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2004/10/08

朝の道:天高く皆恋ゆる秋

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 今日は体調が悪く、夜はずっとグッタリしていた。夜半前には今月二つ目の掌編を書こうと思っていたけれど、気力が湧かず、やめてしまった。情ない。
 どうも、夕方前に見た夢見が悪いようだ。どこか引き摺っているような気がする。
 
 こんな時は、ここに掲げた爽やかな絵や作者には申し訳ないけれど、駄句のオンパレードで、気分一新だ。

 まずは、水曜日の営業中に作った句や作品の数々を:

「天高く馬肥ゆる秋」をもじって、「天高く皆肥ゆる秋」。健康的に生きましょう。ダイエットなど気にせずに食欲を我慢などしないで。そんな意味、なのでしょうか。自分で作って、訳が分からないでいる。
 それとも、違う方向へもじって、「天高く皆恋ゆる秋」ってのは。いいね、恋する秋だ。小生も好きな人が今、いるけんね。もしかしたら、疲れ気味なのは、恋煩いのせい、まっさか?!

 ジョン・レノンのことが話題になっている。奥さんが残していたテープが一日限りで放送されていた。
 小生、レノンの「イマジン」が好き。でも、小生だと、「暇人」に聞えるのが悲しい時ー、だ。
 今に有名になって、「今人」になってやるー。

 水曜日にブルー・インパルスが横浜だったかの上空を飛び、秋の空に綺麗な飛行機雲を描いていたとか。
 小生のこと、飛行機雲と聞くと、即座に「屁ーこき雲」に聞えるから、情ない。
 天高く屁こき雲の爽やかさ、なんて、詠っても、ちっとも爽やかじゃないね。

 小生、数年前に、次のような標語を作った:

「天災は忘れた頃にやってくる。返済は忘れないでやってくる。」
 生活実感の篭ったしみじみとしたペーソス溢れる往年の傑作である。
 これをもじって…

 変態はいつもあなたを狙っている、なんてのは、どうだろう。
 どうだろうって、聞かれたほうも、困るだろうけど。
 別に、飛行機の編隊から変態を連想した訳ではありません。

 なんでもいいけど、今、外で、猫たちが、ギャーギャー、凄い。頑張っている最中なのか。小生も頑張らねば。でも、何を頑張ればいいのか。

 猫よ猫 少しは分別 弁えて

 さて、以下は、帰宅してからの駄句の数々である。方々のサイトの掲示板に書き散らしてきた。それぞれに、経緯(いきさつ)があるのだけど、句だけを列挙する。

 雪虫の ふわふわ舞って 冬便り
 ナマケモノ 我が世が来たかと 伸びをして
 夜半(やは)の秋 留守電の声 繰り返す
 雨煙(うえん)をも 睥睨するか 光搭
(光搭とは、東京タワーのことです。この句は、月曜日の夜半、雨が降る中、東京は綱の手引坂の頂上から右に降りる神明坂で見た、靄というか雨の煙に浮かび上がる東京タワーを見た印象を思い出して作った。)
 コーヒーを 恋しいと聞く 秋の宵
 金木犀 香りを吸って 咽ちゃった
(咽たのは、人じゃなくて、金木犀。なぜなら、都内の公園では、公衆便所の脇に金木犀が植えられている例が多いのだ。臭い隠しのために植えられているのかと、邪推したくなる)
 花の色は 移りにけりな 悪臭ゆえに
(上記の理由で、金木犀が悪臭を吸ったために、花の色が、本来は白なのに、橙色に変わったのではないか、と詠っただけの、意味のない句)
 かくあれと 幾星霜を 重ねしか
(「君のもと 風にゆらめく 小花あり」とか、「遠くより 君を眺めし 花もあり」などと、誰かさんが掲示板に書き込んでくれた句に応じて作ったもの)
 月影に 兵庫と続く テレビ好き
(月影兵庫! 懐かしいな。近衛十四郎の飄々とした雰囲気が好きだった。品川隆二も味を出していたね)

