番外編
この無精庵徒然草には、日に350から450ほどの来訪がある。
来訪し、覗いて頂けることに感謝するばかりである。
ところで面白いのは、我がサイトを検索ワード(或いはフレーズ)でヒットされる方が半数以上あるということ。
ブックマークなどから、つまり、固定客として来てくれる方の割合がもっと多いと思っていたが、ブログの特徴なのだろうか、ネット検索の網に懸かる確率が高いのかもしれない。
参考に、我がサイトを検索ワードで覗かれる方の、キーワードを火曜日(八日)の例で示してみる:
検索ワード:
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検索フレーズ:
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ところで、火曜日はタクシーの営業だったのだが、その中で、ある受験生の方をお乗せした。最初にそのお母さんを乗せて駅まで。車内でお母さんが、ある地名と大学名を告げる。そこで受験が何とか(意味不明だった)。
その駅前にお母さんの娘さんが居られた。お母さんは、娘さんを自分の代わりに小生のタクシーに乗せる。
車内で分かったのは、娘さんが今日、これから某大学の受験に行くのだということ。時間的に余裕を持って出かけたのだということ。が、財布を忘れてしまい(電車賃もなく)、某地の大学へ電車で行こうにも行けなくなってしまったということ。そこで、お母さんに携帯電話で連絡し財布を持ってきてもらい、今、我がタクシーに乗っているのだということ。
小生が乗せた駅から受験する大学のある町までは、それなりの距離がある。乗せた時間は、折悪しく混み始めている時間帯。受験地までを二十分弱で行かないといけないという。
娘さんは車内で(恐らくは)大学の当局に電話している。もしかしたら、ギリギリかも、と。
これは小生の推測だが、通常の受験会場ではない、別室なら構わないという許可ないし、認可があったものと思われる。
急いで。そうはいっても、小生はドキドキしながら、懸命に、しかし、間違っても事故だけは起こさないよう慎重細心に運転し、受験地へ。とにかく混んでいる。信号に引っ掛かったりするのが辛い。
パトカーなど見かけたら、余程、合図して、乗り換えてもらうか、先導してもらおうか、などと弱気なことを思ったり。
小生は、そもそもプレッシャーに弱い。プレジャーは好きだが。両者は言葉は似ているが、内実は大違いである。
さて、会場の大学が目の前となる交差点に着いた。二分ほど遅れている。
彼女は、運転手さん、ありがとう、と言って降りて行かれた。
受験はどうだったのだろう。というか、受験させてもらったのだろうか。
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