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2004/09/29

昨夜は十五夜

 今は、まだ、徹夜勤務明けの睡眠が十分に取れていないので、昨日からたった今に至るまでに作った句の数々を列挙するだけにさせてもらう:

 薄雲に笹舟流し消えゆくか 
 満月が団子に見えて涎落ち
 ----------------------------------------
 
(昨夜は薄雲を透かして、あるいは時に厚い雲の合間から満月が顔を覗かせていた。辛うじて、東京では十五夜の月を愛でることができたのだ。夜ともなると、ちょっと涼しさの域を超えている。だからだろうか、その薄雲が、薄手のセーターやマフラーなどに見えた)
 お月さん 雲の襟巻き 気持ちいい?

(画像掲示板に戴いた、蘭の花を思い起こしながら)
 蘭の花 妍(けん)を競って 咲き誇る
 蘭の花 気品香らせ 反り返る

(蘭に対抗できるのは、薔薇。じゃ、薔薇の紅は何に喩える?)
 薔薇よ薔薇 赤いけだしに 息を呑む
[参考:薔薇の花 赤いけだしの 幾重にも]

(コスモスの花の中に埋もれて蜜を吸うミツバチを見て)
 コスモスを 揺らし舞い飛ぶ ミツバチよ

 備長炭 恋の熾き火に なりにける
 夜明け前 雨の雫の 揺れやまず
 欄干を 伝い落ちての 秋の雨
 アスファルト 靴音響く 朝の道
 耳を打つ 雨垂れの音 果てしなく
 秋雨に 顔を洗っての 十五夜よ
 十五夜の 辛い別れを 映す月
 
 花野にて 終の棲家を 見つけけり
(この句は、ある句への尻取り句。但し、鈴木真砂女の「来てみれば花野の果ては海なりし」を脳裏に浮かべてもいる)

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

涙曇 満月隠し 水臭い

もっと素直になりましょか、、、。

投稿: さくらえび | 2004/09/30 00:58

 涙雨 心を洗う? 洗い流す!

 ああ、薄っぺらな心を持っていると、雨に洗われるはずが、洗い流されてしまう。情ないことです。
 さくらえびさん、コメントをありがとう!

投稿: 弥一 | 2004/09/30 04:08

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