜2丁目1番22号
サンテレビジョン http://www.sun-tv.co.jp/

投稿: 東名高速殺人神戸隆行@大宰府 | 2006/02/10 14:26

本文末尾に追記しました。
自殺したとされる野口英昭氏の奥さんの胸中や見解を示す往復書簡を案内しています。

投稿: やいっち | 2006/02/15 12:07

「サイバッチ」というメールマガジンが「きっこ」の正体に迫っています。
「きっこ」はプロのジャーナリズムの集団だと。
「きっこ」は確かにいろいろな「スクープ」をものにしています、しかし情報操作めいたこともしているのも事実ですね。
ヘアメイクなどではなく、プロのジャーナリストなら意図的に情報を操作して世論の流れを作るのも簡単でしょう。

投稿: oki | 2006/02/15 13:01

oki さん、さすが情報通ですね。こうした事件というのは、最後は情報操作力がモノを言う。マスコミの方は、野口さんの奥さんへの取材はどうしているんだろう。断られているのか、控えているのか。普通の事件だったら、必ずしつこいほどに関係者(まして当事者の奥さん)に取材合戦するのに、不思議だ。

投稿: やいっち | 2006/02/15 19:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アクセスいろいろ:

» 「池に落ちた犬は叩け」サンデージャポン, あまりに無頓着なマスコミ [流転: Return to Forever]
「サンデージャポン」2006.01.29 に出演したD氏が,ホリエモンが以前取材を受けた際に「これはオフレコです」と断ってカメラに収められた会話をその断りの部分も含めて堂々と放映されていたことについて下記のように語っている。 賛否両論はあるが、合州国などにおいて証....... [続きを読む]

受信: 2006/01/30 02:04

» きっこ「その後の往復書簡」より [【マスメディアが民衆を裏切る、12の方法】]
▼「「きっこ」からのメール」に続き、既に大半の読者がご存じだと思うが、「きっこの日記」には「野口英昭の妻」からのメールも紹介された(2月12日)。 しかし、トリノ・オリンピック報道ですっかり霞んでしまった。 前回と同じ体裁で、「その後の往復書簡」から紹介しておきたい。... [続きを読む]

受信: 2006/02/22 10:44

« 『知られざる日本 山村の語る歴史世界』感想 | トップページ | 削除記事 »