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2004/10/21

落雁のこと

tanu5959.jpg

◎ 表題を「落雁のこと」としたが、別にここで落雁についての薀蓄を語ろうというわけじゃない。なんとなく、落雁について雑文に仕立てたことがあったような気がしたが、どうやら、「最中のこと/和菓子のこと(多分、駄文)」のことを思い起こしていたようだ。
 その中では、最中や饅頭などのお菓子についてあれこれ語っている。和菓子にも触れているけれど、落雁に言及がない。
 我が富山に絡めた形での落雁については、「第5回 饅頭と落雁  ~富山の和菓子職人~ 陶  智子」に当たるのがいいようだ。
 突然、落雁が話題に出て、唐突の感があるかもしれないが、10月19日の「炉火恋し」の中で、お八つに食べたことが書いてある。掲示板に「お菓子が好きなのですか」と聞かれたりしたこと、落雁のことについて、興味を持ったこともあり、何かエッセイを綴ろうかと思ったが、情景のサイトが要を射ており、今回は駄文を綴るのは、断念した。 
 その代わり、落雁を巡る思い出を綴った(かのような)掌編を、たった今まで書いていた。
 人は、落雁を巡って、どんな物語を綴るだろうか。
 これで、今月は六個目。残るは二つを今月中に書けば、ノルマは達成だ。やれやれ。

◎ 掲示板にある人のメッセージを他のサイトで見かけたものを転記したが、ここにも、転記しておく:

 日本熊森協会(URLは下記です)からの呼びかけ。
☆奥山どんぐり運びを大展開します。
    都市のどんぐりを集めて送って下さい。

 兵庫県(熊森協会本部)、福井県(友会の協力)、富山県(会員の協力)、
 京都府(支部にて)、滋賀県(支部にて)で行います。

 ●兵庫県へは当会事務所までお送り下さい。
 〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町5-4-A棟-101 

 URL  http://hb6.seikyou.ne.jp/home/kumamori/

◎ 冒頭に飾った絵は、小生、tanuさんサイトで、連続して5900に引き続き、5959というキリ番を得てしまった、そのお礼。これまた、絵が欲しいばかりに、忙しいというのに、おねだりして、貰ってしまったもの。
 キリ番なんて、ただの数字じゃない、という発想法もありえる。そうかもしれない。実利とか実務とか現実とか、実際的な発想法をする人にとっては、キリ番に遊びや冗談にしろ、拘るなんて、ナンセンスということになるのか。
 でも、色即是空じゃないけれど、ただの数字に過ぎないとなったら、この世の全ては、所詮は、夢幻と消えていく儚い幻想に過ぎない。今日の苦しみも喜びも、明日になれば、消えていく。誰も自分と言う人間が居たこと、ここにあって、胸を焦がしていたことを覚えていてはくれない。
 そう、全ては消え去る。空しいもの。
 が、思うに、その空しいもの以外に、この世に何があるのだろう。袖擦り合う縁(えん、えにし)以外に何があるというのか。空即是色。コンピューターが発達して、この世の様の全てが情報へ還元されていく。情報が命の時代。
 その情報は、アナログではなく、デジタルの形式である。微細な単位で表現されるからデジタルなのかアナログなのか、人間には区別が付かない。デジタルでの映像なのに、アナログ風に画面が見えたりする。
 デジタル。数字。オンとオフ。黒と白。
 が、ある意味、この発想法は正しいように見えて、勘違いしているようにも思える。
 二つの点が白い画面上にあるだけで、人は何かしら意味を読み取ろうとする。その意味の切っ掛けはドット状態の点かもしれないが、意味として脳裏に刻まれ心の中で揺らめく何物かは、もう、別個の生き物なのではないか。
 二世代昔、ゲシュタルト(Gestalt=独語で「形態」)なるものが持て囃されたことがある。小生は、仮に形態を構成するものが個々の点(粒子)だったとしても、その点粒子には還元されない、一つ次元の違う世界が形態として創出されることを重視したい。
 話が大袈裟になったが、要は、色即是空、空即是色のその狭間で、人が生きていて、大切なのは、袖擦り合う縁(えにし)以外にないのだという、ただ、その一点にある。その縁さえ、たんに都会の片隅で擦れ違っただけじゃないか、そんなことに何の意味があると考えるのが、キリ番軽視派なのではないか、と、密かに思っている。別に主張する気など、毛頭にない。別に自分の主張が正しいとかどうとかではなく、キリ番も縁の一つなのだと思うだけなのである。

 前日は、小生が午年生まれということで、午(馬)に絡めて描いてくれたようだが、今回は、魚座ということで、魚に絡めて描いてくれたみたい。
 魚の気球に乗って、世界中をのんびり旅して回りたいね。
 以前、「俳人は かなかなかなと 鳴くのかな」という川柳をひねったことがあるが、「かなかなかな」というと、つい、「さかなかな」と続けてみたくなる。
 さて、俳人は、俳句で世界を詠い込むのだとしたら、お魚さんは、本当に川を海を巡っている。水という宇宙世界の旅の達人なのだ、ということで:

 世界漫遊 俳人よりも 魚に似合う
 旅人は 俳人よりも 魚かな
 擦れ違い?擦れ違うって 凄いかも

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