 掲示板に「明日のNHK「人間ドキュメント」で水俣の作家、石牟礼道子さんの鎮魂の能舞台が放送されるようです」と書き込んでくれた方がいる。この明日というのは、金曜日。小生は仕事だ。
 でも、お蔭で、あれこれ思い出した。
 石牟礼道子さんの『苦海浄土』 は読んだことがあるし、ユージン・スミスの水俣病写真集は手元にある。
 この写真集は、日米の混血である奥さんのアイリーン・スミスも協力したのです。    
 水俣の問題は、小生を社会問題に関心を向けさせた因縁の問題。富山も、イタイイタイ病がテレビなどで報道されていた。それまで漫画しか読まなかった小生、ほんの少しは社会派になったのだった。それが、やがて、哲学に移っていくのだけれど。

 今日(7日)は、「おわら風の盆」で、「花街の風情を残す墨田区向島の見番通りで23日、「おわら風の盆in向島が開かれる。」という、ちょっとした情報を入手したので、せっかくなので、その関連の情報を整理した雑文を書いた。そのうち、富山の部屋にアップしたい。
 尚、7日付けで、新しくリンクを一件、追加させてもらった。般若心経を扱った「美しい般若心経」というサイトで、小生には、やや高度な内容のサイトなのだが、先方様にはかたじけなくも、既にリンクして戴いており、恐縮しつつも、リンクさせてもらったのである。

 さて、掲載した絵は、keiさんが描いてくれたもの。
無精庵徒然草9月23日の日記」に掲げた写真を元に描いてくれたのです。
 こうした風景を眺めるのは、朝。前日からの営業が翌日の未明乃至早朝に終わり、事務手続きを追えてバイクで帰宅。バイクを止めている場所から我が邸宅までは歩いて五分。その間、トボトボと歩きながら、近所の花を愛でたり、いつもいるはずの白猫さんに挨拶したり、こうした風景を眺めたりして帰るのです。
 そういえば、その白猫さん、この数日、姿を見かけない。どうしたんだろう……。

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コメント

お体大丈夫ですか?お大事にして下さいね。
弥一さんの掲示板で健ちゃん、yokomokoさん
を知りました。時々hpに訪問しています。
実は私は時々写経や写仏を自己流でやってい
るのです。お二人のhpで勉強させて頂いて
おります。
色即是空

投稿: さくらえび | 2004/10/08 17:57

 さくらえびさん、コメント、ありがとう。
 ネットの輪の広がりに、少しでも役立てたのなら、実に嬉しい。
 小生も、般若心経のサイトへは折々、訪れているのですが、まだ、まるで般若心経を把握できていない、というか、入り口に行き会えないので、敷居が高いままなのです。
 どんなことを感じ取られたのか、伺えたらいいな。

 金木犀 漂う香り 人恋し この香(か)につられ 我と語らん  (さ)
          金木犀 風雨の後の 香り待つ (や)

 虫の声 吾よ吾よに 苦笑い 雨降らすよと 乱れ曇かな (さ)
 
          猫の声 挑発の声も 凄まじく (や)

投稿: 弥一 | 2004/10/09 15:05

いつも有難うございます。
「般若心経」に触れて感じ取った事は
肩の力を抜いて生活していいのだ!
頑張らなくていいのだ!
という事を感じました。
こう有るべきだとか、こう為すべきだ
というプレッシャーから解き放されて
生きて行くのに気がラクになります。
救われた気がしました。

投稿: さくらえび | 2004/10/11 13:37

 さくらえびさん、レスをありがとう。
「般若心経」を読んで、救われた気がしたというのは、素晴らしいことです。重苦しいプレッシャーを日々感じられてこられたからこそ、身軽さを覚える喜びは一入(ひとしお)なのだろうと思います。
 ところで、日記を読んだのですが、偶然に小生、驚いています。
 というのは、小生、今朝、「天の川幻想」という掌編を書いたのですが、その中に、遊園地とか、クルクル回るコーヒーカップの遊具が登場するのです。
 小生に、K君の念力が届いたのでしょうか。
 でも、観覧車は登場しなかった。登場していたら、もっといい作品になっていたのかも。

 

投稿: 弥一 | 2004/10/11 19:57

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