誤変換とダジャレと
昨日、テレビで誤変換の話が話題に。例の一つが「規制中で渋滞」と「寄生虫で重体」。このような事例は携帯やパソコンを使うと頻繁に経験する。誤変換とダジャレとの異同は如何。それは誤変換が機械任せなのに対し、ダジャレが多少は意図的な点。さらに誤変換が杓子定規(入力したカナ通り)だが、ダジャレは音韻でも語感的にも融通無碍なこと。話の脈絡に絡むことがダジャレの場合望ましい。「安部さー、元気」と「雨さ、天気」とを話の流れの中でうまく案配させる能力がダジャレ人には必要なのだ!少し大袈裟だけどね。大らかさも大切だし
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コメント
駄洒落については、数年前、若干の予備的な考察を試みたことがある:
http://homepage2.nifty.com/kunimi-yaichi/hobby/dajare.htm
投稿: やいっち | 2005/09/16 07:10
今日の新聞に誤変換大賞なるもの載ってましたね。
「海外に住み始め」が「貝が胃にすみ始め」とか。
ほかにも「五百円でおやつ買わないと」が「親使わないと」とか「正解はお金です」が「政界は」とかー。
若い人の漢字力も衰えますな。
投稿: oki | 2005/09/16 14:08
okiさん、コメント、ありがとう。
本文は携帯での投稿の形なので、意を尽くすことができない。
誤変換は、面白いとは思うけど、所詮は機械任せ、偶然が頼り。転換してみたら、意想外の変換候補が現れて、ビックリ、ということ。
それを面白がるのは、入り口としては結構だと思う。
でも、それは駄洒落の世界を楽しむ者には、ごくごく狭い領域に過ぎないことは肝に銘じていてほしい。
同じ音韻だけではなく、酷似する音韻を脳裏を巡らして割り出し、しかも、文章や話の脈絡に多少なりとも溶け込んでいる必要があるのだ。
「豚の細切れ、買ってきて」と母に言われた女子高生、忘れないようにと、「豚の小間切」とメモし、自分で肉屋へ行けばいいものを、弟に用事を任せ、そのメモを見せられた弟が、ご丁寧にも読み間違えて、「豚のこかんせつ、ください」って店で言ったとか。
投稿: やいっち | 2005/09/16 23:57