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2004/12/09

鰤(ぶり)起こし

 富山県の氷見魚市場には、11月半ばから富山湾の冬の味覚である、ブリの水揚げが始まっている。尤も、既に10月から網に掛かりだしているが、活況を呈するのは、やはり、晩秋の11月も半ば過ぎということになるようだ。
 ブリについては、10月末の日記、「「秋霖」追記と冬の雷のこと」において、若干、触れている。
 当該の箇所を転記しておくと:

寒ブリというと、「ブリ街道」を思い起こすし、「氷見の寒ブリといえば、東京の築地市場でも高値で取引されるブランド品」だったりする。正月の帰省の折には、ブリの照り焼きや、天然ブリのお造りなどを食べるのが楽しみである。
 その寒ブリについて、冬の雷に関連付けると、「晩秋から初冬にかけて、富山湾では、雷鳴とともにシケに見舞われることがあります。これがブリの豊漁を告げる「ブリ起こし」です」となるわけである。
 富山で採れるブリには、養殖モノはない、すべてが天然もの、なのである。
 小生自身、「ブリ街道」は、「ノーベル街道」ということで、雑文「ノーベル街道をちょっとローカルに見る」を書いたことがある。
(転記終わり)


 文中にある、「ブリ起こし」は、晩秋から初冬にかけての北陸の雷(及び時化)を意味する。冬の季語でもある。鰤(ブリ)自体、冬(12月)の季語なのだ。
 その北陸で多い冬の雷のことも、同日の日記に書いてあるので、気が向いたら覗いてみて欲しい。

 冬の雷、寒ブリ、冬の漁、時化(シケ)、小生、冬の雷は幾度か見舞われたことがあるが、さすがに、ブリ漁をこの目で見たことはない。テレビでなら、冬場になると、必ずといっていいほど、ニュース番組に映像が流れる。
 この勇壮な映像は、富山だけのローカルな情報ではないようで、時に全国的にも流されるから、見たことのある人も多いのではなかろうか。
 
[今日のこの「無精庵徒然草」だが、プロバイダーのメンテナンスということで、今ごろになって、やっと書いているわけである。
 お知らせだと、「12/9(木)5:00-15:00 の約10時間、メンテナンスを行います (2004/12/08)」が、「2004/12/ 9(木) 10:00-18:00 の約8時間アクセス解析のメンテナンスを行います (2004/12/08)」となり、今度は、「メンテナンス終了時間を 17:00 から 20:00まで延長いたします。ご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。 (2004/12/09)」となっていた。
 かなり苦労しているようで、終了予定の時間が、午後の3時のはずが、6時になり、とうとう8時になった。
 仕方ないので、他のサイトにコラム「科学コンプレックス? それとも、科学カフェ」を書いたり、新たに「駄文・駄洒落・語源探索」の部屋を立ち上げたりしていた。]

 今日は、昨日、ラジオで聴いたアイク・ケベックの話題でも採り上げようと思っていたが、上記の事情で書く機会を逸してしまった。
 知る人は知っているなのだろうが、小生はテナー・サックス奏者アイク・ケベックの名前は、初耳である。ソウルやサンバ、ボサノバを独自に融合させた音楽のようだが、新鮮な感覚で聴くことができた。
 昨日は、リストか誰かクラシック音楽をも独特に料理して聴かせてくれた。
 参考のため、ネット検索で見つけた彼についての紹介を転記しておく:

1962年、テナー・サックス奏者アイク・ケベックには未来がほとんど残されていなかった。それを知ったアルフレッド・ライオン(プロデューサー)は1曲でも多くケベックの演奏を記録すべく、積極的にレコーディングを行なう。背景には治療費の援助という側面もあった。ちなみにケベックはブルーノートともっとも縁の深いミュージシャン、かつてはスカウトマンとしても貢献した。その年の10月、リーダーとして結果的に最後となるレコーディングが行なわれる。テーマはボサ・ノヴァとソウルの融合。ケベックの味わい深いサックス・ソロはケニー・バレルの参加によってさらに鋭い光沢を放つ。3か月後、アイク・ケベック、他界す。享年44。
(転記終わり)


 ブリ漁を炬燵で想い舌鼓
 鰤(ぶり)起こし吹雪きの橋の花火かな

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